M＆A総合研究所は激務？残業時間の実情と転職難易度についても解説
M＆A総合研究所って激務なのかな？
残業だらけでブラックだったら嫌だ…
M＆A総合研究所は自分に合う会社なのかな？
結論、M＆A総合研究所は激務ではない。
M＆A総合研究所は、徹底的な業務効率化を行い、社員が本当にやるべき仕事にのみ集中できる環境を整えている。
早く実情を知りたい方は「M＆A総合研究所は激務なのか実情を調査」をチェックしよう。
新卒3年で年収1,000万以上という口コミもあるため「M＆A仲介会社を志望しているが、長時間の残業や激務は避けたい」という方にぴったりだろう。
なおM&A総合研究所に転職するなら、サポート力に定評のある「JACリクルートメント」がおすすめだ。
本記事では、M＆A総合研究所の働き方の実態やどのような人が向いているか、転職する方法について紹介する。
本記事を読めば、M&A総合研究所について正しい知識が身につき、自分にピッタリな転職先が見つかるだろう。
激務と言われるM＆A総合研究所はどんな会社
M＆A総合研究所は、日本のM＆A仲介会社だ。
設立は2018年と新しい会社だが、成長スピードが速く2022年には東証グロース市場に上場。
現在は、日本M＆Aセンター・M＆Aキャピタルパートナーズといった大手M＆A仲介会社と肩を並べる存在となっている。
M＆A仲介会社とは？
会社を買いたい「買い手」と会社を売りたい「売り手」とをマッチングする業務。
買い手企業と売り手企業との間に入り、M＆Aを成功させるためのサポートを行う。
成約までのプロセスが多く、仕事量が膨大になりがちなため「M＆A仲介は激務」と言われる。
M＆A総合研究所は激務なのか実情を調査
激務といわれるM＆A総合研究所の実情について、以下4点のポイントで調査した。
- M＆A総合研究所の残業時間は月20〜40時間
- M&A総合研究所の残業が少ないのは業務効率化が要因
- M＆A総合研究所の有給休暇はいつでも取得可能
- M＆A総合研究所の社内の雰囲気はワークライフバランス重視
M＆A総合研究所の残業時間は月20〜40時間
M＆A総合研究所の残業時間は、月20〜40時間程度といわれている。
たとえば以下のような口コミが見られる。
調査中
一般的に、M＆A仲介業界では残業時間が月80〜100時間といわれているので、M＆A総合研究所は残業時間が少ない会社といえるだろう。
M&A総合研究所の残業が少ないのは業務効率化が要因
M＆A総合研究所の残業時間が少ないのは、徹底された業務効率化システムが構築されているためだ。
実際、次のような口コミも見られる。
調査中
力を入れたい業務に集中できるので、働きやすい環境が整っていると言えるだろう。
ダイヤモンド・オンラインの特集によれば、次のような効率化があるとのこと。
業務効率化の例
- 独自のデータベースとAI技術によるマッチング業務の時間短縮
- デジタル化による業務フローの改善
- オリジナルの稟議システム
- チャットボットの活用
- 営業日報の作成効率化
- 手紙の自動発送
上記のように徹底された効率化が図られているため、余計な雑務や作業がない。
M＆A総合研究所の有給休暇はいつでも取得可能
M＆A総合研究所は有給休暇がとりやすく、プライベートを大切にしたい方におすすめだ。
業務は自分でコントロールしやすく、案件の落ち着いているタイミングで自由に有給休暇を取得できる。
実際、次のような口コミも見られる。
調査中
有給休暇を積極的に取得する社員が多いため、有給休暇を申請しにくいということもない。
興味がある方は「JACリクルートメント」に登録して、M＆A総合研究所の求人を保有するヘッドハンターを見つけよう。
M＆A総合研究所の社内の雰囲気はワークライフバランス重視
M＆A総合研究所は、ワークライフバランスを重視した働き方ができる雰囲気だ。
社長である佐上氏は、エンジニア出身。
M＆A仲介業の非効率さや不透明さに課題を感じてM＆A総合研究所を創立したという背景もあり、「効率性」を重視した社風となっている。
不要な雑務や残業は好まれず、必要以上の残業をしない・させない風土がある。
M＆A総合研究所の年収は1,200万円以上
M＆A総合研究所の年収及びインセンティブ率について紹介する。
M＆A総合研究所の平均年収は1,200万〜2,800万以上
M＆A総合研究所の平均年収は、以下のとおりだ。
- M＆Aアドバイザー
・２年目以降：1,484万円
・３年目以降：2,815万円 - マッチング部門
・２年目以降：1,285万円
・３年目以降：1,463万円 - 営業部門全体
・２年目以降：1,441万円
・３年目以降：2,323万円
年収は2年目以降で約1,500万円で、他のM＆A仲介会社と比べても高めの水準となっている。
M＆A総合研究所のインセンティブ率は業界でも最高水準
M＆A仲介会社はインセンティブ率が高いことで有名だが、M＆A総合研究所のインセンティブ率は業界最高水準だ。
