出社しないでリモートで働くテレワークや在宅ワーク。
始めてみたいけど、私にできるか不安・・・。という人も多いでしょう。
在宅ワークに求められるパソコンスキルのレベルって高いのでしょうか。
今回は、スキルなしでも在宅ワークは始められるのか、見ていきたいと思います。
在宅ワークを始めたいけどスキルなし!どうしたら良い?
在宅ワークはスキルありが前提…?
在宅ワークを始めようと求人情報を検索してみると、いろいろと必要な条件やスキルが書かれています。そもそもスキルがあることが前提なのかというと、在宅で行う業務の内容によって、必要とされるスキルも様々で、そのレベルも異なってきます。
まずはじめに、業務の内容にかかわらず、在宅ワークに必要な基本的スキルを見ていきましょう。
在宅ワークの場合、その日のタスクを着々と進め納期までに仕上げていくことができるよう、スケジュール調整や時間管理もすべて自分自身で行う必要があります。上司や同僚に進捗を報告し、必要ならヘルプを早めに出すことも重要です。
他人の目がないため、ついつい休憩が長くなったり、仕事とは関係ない趣味のものが目に入ることで、在宅ワークは集中力が途切れがちです。自宅でも誘惑に負けずに業務に集中し、納期までにタスクを終わらせられるよう、自己管理能力を身につけておきましょう。
次に、必要最低限なPCスキルを見ていきましょう。
まずは、インターネットを活用して相手とコミュニケーションをとれること。この場合は、メールやチャット、オンライン会議を活用することができる、ということですね。
次に、データを納品することができる。これは、相手が求めるファイル形式で成果物を納品するということですが、指定のファイル形式に対応できるアプリケーションが扱えることが条件となります。これらのスキルは、在宅ワークの場合には職種にかかわらず求められるため、ここでつまずいてしまう場合には、在宅ワークは難しいかもしれません。
スキルなしでも始めやすい在宅ワーク
自己管理能力や基本的なPCスキルは職種に関係なく必要ですが、これらの基本的スキルさえあれば、ほかに特別な専門知識やスキルがなくても始められる在宅ワークはあるのでしょうか。
初めて在宅ワークにチャレンジする方はぜひチェックしてみてください。
内職
まずは昔よく耳にしていた「内職」。自宅で作業をするので内職も在宅ワークも同じように思いますが、厳密に言うと内職は在宅ワークとは違います。
在宅ワークをするSOHOやフリーランスなどの個人事業主には、法律がなくガイドラインのみで、労働環境や業務上のトラブルは自己責任で管理することになります。
一方、内職は、「委託を受けて、物品の製造または加工等に従事する者」と定義され、家内労働法に基づき労働環境などが守られています。個人事業主の報酬にあたる工賃の支払も1か月以内と定められています。
内職の仕事は、商品や製品などを手作業で組み立てたり、宛名を書くような仕事が多く、例えば、商品のタグ付けや郵送物のシール貼りなどがあります。このような仕事は特別なスキルを必要としないため、初めて自宅で仕事をする場合には始めやすいでしょう。
内職を始めたいと思ったら、自治体の相談窓口へ相談すると、内職の仕事を斡旋する委託者を紹介してもらえます。この委託者は、毎年労働基準局に委託状況届を提出するなど、法律に則って活動しているので安心です。
データ入力
次に挙げるのは、入力作業です。
紙に書かれたアンケート回答を設問ごとにExcelに入力したり、病院や大学の情報を抜き出してリスト化したり、入力と言ってもその中身はいろいろあります。自身のタイピングスキルやパソコンの操作スキルに応じて選んでみるとよいでしょう。
営業メールの送信代行
決められた文章の一部を変更して、複数の企業に営業メールを送信するお仕事です。
数百件など一定の送信件数が必要ですが、入力とメール送信ができればよいので、始めやすいでしょう。
ポイントサイト
ポイントサイトやアンケートサイトでのお小遣い稼ぎなら、一度はやってみたことのある人もいるかもしれません。
ポイントサイトとは、広告を視聴するなどの決められた条件をクリアするとポイントが付与され、そのポイントを金券や商品と交換できるサイトです。パソコンだけではなく、スマートフォンから参加できることも多く、すき間時間にお小遣い稼ぎができるのが魅力です。
アンケートモニター
アンケートモニターとは、さきほどのポイントサイトと似ていて、企業やメディアからのアンケート調査に回答すると、ポイントやプレゼントがもらえるというものです。
モニターとして登録しておくと、自分の年齢や家族構成などの条件にあったアンケート調査に参加することができます。調査結果は、企業の商品開発や研究機関の研究に活かされます。
こちらもすき間時間に参加することができ、お小遣い稼ぎや副業として人気です。
覆面調査
覆面調査とは、指示されたお店に行き、調査員であることを隠した上で、お店のサービスを利用し評価をすることです。
