バイトは嫌!学生に向いている副業は?学生におすすめの副業9選

今、社会人のあいだでは空前の副業ブームが起きています。ネットの普及によって、現在ではパソコンがあれば時間・場所を問わずに仕事することが可能になりました。それに伴ってこれまで時間的に余裕が無かった人でも、手軽に副業を始められるようになったのです。

実は会社勤めの人達が取り組む副業の数々は、学生にとっても大いに魅力があります。従来のアルバイトの働き方に向いていなかった人でも、副業であればストレスなく収入を得られるかもしれません。

今回は学生におすすめの副業を紹介します。またアルバイトとの違いについても解説するので、そもそも副業とは何かが分からない人も、この記事を読めばきっとイメージが掴めるでしょう。

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学生にとってアルバイトと副業の違いとは?

学生にとってアルバイトと副業の違いとは?

副業は一般的に社会人が、本業とは別に取り組んでいる仕事に対して使われる言葉です。ですが現在は副業の形が多様化して、就業時間に縛られない成果報酬型の仕事が人気を集めるようになり、学生がこれらの仕事をする場合も副業と呼ばれるようになりました。

これまで学生がお金を稼ぐ手段といえば、アルバイトが一般的でした。ここでは従来のアルバイトと副業の違いを説明します。主な違いは以下の3つです。

  • 人間関係が不要
  • 固定給ではない
  • 時間や場所が固定されない

それぞれ具体的に見ていきましょう。

人間関係が不要

副業の多くは出勤の必要がなく、コミュニケーションもオンラインで完結するものがほとんどです。つまり仕事上での人との関わりが最小限で、ストレスが少ないことが特徴といえます。

アルバイトで仕事仲間や上司と関係を築くことも、立派な社会経験です。しかし内向的な性格が理由で、仕事の人間関係が負担になってしまう人もいるでしょう。人間関係に煩わされず働きたい人には、副業のスタイルがおすすめです。

さらに人間関係が不要とは、すべて自分で決められるということでもあります。通常のアルバイトであれば、店長や上司から仕事内容もやり方も細かく指示を受けるでしょう。しかし副業は何の仕事を請けるか、いつ作業するか、そしていつ辞めるかも自分の責任で決められます。

固定給ではない

副業の多くは成果報酬型です。アルバイトであれば、雇用契約で時間単価などの固定給をあらかじめ決めて働きますが、副業は案件ごとに報酬が決まります。

そのため収入が安定しやすいのはアルバイトです。毎月何時間働くかをシフトで調整すれば、はっきりと収入の予測が立てられます。一方の副業は、アルバイトと同じ時間作業して倍の収入を得ることもあれば、まったくお金が得られないこともあります。

ですが時間単価制のアルバイトは、どれだけ働いても結局は時間の切り売りにしかなりません。副業であれば戦略を立て、必要なスキルアップをすれば作業時間にかかわらず大きな収入を得ることも可能です。特に起業することに憧れている学生にとっては、副業は有益な経験になるでしょう。

時間や場所が固定されない

副業の多くは、働く時間も場所も自由です。ネット環境とパソコンがあれば作業できるので、柔軟に仕事のスケジュールを組めます。副業の種類によってはスマホで完結するので、通学の電車のなかでも作業可能です。

アルバイトで特に大変なのがシフトの調整でしょう。試験期間中にアルバイト先にお願いして休ませてもらったり、他の人が休んだときに突然シフトに入る場面も出てきます。しかし副業なら空いた時間を使ってお金を稼ぐことが可能です。学業との両立もしやすいでしょう。

また完全に自宅で作業できれば、学校の関係者に副業を知られることがないというメリットもあります。先生や友達にアルバイトしているところを見られたくない人にも、副業はおすすめです。

学生でも挑戦できる!おすすめの副業9選

学生で稼ぐ副業9選

次に学生でも稼げる副業を具体的に紹介します。おすすめは以下の9つです。

  • Webライター
  • Webデザイナー
  • 動画編集
  • 写真撮影・販売
  • スキル販売
  • 翻訳
  • プログラミング
  • ポイントサイト
  • 覆面調査