インセンティブは自身の成果に応じて支払われるため、実力次第で青天井に稼げる。
Xでは、次のような投稿も見られる。
【新卒3年以内に確実に1,000万を超える企業】
・日本M&Aセンター
・M&Aキャピタルパートナーズ
・ストライク
・M&A総合研究所※X（旧Twitter）より抜粋
自分の頑張りがわかりやすく報酬として評価されるのも魅力のひとつだ。
ただし稼げる企業ほど求人はすぐに埋まってしまうので、まずは担当アドバイザーに希望を伝えておき、すぐに連絡をもらえる体制を整えよう。
M＆A総合研究所に向いている人
M＆A総合研究所に向いている人は、以下のような人だ。
向上心がある人
M＆A総合研究所での仕事では、向上心が不可欠だ。
M＆A仲介の業務には、財務・会計・法務等の専門知識や情報収集が重要となる。
求められる知識水準が高いため、積極的に知識を蓄え、スキルアップをするための努力が必要とされる。
仕事のための自己研鑽が苦にならず、成長を楽しめる人こそM＆A総合研究所で活躍できるだろう。
行動力がある人
M＆A総合研究所では、行動力も求められる。
M＆A仲介の案件を獲得するためには、買い手や売り手となる企業の経営者に根気強く会い、話し合いを重ねるというフローが欠かせない。
予想できない様々な問題に直面する場面も少なくないため、力強く乗り越えるバイタリティーが必要になる。
経営者と会社の運命を大きく左右するM＆Aに関わる仕事だからこそ、熱意のある自発的な行動が重視される。
やりがいをもち、顧客のために行動したいという精神がある人にはピッタリな仕事だ。
求人を逃さないためにも、転職エージェントに登録してアドバイザーに希望を伝えておこう。
論理的思考ができる人
経営者にM＆Aの仲介を任せてもらうためには、論理的思考力も必要だ。
論理的思考力とは
- 事実と仮定の区別：事実に基づいて推論し、仮定に対して批判的に検討する力
- 明確な推論：一貫性と矛盾のない方法で思考を進める力
- 批判的分析：情報を批判的に分析し、客観的な判断を下す力
チームプレーが得意な人
M＆A総合研究所では、チームプレーも重視されている。
M＆A仲介業というと、成果主義で個人プレーのイメージを持つ人も多いだろう。
しかし実際には、個人プレーだけではなくチームで協業して行う業務も発生する。
M＆A総合研究所ではチームプレーを特に大切にしており、創業者である佐上社長も求める人材として『チームプレーができるかどうかを重視している』と語っている。
社員同士の関係性や繋がりを大切にしながら働きたい方に最適だろう。
M＆A総合研究所への転職が難しい3つの理由
M＆A総合研究所の転職難易度は高く、その理由は以下の3つだ。
応募者が多い
M＆A仲介業は人気の高い業界であるが、中でもM＆A総合研究所の人気はトップクラス。
応募者が多い理由は、以下の5つだ。
応募者が多い理由
- 2018年設立以降、業界最短の3年9か月で上場するという成長スピード
- AIやDX化を駆使した効率的な業務方法
- 完全成功報酬制のビジネススタイル
- 高いインセンティブ
- ワークライフバランスを重視した働き方
徹底的な業務効率化によって、1人あたりが担当できる案件も多く、短期間で幅広い経験を積める点も魅力だ。
そのため応募者が多く、選考を勝ち抜くのは簡単ではない。
採用枠が少ない
M＆A仲介業界トップといわれる日本M＆Aセンターが年間100名近い採用を行っているのに対し、M＆A総合研究所は年間数十名ほどの採用に限られている。
今後、採用数を増加させていく方針ではあるものの、2024年の採用人数は新卒含め80名程度のため、狭き門であることには変わりないだろう。
採用枠を逃さないためには、転職エージェントを活用して交渉してもらうのも一つの方法だ。
応募者のレベルが高い
M＆A総合研究所をはじめとしたM＆A仲介業は、応募者のレベルも高い。
応募者によくある前職
- 他のM＆A仲介会社
- 大手銀行
- 大手証券会社
- 総合商社
- 外資系コンサルティングファーム
上記のようなトップクラスの企業の中で、卓越した業績を残している人ばかりだ。
M＆A総合研究所に応募する際は、選考フローや求める人物像を細かく分析した上で選考に臨んだ方がいいだろう。
「自信がない」という人ほど転職エージェントを活用し、これまで転職に成功した人のノウハウを利用しよう。
M＆A総合研究所へ転職するための3つのコツ
M＆A総合研究所へ転職するために、下記のポイントをおさえておこう。
事前に十分に準備をしておけば、難易度の高いM＆A総合研究所の選考も有利に進められるだろう。
たった一度しかない選考のチャンスを無駄にしないためにも、ぜひ参考にしてほしい。
M＆A総合研究所が求める人物像を理解する
まずは、M＆A総合研究所が求める人物像を理解しておこう。
M＆A総合研究所が求める人物像は、以下の6つだ。
M＆A総合研究所が求める人物像の例
- 向上心がある
- 行動力がある
