エンジニアとして就職したいと考える方は、さまざまな勉強をしなければなりません。
プログラミングや業界知識など、さまざまな勉強が必要ですが、その勉強方法にも種類があるのです。
そこで、エンジニアのなり方として、エンジニア向けの3種類の勉強方法の特徴について解説します。
エンジニアのなり方として、エンジニア向けの3種類の勉強方法の特徴について解説
書籍を購入して勉強する
1つ目の方法は「書籍を読む」ことです。
書籍のメリット
書籍を読んで勉強することのメリットには、1つ目に「場所を選ばず、好きなタイミング・ペースで勉強できる」ことが挙げられます。
本を読んでも問題ない場所であれば、好きなタイミングで勉強を始めることが可能です。
また、自分のペースで勉強できるため、過密スケジュールで心身の疲労を招くリスクも少ない点が挙げられます。
2つ目に「特定の分野に特化して勉強できる」ことです。
書籍ごとにテーマが異なるため、エンジニアとしての勉強で何を学びたいのかを明確にして、その内容について書かれた書籍を購入すれば手軽に特定の分野に特化した勉強に集中できます。
内容については、ネットでのレビューを参考にすると、表向きの参考情報だけではわからない情報も確認できます。
書籍のデメリット
書籍を読んで勉強することのデメリットには、1つ目に「不明な点を確認できない」ことが挙げられます。
スクールのように講師がいる場合、何かわからないことがあれば質問して解消することができますが、書籍での勉強の場合はそうもいきません。
不明な点は自分で調べて解決しなければならないのです。
2つ目に「挫折するリスクがある」ことです。
他の勉強方法でも挫折するリスクは相応にありますが、書籍での勉強の問題点として「仲間も先生もいない」ことが挙げられます。
また、購入する書籍の難易度を間違えてしまって、最初から難しい内容からスタートしてしまうリスクもあるのです
「先輩エンジニアからの一言コメント」
書籍での勉強は、書籍の選び方が特に重要になります。ご自身の現在のレベルと、学びたい内容を自己分析し、必要とする学習内容について書かれた書籍を間違えずに購入しましょう。
ネット上の情報を活用して勉強する
2つ目の方法は「ネット上の情報を活用する」という方法です。
ネットのメリット
ネットを利用した勉強方法のメリットには、1つ目に「コストがかからない」ことが挙げられます。
もちろんインターネットの利用料金を支払う必要はありますが、何もネットで勉強するためだけにネット契約をすることはないはずです。
ネット上の情報は無料で収集できますので、コストをかけることなく必要な情報を収集できます。
2つ目に「情報をまとめやすい」ことが挙げられます。
ワードやテキスト、エクセルなどのツールを使い、ネット上で収集した文章や画像データをまとめておくと、自分だけの学習用資料を作成することができるのです。
コピペするだけで資料を作ることができますので、他の媒体よりも楽に自分だけのオリジナル教材を作り上げることができます。
ネットのデメリット
ネットを利用した勉強方法のデメリットには、1つ目に「間違った情報も多い」ことが挙げられます。
推敲・校正してから販売される書籍と違って、ネット上の情報には間違った情報が拡散されていることも多いのです。
もちろん、間違った情報で勉強しても正しい知識を得ることはできませんので、勉強の効率を下げる結果になります。
2つ目に「ネットで勉強できる内容には限界がある」ことが挙げられます。
ネット上で無料で公開されている内容だけでは、どうしてもエンジニアとして活動するために必要なレベルのノウハウを身に着けることは難しいのです。
「先輩エンジニアからの一言コメント」
私の周りにも「ネットだけで勉強してエンジニアになった」という方はいません。ただ、無料で勉強できる方法であるため、エンジニアを目指すにあたっての最初期の勉強方法としてはメリットを最大化できるのではないかと思います。
リアルの勉強会や講座を利用して勉強する
最後に紹介するのは「リアルの勉強会や講座を利用して勉強する」という方法です。
勉強会や講座のメリット
勉強会や講座を利用するメリットには、1つ目に「質の高い勉強ができる」ことが挙げられます。
現役のエンジニアが講師として活動している場合もあり、専門の教材を利用して実践的な勉強ができるところも少なくありません。
また、エンジニアとして知っておくべき業界の最新情報も知ることができる可能性があります。
2つ目に「人脈を形成できる」ことが挙げられます。
一緒に参加している生徒は、同じ目標に向かって頑張って勉強している、いわば仲間・同志のようなものです。
一緒に頑張ることで挫折するリスクを下げられるだけでなく、将来エンジニアとして仕事をする中で関わることになるかもしれません。
勉強会や講座のデメリット
勉強会や講座を利用するデメリットには、1つ目に「コストがかかる」ことが挙げられます。
特に、プログラミングスクール等には数十万円の受講料がかかるところもありますので、予算を組むのが大変だという方も多いでしょう。
中には無料で参加・受講できるところもありますので、お財布と相談しながら利用する場所を選びましょう。
2つ目に「不本意な勧誘や斡旋にあうかもしれない」ことが挙げられます。
勉強会では他の参加者から勧誘を受けることもありますし(本来マナー違反)、エンジニア向けの講座では提携企業の関係から不本意な就職先を紹介されるかもしれません。
「先輩エンジニアからの一言コメント」
勉強会や講座で知り合った人脈は、例えば将来フリーランスになる際に案件を紹介してもらえる可能性があるなど、さまざまな恩恵があります。また、エンジニアにはコミュニケーション能力も必要なので、いろんな人と仲良くなっておきましょう。
まとめ:自分に合った勉強方法でエンジニアのなり方を知ろう
エンジニアのなり方として、さまざまな勉強方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあることがわかります。
自分に合った方法・今の自分にとって必要な知識を得られる方法を考えて、効果的に勉強してエンジニアを目指しましょう。