フリ―ランスのエンジニアの働き方の特徴について解説

フリーランスのエンジニアは、以下のような特徴があります。

特定の企業に就職しないエンジニア

エンジニアに限った話ではありませんが、フリーランスとは「特定の企業や組織に雇用されない働き方」のことです。

通常、「仕事をする」となれば、勤め先の上司からの指示に従って作業をこなすことをイメージすることが多いですが、フリーランスはこの点が大きく異なります。

フリーランスは「個人事業主」や「自由業」と呼ばれる働き方であり、クライアントと直接契約することで仕事をこなしているのです。

案件の獲得状況次第で高収入を目指せる

フリーランスのエンジニアは、案件の獲得状況次第では一般的な会社勤めのエンジニアよりも多くの収入を得られる可能性があります。

フリーランスという働き方は、自身で仕事を獲得する必要がありますので、一般的に不安定なイメージを持たれがちです。

しかし、逆に言えば「こなす仕事量に上限がない」ため、エンジニアのキャパシティやスキル等の条件次第ではありますが、多くの案件を受注して仕事をこなすことで多くの収入を得られます。

在宅型と常駐型がある

エンジニアの働き方には「在宅型」と「常駐型」があります。

これらは、どこでエンジニアとしての仕事をこなすかの違いです。

在宅型は自宅を中心に社外で、常駐型は契約相手の会社の中で仕事をこなします。

一般的に「フリーランス＝在宅仕事」というイメージが強いですが、エンジニアの場合は会社内でチームメンバーとコミュニケーションしながら仕事を進めることになる働き方があるのです。

「先輩エンジニアからの一言コメント」

エンジニアの仕事の中には、どうしても「特定の場所でなければできない仕事」もあるため、常に在宅型の仕事が選べるわけではありません。案件を受注するにあたっては、仕事場所が指定されているかどうかを確認することも重要です。

フリーランスのエンジニアは、仕事を自分自身の責任で獲得する必要があります。

具体的に、どういった方法で案件を受注できるのかについて解説します。

営業をかける

古典的な方法かもしれませんが「企業に直接営業をかける」という方法があります。

特に、エンジニアの人手不足に悩んでいるところであれば、営業の成果が出やすいかもしれません。

事前にポートフォリオや名刺をきちんと用意しておきましょう。

知り合いに紹介してもらう

人脈があれば、知り合いに仕事を紹介してもらうという方法もあります。

例えば「うちの会社はエンジニアが人手不足だ」とか「知り合いにエンジニアを探している人がいる」といった伝手により、仕事を受注するのです。

エンジニアという仕事は、特にフリーランスで活動するのであれば人脈は重要なので、エンジニアのコミュニティや勉強会に参加して知り合いを増やしておきましょう。

エージェントを利用する

直接的な人とのつながりを利用することができない場合には、「エージェント」を利用するのがおすすめです。

エージェントは登録したエンジニア会員のスキルや働き方の希望などの条件に合う案件を紹介してくれるサービスで、登録は無料ですが仲介手数料を払う必要があります。

エージェント側で審査済みのクライアントのみ紹介されるため、信頼度の高いクライアントから仕事を受注できる点が大きなメリットです。

クラウドソーシングを利用する

エージェントの他には「クラウドソーシング」を利用するのもおすすめです。

クラウドソーシングはエンジニアに限らずフリーランスや副業で働きたい人にとって利便性の高いサービスであり、さまざまなクライアントが仕事を依頼しています。

その中にはエンジニア向けの案件も多いので、ご自分のスキルなどの条件に合った案件を探しましょう。

場合によってはコンペ形式であったり、本契約の前に何らかのサンプルの提出を求められることもあります。

「先輩エンジニアからの一言コメント」

エンジニアに限らず、フリーランスの仕事で重要なのは「実績」です。まずは報酬などの条件が多少なり合わなくても可能な限り多くの案件を受注して実績を重ねることが重要になります。実績を重ねれば、それが「信用」となり、より多くの仕事の中から好きな仕事を選べるようになるでしょう。

フリーランスのエンジニアは、働き方次第では多くの収入を得られる可能性がある点は魅力です。

とはいえ、すべてのフリーランスエンジニアが高収入を得られているわけではなく、努力が欠かせないことは言うまでもありません。

人脈やウェブサービスを活用して実績を重ねて、やりがいのある仕事をこなせるように頑張りましょう。