副業で物販に挑戦したい!はじめ方は?メリットやデメリットも紹介

インターネットを活用した副業が人気を集めていますが、そのなかでも人気なのが物販です。オークションサイトやフリマアプリなどのプラットフォームも次々とリリースされ、気軽に物販を始められる仕組みも増えてきました。

しかし最初はどのように始めればよいのか、不安に思う人も多いのではないでしょうか。今回は物販の始め方やメリット・デメリットを解説します。稼ぐためのポイントにも触れているので、物販を始めたいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。

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副業でできる物販とは

物販とはその名の通り、物を仕入れて販売することです。フリマアプリなどのプラットフォームが増え、個人が気軽に物を販売できる仕組みができたことから、注目を集めています。本業の合間の隙間時間でも作業可能なことから、副業として物販に取り組む人が増えてきました。

転売と何が違うのか

物販と聞くと、転売と同じなのではと考える人も多いでしょう。確かに「物を仕入れて売る」点では同じです。しかし仕入れ先や売り方が異なります。

物販は卸サイトや卸業者から商品を仕入れたもの、もしくは自分で作ったものを実店舗やネットショップ上で商品を販売することです。

一方、転売は多くの場合、一般の顧客として小売店やネットショップから購入し、利益を上乗せした値段でフリマアプリやインターネットオークションを活用して販売します。仕入れて売るという意味では同じなので、転売は物販ビジネスの一種といえるでしょう。

しかし転売がたびたび問題になっているため、良いイメージを持っていない人も多いと思います。転売自体に違法性はありません。しかし商品を買い占め、不当に高額な利益を上乗せして販売する人がいるために問題となっています。

副業として物販を始めるための3ステップ

副業として物販を始めるための3ステップ

ここでは物販を始めるための3ステップを解説します。

  1. 出品する物を準備
  2. 出品する媒体を選ぶ
  3. 出品する

それぞれ具体的に解説します。

出品するものを準備

物販を始めるためには、まず売る物を準備しなければなりません。仕入れたものを販売したい人は、何を売りたいか決め、仕入れ先を探しましょう。個人が商品を卸売価格で購入できるサイトも増えています。フリーマーケットやリサイクルショップで、状態の良い中古品を仕入れるのも一つの方法です。

ものづくりが好きな人は、自分でアクセサリーや洋服などをつくるのもよいでしょう。自分オリジナルのブランド名やロゴを決めて、コンセプトに沿った商品をつくって販売するのも素敵ですよね。

出品する媒体を選ぶ

商品が用意できたら、出品する媒体を選びましょう。ポイントは自分が販売したい商品と相性の良い媒体を選ぶことです。例えば自分で作った作品を販売したいのであれば、オークションサイトよりも、ハンドメイド専門のサイトを利用したほうが売りやすいでしょう。なぜならユーザー側もハンドメイド作品が欲しいために、そのサイトを訪れている確率が高いからです。

女性向けの商品であれば、女性ユーザーが多いプラットフォームを使うのが良いですし、大量に同じ商品を仕入れて売りたいのであれば、モール型のAmazonなどを利用すると効率的に作業を進められます。

【媒体の種類】

フリマ型

・メルカリ
・ラクマ
PayPayフリマ

オークション型

・Yahoo!オークション(ヤフオク)
・楽天オークション

モール型

・Amazon
・楽天市場
・Yahoo!ショッピング

ハンドメイド型

・Creema(クリーマ)
・minne(ミンネ)

 

他にも多くの媒体があるので、探してみてください。それぞれに特徴があるので、自分の商品との相性を考えて決めましょう。

出品する

商品を準備し販売する媒体を決めたら、いよいよ出品です。媒体によって細かな違いはありますが、基本的には「販売者情報を登録」「商品画像の登録」「商品説明の登録」「値段設定」をして出品します。

多くの項目を設定しなければならないため、始めは面倒に感じるかもしれません。しかし売るためにはどの項目も重要なので、丁寧に設定しましょう。特にネット販売を活用する場合、ユーザーは商品を直接手に取れないため、商品画像と説明文で良し悪しを判断するしかありません。そのため画像と説明文次第で売れる確率が大幅に異なります。

値段設定も重要です。あまり相場からかけ離れた値段では売れませんし、逆に安すぎれば利益がほとんど残らず労力だけが増えることになります。値段は他の人の出品や、市場の相場価格をリサーチして慎重に決めましょう。

副業物販のメリット

副業物販のメリット

副業で物販することの主なメリットは次の3つです。

  • 少ない初期費用で始められる
  • 隙間時間をうまく活用して作業できる
  • 作業手順がシンプル

それぞれ具体的に解説します。

少ない初期費用で始められる

仕入れて販売すると聞くと、まとまった初期費用が必要だと考える人も多いかもしれません。しかし少ない費用で始めることも十分可能です。例えば家にある不用品の販売から始めれば、初期費用なく始められます。

仕入れ費用がない人は、まず家にある不用品を売って資金をつくり、徐々に仕入れする流れで始めるのもよいでしょう。アクセサリーを作って販売する場合は、材料代だけでできるので、数千円〜1万円程度から始められます。

隙間時間をうまく活用して作業できる

副業として選ばれる大きな理由の一つが「隙間時間を有効活用して作業できる」ことです。商品のリサーチ、仕入れ作業、出品作業、取引まですべてスマホ1台で完結できます。梱包も自宅でできますし、発送も宅配業者に集荷を頼めば自宅から出る必要もありません。