- 論理的思考能力がある
- チームプレーができる
- 熱意・バイタリティーがある
- 経営者と良好な関係を築けるような人柄である
このほか、平均年齢が29歳と比較的若い社員が多いため、年齢も20代〜30代前半までが採用されやすい。
求める人物像を参考にすれば、自分の何をどのようにアピールすれば評価されるかが見えてくるだろう。
M＆A総合研究所の採用フローや面接回数を把握する
M＆A総合研究所の採用フローや面接回数は、以下のとおりだ。
採用フローと面接回数
- 採用フロー：書類選考→面接→内定
- 面接回数：2～4回
作文やプレゼンテーションなどの選考はなく、書類選考と面接のみのシンプルな採用フローだ。
面接回数は2〜4回で、経験や面接での評価によって面接回数が変わる。
面接回数が少ない方が内定への確度は高いが、面接回数が4回でも内定が出ないわけではないので全力で挑んでほしい。
心配な方は、転職エージェントのアドバイザーに相談して、事前に練習を行おう。
「JACリクルートメント」なら複数の担当者で面接練習をしてもらえるので、多面的なフィードバックが得られる。
M＆A仲介業界に強い転職エージェントに相談する
M＆A総合研究所への転職を成功させるためには、業界や職種、企業についての知識や情報をどれだけ持っているかも重要である。
情報を得る一番効率的な方法は、M＆A仲介業界に強い転職エージェントを利用することだ。
M＆A仲介業界に強い転職エージェントを利用すると、以下のようなメリットがある。
M＆A業界に強い転職エージェントを利用するメリット
- 業界や企業の情報を得られる
- 知識豊富なキャリアアドバイザーのサポートを受けられる
- M＆A仲介業界への転職支援実績をもとにしたアドバイスを受けられる
M＆A仲介業界に強い転職エージェントは、M＆A仲介会社との繋がりも強い。
そのため、業界や企業についての情報が充実している。
転職エージェントのもつノウハウ
- 実際の働き方
- 社内の雰囲気
- 求めるスキルや人物像
- 評価されやすいアピール方法
実際にM＆A総合研究所の採用担当者と会っているキャリアアドバイザーと話をすれば、自分で業界や企業研究をするよりも圧倒的に早く、正確なイメージを掴めるだろう。
M＆A仲介業界について豊富な知識を持つキャリアアドバイザーの目線から経歴や実績を見てもらうことで、自分がM＆A総合研究所に合っているかどうかもわかる。
M＆A仲介業界に強い転職エージェント一覧
M＆A仲介業界に強い転職エージェントを厳選して3社紹介する。
転職エージェントは人によって合う・合わないがある。
できるだけ登録して「使いやすい」「相性がいい」と感じた転職エージェントで転職活動を進めるのがおすすめだ。
まとめ｜M＆A総合研究所は激務ではなく業務効率化でバランスよく働ける会社
M＆A総合研究所は徹底的な業務効率化によって、バランスよく働ける会社だ。
もう一度働き方を確認したい方は「M＆A総合研究所は激務なのか実情を調査」をチェックしてほしい。
またワークライフバランスだけでなく、仕事量や進め方を自分でコントロールできるのも魅力だ。
ただし、高収入で働きやすいため人気も高い。
求人枠が埋まる前にすぐ応募するためにも、転職エージェントを活用しよう。
おすすめのエージェントを確認したい方は「M＆A仲介業界に強い転職エージェント一覧」をチェックしてほしい。
迷っている時間がもったいない方は、サポート力に定評のある「JACリクルートメント」がおすすめだ。
M＆A総合研究所に関してよくあるQ&A
Q M＆A総合研究所に就職・転職するのに学歴は関係ありますか？
A 関係あると見ていいだろう。
M&A総合研究所では、大卒と大学院卒を募集しており、採用実績校を調べると一定以上の大学出身者が採用されやすいようだ。
なお採用実績校は下記のとおりだ。
- 青山学院大学
- 関西大学
- 関西学院大学
- 近畿大学
- 中央大学
- 筑波大学
- 東海大学
- 明治大学
- 立命館大学
※参考：マイナビ2025
ただし、中途採用の場合は学歴よりも実績が重視されることも多いため、出身大学にこだわらず選考にチャレンジしてみてほしい。
Q M＆A総合研究所に採用されるのはどんな業界の人ですか？
A M&A総合研究所で活躍している社員には、下記の業界出身者が多い。
- 他のM&A仲介会社
- 金融機関（銀行・証券・保険）
- 不動産
- 総合商社
- コンサルティング会社
※参考：M&A総合研究所 採用サイト
どの業界においても、優秀な実績を残している人材を積極的に採用している。
選考の際は、実績を十分にアピールするといいだろう。
Q M＆A総合研究所の社長はどんな人ですか？
A M&A総合研究所の社長は、IT系企業のエンジニア出身の佐上峻作氏だ。
「ITを駆使した効率的な会社作り」を重視しており、AIやデジタル化によって徹底的な業務効率化を行っている。
2022年には業界史上最速の設立3年9か月で上場した。