なぜエンジニアになりたいのか、を面接で聞かれた際のNG回答

採用試験ではほぼ確実に「なぜ、この仕事に就きたいと思ったのか?」という質問は投げかけられます。
ITエンジニアの就職活動においても必ず対策しておくべき質問であり、ここでNG回答をしてしまうと希望する就職先の試験に通ることが難しくなるでしょう。
そこで、「なぜITエンジニアになりたいのか」という質問に対するNG回答の例について解説します。

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面接で避けるべき回答

ITエンジニアとしての就職試験で「なぜITエンジニアになりたいのか?」という質問をされた場合に、避けるべき回答の仕方について解説します。

 

なんとなくは絶対NG

ないとは思いますが、この質問に対して曖昧な回答しかできない状態は絶対に避けてください。

どんな職種であれ、なりたい理由が曖昧な人を採用したいと思う会社はないでしょう。

志望動機が曖昧だと判断されれば「この人はやる気がない」「採用しても長続きしない」と判断されるため、ウソは良くありませんが必ず何らかの志望動機・なりたい理由を明確に説明できるようにしておいてください。

 

パソコンの知識・スキルはそれほど有力ではない

よく面接で「○○の知識・スキル・経験が活かせると思ったから」という内容を説明するケースがありますが、ITエンジニアの場合だと「パソコン関連のスキル」はそれほど強みにならないでしょう。

例えばタイピングが得意であるとアピールしても、タイピングはプログラミング関連のスキルであるとはいえ、ITエンジニアになることに対してそれほどポジティブな理由にはなりません。

それだけを全面に押し出しても担当者の心証を良くすることはできませんので、述べるならサブ的な立ち位置として説明するなど、主力としてアピールすることは避けておきましょう。

 

自分本位で会社への貢献をアピールしない

どれだけポジティブな内容であったとしても「自分本位な内容」ばかりに終始するようなことだけは絶対に避けてください。

熱意を感じられる内容であったとしても、その内容が「その就職先に貢献する結果になる」ことでなければ、担当者の心証をプラスに傾けることはできません。

やりたいこと・将来のビジョンは、雇用する側・される側がメリットを共有できる内容である必要があります。

 

「先輩エンジニアからの一言コメント」

ここで解説した内容は多くの職種の就職試験において共通する内容です。ITエンジニアは引く手あまたとはいえ、基本を守れないようでは就職は難しいことを念頭に置いておきましょう。

ITエンジニアの就職試験で面接に失敗しないためのテクニック

ITエンジニアとしてフリーランスという働き方はありますが、仕事の安定性や経験を積むという観点からはどこかの会社に所属したほうがITエンジニアとしてプラスに働くでしょう。

そのためには就職試験・採用面接において失敗は許されず、以下のポイントを押さえて臨むことをおすすめします。

 

事前準備はしっかりと行う

当たり前ですが、就職試験に何の準備もしないで臨むことだけは避けましょう。

どういった内容を聞かれるのか、どういった回答が好まれるのかといった傾向はネット上でも収集できます。

また、本番で緊張しないためにも、対人での面接練習はやっておいた方が良いでしょう。

どれだけ入念に準備できたかによって本番での応対レベルも変わってきますので、可能な限り準備に時間を費やしてしっかりと対策しておくことをおすすめします。

 

自身のスキルや経験をきちんと把握して説明できるようにする

面接ではさまざまな事を聞かれますが、ご自身のスキルや経験、プラスになるようなエピソードなどは事前にまとめておくことをおすすめします。

自分自身に関することでも、聞かれたら咄嗟に回答できなくなってしまうケースも珍しくありません。

これも事前準備に含まれることではありますが、一度ノートなどを使って書き起こしておくと、文章化できてスムーズな回答をしやすくなります。

 

エンジニアになりたい熱意をしっかり伝える

面接では「熱意・やる気」をアピールすることも重要です。

採用担当者は、どれだけ長く会社に貢献できる人材であるかを見ています。

具体的な利益はスキル等に依存するものではありますが、ITエンジニアという地道な仕事を長くこなしてもらうためには、その原動力となる熱意や情熱といった感情的な部分も重要なのです。

 

マナーは基本にして重要

当たり前のことではありますが、社会人としてのマナーはしっかりと守って採用試験に臨んでください。

意外だと感じる方もおられるのですが、ITエンジニアはパソコンの前だけが仕事場というわけではなく、クライアントや関係部署とのコミュニケーションも重要な仕事内容です。

特に社外の人間とのやりとりでマナー違反があれば、相手の心証を悪くしてしまい、仕事にも差し支えることになるでしょう。

マナーはITエンジニアとしてだけでなく社会人として基本的なことなので、その重要度をしっかりと理解して採用試験に臨んでください。

 

「先輩エンジニアからの一言コメント」

面接で話す内容は基本的にポジティブなことであることが望まれますが、ネガティブな内容から入ってポジティブな内容に着地するという手法もあります。ネガティブなエピソードも使い方次第で心証を良くする材料になり得るのです。

まとめ:面接対策をしっかりして希望する就職先を目指そう

ITエンジニアになるための就職試験では、NGになるような回答は避けて、プラスになるような内容に終始して採用担当者の心証を良くすることが重要です。

ご自身の強みを今一度自覚しなおし、面接でスムーズに回答できるようにしっかりと準備しておきましょう。

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