在宅ワークなら全国どこでも働ける！

働き方改革の推進で注目される「テレワーク」「在宅ワーク」。

コロナ禍で出社控えが拡がり、テレワークを導入する企業もだんだんと増えてきました。

「テレワーク」や「在宅ワーク」「リモートワーク」は、文字通り出社せずオフィス以外の場所で働くことを指しますが、この働き方であれば、オフィスから離れた場所での勤務が可能なため、全国どこでも働ける、魅力的な働き方のひとつと言えます。

ふだんは自宅で仕事をし、月に1度の出社日には自宅から新幹線で通勤する。そんな勤務スタイルも夢ではありませんね。

では、本当に全国どこでも勤務可能なのでしょうか。

2020年11月に行われた株式会社パーソル総合研究所による企業のテレワーク実施状況の調査結果を見てみましょう。

在宅ワーク実施率が高い都道府県No.1は東京都

都道府県別の在宅ワーク実施率を見てみると、従業員の在宅ワーク実施率が最も高かったのは、45.8％で東京都でした。半分近くの企業が在宅ワークを導入していることになります。

テレワーク実施率は、全国平均で24.7％でしたから、ずいぶんと高いことがわかります。

続いて、神奈川、埼玉、千葉、大阪もランクイン

2位以下は、神奈川県、千葉県、大阪府、埼玉県です。

2位の神奈川県は34.9％。3位の千葉県は26.2％と、こちらも全国平均より高い水準です。4位の大阪府が24.4％、5位の埼玉県が24.0％と、全国平均より低いもののかなり近い数字となりました。

地方であればある程在宅ワーク実施率は低い

反対に、在宅ワーク実施率の低い県を見てみましょう。

42位秋田県・島根県（6.6％）、44位鳥取県（5.4％）、45位香川県（4.4％）、46位佐賀県（4.3％）、最後47位和歌山県（3.5％）と、かなり低い値となっています。

首都圏や大阪府などの大都市と比べ、地方では在宅ワークの導入が進んでいない現状が読み取れます。

首都圏、とくに東京都の企業では在宅ワーク実施率が高いですが、在宅で働く場合に東京都の企業を狙うおすすめポイントも見ていきましょう。

給料が高い

まず1つ目のメリットは、給与が高いことです。

月額現金給与の全国平均が32万円程度のところ、東京都は41万円を超え一番高く、また唯一40万円を超えている県です。

年収レベルでみれば、全国平均より100万円程度高いことになり、その差は歴然です。

求人数が多い

求職者数と、人材を求める企業数の相関を示す有効求人倍率を見てみましょう。

2021年1月度の有効求人倍率の全国値は、1.10倍。東京都は、1.23倍で、全国平均より高い水準です。

また、周辺の神奈川県、埼玉県、千葉県はいずれも1.0を下回り0.8倍程度のため、首都圏の中でもとくに東京都の求人数が多いと言えます。

対応できる職種が多い

東京都の場合、企業数も多く職種も多岐に渡ります。そのため、東京都内の企業に転職する際、現在の職種はもちろん、今までとは別の新たな職種にキャリアチェンジすることも可能でしょう。

これまで、在宅ワークを探すなら東京都内の企業がおすすめな点をご紹介してきました。

では、実際に東京都内の企業で在宅ワークOKの求人を探せる求人サイトを6つご紹介します。

リクルートエージェント

リクルートが運営する転職サイト。

各業界の採用事情に詳しいキャリアアドバイザーが転職活動をサポートしてくれます。

キャリアアドバイザーとの面談後、仕事選びの段階から情報提供が始まり、応募書類の添削や面接のアドバイス、面接の日程調整や企業との条件交渉など、求職者に伴走してアドバイスを行い、転職に必要な手続きを代行してくれるのが特徴です。

求人は多くが非公開で、その数は業界最大級の約10万件です。

パソナキャリア

株式会社パソナが運営する人材紹介サービスサイトです。

専任アドバイザーによる親身なキャリアカウンセリングが特徴で、一人ひとりに合った求人が紹介されます。

また、求人情報の提供のほか、応募書類の作成アドバイス、日程調整代行、面接対策なども行われます。

ワークポート

ワークポートは、2020年度上半期転職決定人数No.１の実績を誇る転職エージェントです。

業界・職種ごとに高い専門知識を持つコンサルタントと、自社開発したマッチングシステムの両方を用いて、転職先をマッチングするのが特徴です。

PARAFT

PARAFT（パラフト）は、「生きる」と「働く」をもっと楽しく。をコンセプトとした、ランサーズエージェンシー株式会社が運営する転職サイト。

働き方から仕事が選べ、自由な働き方を尊重する企業が多く掲載されているのが特徴です。

在宅派遣

在宅派遣は、はたらく場所に捉われず、在宅勤務可能な全国のお仕事を紹介する、株式会社キャスターが展開する新しい人材派遣サービスです。

株式会社キャスターは、従業員700名以上がフルリモート勤務している珍しい会社です。

在宅勤務でありながら、出社して働く場合の派遣と同程度の報酬が得られる求人情報が掲載されているのが特徴です。

Reworker

Reworkerは、在宅派遣を展開する株式会社キャスターが運営する求人サイト。

「リモートワーク」「副業OK」「フリーランス」「時短勤務」など、新しい働き方の求人だけを掲載しているのが特徴です。

子育てと仕事の両立、海外・田舎での暮らし、個々にあったライフスタイルの実現を目指しています。

リクナビNEXT

最初にご紹介した「リクルートエージェント」と同じリクルートが運営する転職サイト。

日本最大級の求人データベースを所有し、AIによるマッチングで求人情報が提供されるのが特徴です。

AIがプロフィールを分析しおすすめの企業を紹介してくれるレコメンド、お気に入りに登録した企業からのアプローチ、企業側がプロフィールを検索して応募を打診するオファーなどの機能があります。

エン転職

エン・ジャパン株式会社が運営する転職サイト。

日本最大級の転職情報数を誇り、エン転職の担当者が直接企業を取材し求人情報を作成しているのが特徴です。

取材者が見たやりがいや厳しさ、社員からの口コミなどが掲載されています。