それぞれ詳しく解説します。

Webライター

文章を書くことが好きな学生におすすめなのがWebライターです。仕事内容は幅広く、ネット上の記事や広告のコピー、SNSに投稿する文章を書くこともあります。

Webライターは特別な資格やスキルが求められないので、学生でも十分に社会人と同じフィールドで活躍できます。クラウドソーシングサイトに登録して案件をこなしていけば、空き時間を利用して月数万円の収入を得られるでしょう。

学生にとってWebライターを副業に選ぶ大きなメリットが、文章力の向上につながることです。論理的な文章を書く力は学業にとっても有益で、より優れたレポートが書けるようになるでしょう。もちろん企業に就職してからも活かせるスキルです。また自身のブログを運営するようになれば、将来的に成果報酬型の広告収入を得られる可能性もあります。

Webデザイナー

スキルと知識があれば、学生でもWebデザインの副業が可能です。Webページのレイアウトをする仕事で、デザインの知識はもちろんのこと、コーディングなどのITスキルも求められます。

またWebデザイナーは競争率が高く、クラウドソーシングサイト上でも学生が仕事を獲得するのは簡単ではありません。本業でもWebデザインをしているプロのデザイナーが多く活躍している市場で、条件の良い案件はどうしても実績のあるデザイナーに集中します。

ですがWebデザインのスキルは社会に出てからも役立つので、学生のうちに習得しておいて損はありません。興味がある場合はスクールや本などで勉強してから、まずは手軽なスキル販売サイトなどに登録してみましょう。最初は報酬よりも実績を積むことを重視し、徐々にステップアップすることをおすすめします。

動画編集

趣味で動画をよく見る学生には、動画編集がおすすめです。YouTubeに投稿する動画を編集したり、ウェディングムービーを作成する仕事などがあります。

専門的で難しいイメージの動画編集ですが、実は独学でも十分にスキル習得が可能です。ブログやYouTubeで基本のカット・テロップ・効果音・BGM挿入のやり方さえ覚えれば、クラウドソーシングサイトですぐに案件に応募できるでしょう。使用するツールは基本的にパソコンと無料の動画編集ソフトで間に合いますし、簡単な仕事であればスマホアプリでも対応できます。

動画編集のスキルも今後ますます需要が高まると予想され、学生時代に副業を経験しておけば就職や転職で有利に働くでしょう。また編集スキルを極めれば、自身で作成した動画をYouTubeなどに投稿して広告収入を得られるようになるかもしれません。

写真撮影・販売

依頼された写真を撮影したり、自分の撮った写真を素材サイトで販売するのもおすすめです。カメラが好きな学生にとっては、楽しみながらお金を稼ぐ感覚をつかめるでしょう。

写真撮影の仕事と聞くと、まず本格的なカメラや機材が必要なイメージがあります。ですが現在ではスマホで撮った写真でも十分にお金を稼ぐことができるのです。もちろん仕事の種類によりますが、特に写真素材の販売サイトでは写真のクオリティはそこまで重要視されません。そのため会社員や主婦など多くの一般の人がスマホで撮った写真を投稿して収入を得ています。

また写真の販売はストック型副業に分類されることもポイントです。学生時代に沢山写真を登録しておけば、社会人になってもその写真の権利収入が入ってきます。本業の会社勤め以外にも収入源を確保しておけば、精神的にもゆとりが持てるでしょう。

スキル販売

ちょっとした特技をお金に換えられるのが、スキル販売のマッチングサイトです。企業・個人を問わず仕事をして欲しい人と、得意なことを生かして仕事したい人を結びつけるプラットフォームとなっています。

スキル販売サイトの魅力は、専門性の無いスキルでも手軽に出品できることです。スキル販売サイトには先ほど述べた動画編集、Webデザイン、写真撮影といったジャンルもありますが、恋愛相談やただ話し相手になるといったスキルを出品している人もいます。ニーズさえあれば、どんなスキルもお金に換えられるのです。