例えば指示されたレストランへ行って、決められたいくつかの項目をチェックします。清掃は行き届いていたか、電球は切れていなかったか、店員は挨拶できていたか、料理の見た目はメニューどおりか、などをチェックし、レポートを提出します。レポート作成、提出は在宅で行えますが、お店などに出向く必要があります。
簡単なライティング
ライティングとはその名のとおり文章を書くお仕事です。
指定されたジャンルやテーマに沿って、決められたキーワードを入れ込みながらコラムなどの文章を書いていきます。
簡単な内容の文章であれば、とくに高いスキルや実務経験がなくても始められるでしょう。
テープ起こし
テープ起こし・文字起こしとは、録音された音声を聞きながら、その内容を文字化するお仕事です。テープ起こしと言っても、最近ではテープではなくICレコーダーなどで録音したデジタルデータを再生しながら、パソコンで入力していきます。
起こす内容はさまざまで、インタビューなどの対談や、動画(映像)から字幕用の文字を起こすことも多くなってきました。
ECサイトの商品管理
「ECサイトの商品管理」と聞くと難しそうとイメージされるかもしれませんが、今までご紹介したお仕事同様、パソコンで入力作業をするお仕事です。
通販サイトに登録する商品の情報を、専用のアプリケーションの決められたフォームに入力し、登録していきます。登録する情報は、商品名や価格、サイズ、詳しい商品の紹介文などがありますが、どれもキーボードで入力していくだけなので、比較的簡単に始められるでしょう。
在宅コールセンター
自宅にいながらコールセンターのオペレーターとして働けるのが在宅コールセンターです。
今までご紹介したものはどれもパソコンで入力することがメインでしたが、コールセンターのお仕事は、電話が中心です。ただし、お客様からのお問い合わせ内容を記録したり、回答をデータベースから検索したりする必要があるため、基本的なPCスキルは必要でしょう。
電話の内容は、お客様のトラブルを解決したり、営業推進の架電をしたり、さまざまあるため、応募の際は事前に業務内容を確認するようにしましょう。
仕事はどうやって見つけるの?
特別なスキルがなくても、基本的なPC操作ができれば在宅ワークを始められそうです。
では、このような在宅ワークの求人はどうやって探せばよいのか、見ていきましょう。
クラウドソーシングサイトが便利!
まずは、クラウドソーシングサイトを使ってみましょう。
クラウドソーシングサイトは、クラウドワークスやランサーズ、ママワークスなどが有名です。まず会員登録をして、希望の職種やこれまでの実務経験、PCスキルなどを登録します。募集をしている企業からスカウトが来たり、こちらから希望の求人にアプローチすることもできます。
スキルマーケットもおススメ
スキルマーケットとは、インターネット上のフリーマーケットで、モノだけでなく、自分のスキル・特技や得意を販売できるサイトです。
ココナラ、TIME TICKET、ビザスクなどが有名です。自分のスキルや知識を出品者としてマーケットに出品すると、そのサービスを買いたい購入者とマッチングしてくれます。
初めての相手と直接やりとりすることなく、スキルマーケットを通して支払いも完結できるので安心です。
スキルなしで在宅ワークをする時の注意点
初心者OKの在宅ワークを見つけても、急いで飛びつかないで!
在宅ワークを始めるときの注意点をしっかりチェックしておきましょう。
詐欺に注意!
年々在宅ワークの求人も増えていますが、在宅ワークを始めようと思っている人を狙った詐欺も増加傾向にあります。
未経験でも高収入、特別なスキルがなくても月〇万円以上稼げます!といった条件の良すぎる求人には注意が必要です。また、資料請求や講座の受講が前提の求人も、登録料や研修費用などの名目で、逆にこちらが費用を請求される場合がありますので、気をつけましょう。
自分のキャパシティーを知ってコツコツと
在宅ワークが初めての場合、たくさん収入がほしいあまりに、作業量を多くしてしまったり、経験がないのに良く知らない仕事を請け負ってしまうことがあります。
結果的に納期に間に合わなかったり、まったく仕事の内容がわからずミスばかりなどのトラブルにもなりかねません。自身の能力に見合った業務を請け負うようにしましょう。
在宅ワークに必要な自己管理力と基本的なPCスキルがあれば、未経験でも可能な在宅ワークはたくさんあります。
やったことがないからと躊躇せず、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
「リモートワーク」興味はあるけど、ホントはイマイチ良くわかっていないんです…
実際に、弊社「アイドマ・ホールディングス」の事例も踏まえながら、
リモートワーク市場の今後についても見解をお伝えいたします。
・未経験だけど在宅で仕事がしたい
・在宅ワークに興味があるけど、どんな仕事があるのか分からない
・そもそも未経験から在宅ワークが可能なのか
・在宅ワーカーに必要な条件は何か(労働環境、職歴など)
・本当に会社に行く必要がないのか などなど。
このようなちょっとした「?」を丁寧にご説明させていただきます。
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