そのため忙しい会社員や子育て中の主婦、学生でも取り組めます。仕事中の休憩時間や、子供が寝たあとの少しの時間などを有効活用したい人に物販はおすすめです。

作業手順がシンプル

物販は「安く仕入れて高く売る」という非常にシンプルな仕組みです。イメージしやすいので、副業として取り組みやすいのも物販のメリットといえるでしょう。もちろん安定して稼ぐためにはいろいろリサーチや工夫が必要です。しかし実践を積むことでスキルが身に付き、大きく利益を増やしていけるでしょう。また「安く仕入れて高く売る」という考えは、ビジネスの基本ともいえる考えです。そのため物販を通して、ビジネスの知識も身に付けられるでしょう。物販を通してビジネスの基本を学ぶことで、別のビジネスを始めるきっかけにもなるかもしれません。

副業物販のデメリット

副業物販のデメリット

メリットがいろいろある物販ですが、デメリットもあります。主なデメリットは次の2つです。

・ライバルが多い
・在庫の保管場所に困る

それぞれ具体的に解説します。

ライバルが多い

シンプルな仕組み、かつ少ない初期費用で始められるため、多くの人が物販に挑戦しています。そのためライバルが多いなかで勝ち残っていくためには、売れる商品のリサーチや、売り方などに工夫が必要です。

スキルなく気軽に始められることが物販の魅力ですが、多くの人と同じ方法で商品を販売していては、残念ながら思うように売れないでしょう。物販で売上を上げるためのセミナーなども多数開催されているので、そのような場所に参加して学ぶのがおすすめです。最新の情報を仕入れて、自分の戦略に取り入れていきましょう。

在庫の保管場所に困る

物販は形ある商品を販売するため、始めに在庫を持つことになります。無在庫で販売する方法もありますが、仕組みが少し複雑なため上級者向けです。仕入れた商品がスムーズに売れればよいですが、うまくいかないこともあるでしょう。

ときには在庫を大量に抱えることもあるかもしれません。その場合は、保管場所に困ることになります。また保管場所が狭い場合は、大きくビジネス展開することは難しいかもしれません。

物販で稼ぐ3つのポイント

物販で稼ぐ3つのポイント

気軽に始められる物販ですが、それだけにライバルも多いため工夫が必要です。ここでは物販で稼ぐためのポイントを3つ解説します。

・売れる商品をリサーチして見極める
・仕入れのコストを抑える
・購入者目線になって考える

どれも当たり前のように思えますが、大切なことです。具体的に解説します。

売れる商品をリサーチし見極める

物販で稼ぐためには、ただ商品を仕入れるだけでは足りません。「売れる商品」を見つけて仕入れる必要があります。売れる商品は市場や流行によって変化しているので、常に最新情報をチェックしておくことが大切です。

例えば洋服を仕入れて売りたいのであれば、自分の好みだけで決めるのはリスクが高いでしょう。どのような色やデザインが流行っているのかリサーチし、市場に合わせた商品を見つけて仕入れることが大切です。

もしアクセサリーをつくって販売したいのであれば、どのような形や素材が流行っているのかをリサーチしてデザインに取り入れるとよいでしょう。またクリスマスなどのイベント時期によっても、売れるものは異なります。売れる商品は常に変化するため、人の目だけでは限界があるかもしれません。

そこでおすすめがツールの活用です。商品の売れ行き調査や、売れた際の利益計算など、ツールを活用すれば効率的に物販ができます。無料で使えるツールも多くあるので、活用してみてはいかがでしょうか。

仕入れのコストを抑える

仕入れコストを抑えることも、利益を増やすための大切なポイントです。仕入れコストが高ければ、多く売れても手元に残る利益は少なくなります。人気商品は多くのライバルも取り扱っているため、価格競争が起きて値段も下がりがちです。

少しでも利益を増やすために、仕入れコストを抑えられないか考えましょう。コンスタントに売れる商品だとわかっているものであれば、大量に仕入れるのも一つの方法です。業者によっては、大量に仕入れる代わりに安く売ってくれる場合もあります。他にも仕入れルートを見直したり、別の商品を検討したりして仕入れコスト削減を目指しましょう。

購入者目線になって考える

同じように売れる商品を出品しているにもかかわらず、売れる人と売れない人がいます。その違いはどこにあるのでしょうか。それは「購入者目線になっているかどうか」です。いくら売れる商品でも画像が暗くて見づらかったり、説明が雑だと購入者は不安になって買いません。

いろいろな角度から撮影した写真が複数枚あったり、商品状態について詳細な説明があったりすると、購入者も安心して購入できます。自分が商品購入を決める際に、どのような説明だったら買うかをイメージしてみてください。また対応によっても購入率が変わります。販売チャンスを逃すことのないように、常に購入者目線で取り組むことが大切です。

魅力的な商品説明や丁寧な対応を心がければ、あなたのショップファンができて安定した物販ができるようになるでしょう。

まとめ

副業で物販するメリットやデメリット、稼ぐポイントを解説しました。物販は「安く仕入れて高く売る」というシンプルなビジネスモデルで、少ない初期費用で始められることから、副業として挑戦する人が増えています。

隙間時間でできるので、本業が忙しい会社員や子育て中の主婦でも挑戦しやすいのがメリットです。一方ライバルも多いので、安定して稼ぐためには商品リサーチや売り方を工夫する必要があります。

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