1件あたりの報酬額は低い傾向にあるので、毎月まとまった収入が必要な学生には不向きかもしれません。ですが例えばアイコン用写真撮影と恋愛相談のスキルを組み合わせて、マッチングアプリ対策のトータルアドバイスとして出品するなど、工夫次第で売上を伸ばすことは可能です。

翻訳

語学力のある学生には、翻訳や通訳も人気です。英語や中国語はもちろん、使いこなせる人が少ない東南アジアなどの言語も重宝されます。

翻訳を求められるものはさまざまで、簡単なSNSやメールから、論文、ニュース記事、ゲームアプリなど、いろいろな仕事があります。いずれも自宅でコツコツと進められるので、勉強するような感覚で取り組めるでしょう。また通訳の場合は本来現場に同行するものですが、現在はオンラインで自宅から参加できる仕事も多くあります。

翻訳は長い時間を要する作業ですが、学生ができる仕事としてはまとまった報酬を得やすいのが魅力です。TOEICで800点以上あれば時間単価で数千円を稼ぐことができますし、600点以上でも1文字1円程の単価が得られるでしょう。

プログラミング

学生であってもプログラミングのスキルがあれば、副業で社会人並みに稼ぐことも可能です。社会全体でデジタル化が進むなか、システムやアプリの開発・構築ができる人材は常にニーズがあります。

まずはクラウドソーシングサイトに登録して、細かな案件を受注していきましょう。サイト上で実績を積めば、徐々に報酬単価も上がっていきます。さらにクライアントから信頼を得られれば、直接契約して報酬の交渉も可能です。

プログラミングの副業の魅力は、その経験が社会に出てからも役立つことです。プログラミングの仕事の実績をアピールすれば、就職活動でも有利になります。もし現時点でプログラミングの知識や経験が無くても、スクールなどでスキルを身に付けておけば損は無いでしょう。

ポイントサイト

スキルや知識不要で手軽にできるのが、ポイントサイトです。サイト上の広告をクリックしたり、簡単なアンケートに答えるだけでポイントが貯まります。ポイントはそのまま買い物に使えたり、現金に換金もできてちょっとしたお小遣い稼ぎになるでしょう

作業1件あたりの報酬は低く、ポイントサイトだけで毎月1万円以上の収益を上げるのは大変です。授業やアルバイトの隙間時間に、ちょっと違ったことをやってみたい人向きの副業かもしれません。

しかしたまに1件あたり数千円の報酬が得られる案件が出ることもあります。その場合スマホで完結する通常のアンケートと違って、特定の会場に出向くケースがほとんどです。しかも大変な人気があって競争率も高くなります。ポイントサイトに取り組むなら、こうした案件を取り逃さないよう、こまめにチェックするようにしましょう。

覆面調査

最後に他の副業とはちょっと毛色が違う、覆面調査の副業を紹介します。一般客のふりをしてお店でサービスを受けモニターする仕事で、特別なスキルや知識は求められません。

覆面調査はお金を稼ぐというよりも、利用したサービスの代金が安くなるイメージです。飲食店であれば、お店で支払った食事代の何割かあるいは全額分のポイントが後で付与されます。金額にすればかなりお得ですが、先に食事代を支払わなくてはならないところはデメリットです。

一方で副業をきっかけとしていろいろなお店やサービスを利用できて、多様な体験ができるのは覆面調査の魅力です。またモニターの観点から世の中のさまざまなサービスを見る経験は、社会に出てからもきっと役立つでしょう。

まとめ

学生にとっての副業の魅力と、具体的に学生が取り組める副業について解説しました。働き方が多様化し、1つの会社に縛られないスタイルが一般的となった現代。さまざまな副業を経験すれば、自分のスキルや実績に自信を持つことができ、柔軟なキャリアプランが描けるでしょう。

さまざまな種類の副業があるので、自分の強みを生かせるものがきっと見つかります。アルバイトで稼ぐのが大変だと感じている人は、取り組めそうな副業を選んで一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。

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