職場に通勤しなくても仕事ができる在宅ワークは、時間や場所に縛られることなくライフワークバランスを保つことができるので、年々注目度が上がっている人気の働き方です。
在宅でできる仕事が増えているので、多くの職種が存在しますが、実際に人気があるのはどんな仕事なのでしょうか?また、人気の仕事にはどんな理由があって注目されているのでしょうか?メリット、デメリットと併せてご紹介します。
在宅ワークで人気のある仕事をご紹介!
在宅ワークは職種ごとに人気が偏っている
在宅ワークの職種はたくさんありますが、職種ごとに人気偏っているのが現状です。
人気の職種を見ると、仕事の需要があり、案件の多い職種が人気の理由のようですが、その他にもパソコンなど仕事に必要な道具がなくても手軽にスキマ時間にできるという理由もあるようです。
■ ライター
ライターとは「文章をつくる人」のことを指します。パソコンとWi-Fi環境さえあれば、クライアントとのやりとりもメールやチャットで行えるので、文章をつくることが好きな人にとっては、すぐに始められるうってつけの仕事とも言えます。
また、入稿の締め切りという期日はありますが、自由な時間に作業を行えることも人気の理由と言えるでしょう。
短文からでも始められる
ライターの仕事にはさまざまなジャンルがあります。コラムや、インタビュー記事など長文に及ぶものもありますが、実は短文の仕事も多いので、あまり負担のないものから始めるということも人気の理由と言えるでしょう。
近年ではFacebookやTwitterのようなSNSで使う短くインパクトのある文章を依頼するクライアントも増加しています。
経験を積めば単価が上がりやすい
ライターに限らず、どの仕事も経験がない場合、スタート時は報酬単価が低いものです。
しかし、ライターは実力に応じて単価高い案件を受けることもできます。経験を積むことにより、実績もできますし、スキルを磨くこともできます。
経験年数に関係なく実力次第で報酬を得ることができるという面も、ライターに挑戦したい!という気持ちにさせてくれるのかもしれません。
興味のあるテーマを選びやすい
ライターが手がける案件はさまざまなジャンルがありますが、自分の得意とするジャンルの案件を選ぶことができます。
「子育て」や「ファッション」「コスメ」など、興味のあるテーマを選べるので執筆がしやすく、積極的に自身の知識を活かすことで報酬を得ることができる点も、人気に秘密と言えます。
■ 内職
ひと昔前まで在宅ワークといえば「内職」でした。本来、内職とは在宅で仕事をすることを意味する言葉ではありますが、ここでご紹介する内職は、「手作業での仕事」を指しています。
「シール貼り」「カプセル詰め」「袋詰め」など、その他にもさまざまな仕事があります。昔から需要のある内職にはどのような魅力があり、変わらない人気があるのでしょうか。
パソコンなしで誰でも簡単にできる
在宅ワークの多くは、基本的にパソコンを使ってやりとりをするものですが、パソコンを持っていない人や使えない人もいます。
手作業で仕事をする内職は、パソコンが必要ないという点が人気のようです。また、簡単な作業で作れるものも多いので、すぐに始められるのも在宅ワークのハードルを下げてくれます。
スキマ時間を活用しやすい
内職は納品した数に応じて報酬が発生するスタイルが主流なようです。納期は決まっていますが、基本的にはスキマ時間に作業をコツコツ行えるので、自分の生活スタイルを重視した働き方ができる点が人気です。特別なスキルを必要としないものも多く、気軽に働きたいという人にはピッタリの仕事です。
なかなか稼げないという難点も…
内職の単価は1個納品で◯円という成果主義になる場合が多くみられます。作成するものによって単価が異なりますが、特別なスキルが必要ない分単価は低めなものが多いようです。スピードアップすれば、その分報酬アップも期待できますが、納品するものには丁寧な作業が求められます。作業に慣れるまでは、なかなか稼ぐことができないという難点もあります。
■ ハンドメイド
先ほどご紹介した内職と同じく「手作業の仕事」であるハンドメイドですが、こちらも同じく在宅ワークとして人気があります。
簡単な作業で大量に作ることが報酬になる内職と異なる点といえば、クオリティの高いものを作るということが求められている点です。どのようにして報酬を得ているのでしょうか。
趣味が仕事になる楽しさ!
アクセサリーや小物を作ることが趣味という人は多いものです。最近では、プロ並みの作品をネット上で見かけることもよくあります。
趣味のハンドメイド作品に需要があれば仕事にすることができます。好きなことを仕事にできるという楽しさが在宅ワークとして人気です。
フリマアプリなど活躍の場が広い
他の在宅ワークと異なる点は、クライアントから依頼よりも、自分自身でWebサイトを立ち上げたり、大手ショッピングサイトを利用したりという方法で販売利益をあげている人が多い点です。
最近では、フリマアプリを利用して簡単に自分のショップを開くことができるようになったこともあり、ハンドメイドの在宅ワークをしている人は増加しています。
自分のペースで進められる
在宅ワークは仕事時間が決まっていないため、自由な働き方をすることができますが、クライアントから依頼されている仕事の場合納期があり、期限内に納品する必要があります。
その点、ハンドメイドの仕事は自分の納得できる作品を自分のペースで作成することができるのです。誰かに「買いたい!」と思ってもらえる作品を作ることは大変なことですが、やりがいのある仕事だとも言えます。
■ アフィリエイト
「アフィリエイト」とはインターネット広告の仕組みのひとつです。ブログなどに広告サイトをつけておき、ブログ訪問者がそのサイトを開いたり、商品を購入した場合などに、ブログ主に報酬が支払われるという仕組みです。
手軽に始められる上に、特に手間がかからない点が人気です。
波に乗れば大きく稼げる!
お小遣い稼ぎ程度にアフィリエイトをやっている人も多いようですが、波に乗れば大きく稼ぐことができるところが人気の秘訣のようです。
実際にインターネットの広がりとともに、アフィリエイトを始める人も増加しており、高い利益率が魅力のようです。
SEOの知識がつく
SEOとは「検索エンジン最適化」の意味です。
検索エンジンはユーザーが検索しているワードに適したサイトを表示するシステムです。この検索エンジンに評価されやすいサイト作りをすることを「SEO」と言います。
検索された時に上位に表示されるということは、サイトが目につきやすくなり訪問者が増えることにつながるので、Webサイトを作る上では、とても重要な知識となります。
最初はなかなか利益にならないことも覚悟しよう
クライアントからの依頼を受けることで、すぐに報酬を得ることができる他の在宅ワークと異なり、最初はなかなか利益にならないということも覚悟しておきましょう。
アフィリエイトで報酬を得ているサイトは、クオリティの高いものばかりであり、最近では多くの企業サイトも参加しているのも現状です。
まとめ
在宅ワークで人気のある仕事は、専門的なスキルがなくても手軽に始めることができる仕事が目立ちます。いずれの場合も始めることは簡単であっても、報酬単価を上げるためには、そこからスキルを磨き実績を作ったり、仕事に慣れたりすることが大切なようです。
その他にも仕事の需要が高いものは人気があるようですが、重要なのは自分の能力を活かせる仕事を探すことではないでしょうか。在宅ワークは自分の趣味など好きなものを仕事にすることもできるので、自分にピッタリの在宅ワークを見つけてみましょう。