現役CXOワーカーの体験談・お役立ち情報

副業の種類は100を超えるといわれていますが、ジャンルは大きく分けると以下の3つです。

• インターネット系の副業
• 投資系の副業
• 労働系の副業

それぞれ特徴や具体的な種類を解説します。特徴を理解したうえで「自分にもできそうか」「どのくらい稼ぎたいか」「リスクはあるか」など考慮して選びましょう。

インターネット系の副業

今注目度が高まっているのが、インターネットを活用した副業です。スキルなく気軽に始められるものもあれば、難しい知識を必要とするものまで種類はさまざま。収益性も種類によって異なります。

種類は難易度別に表にまとめましたので、参考にしてください。

気軽に始めてみたい人には、初心者向けの副業がおすすめです。ポイントサイトやアンケートモニターは無料登録して広告URLをクリックしたり、サイト経由でネットショッピングするだけでもポイントが貯まります。

スキマ時間を有効活用できるので、忙しい人にもぴったり。将来的に副業を本業にしたいと考えている人は、WebライターやWebデザイナーに挑戦してみるのもよいでしょう。最初は思うように稼げないかもしれませんが、スキルを上げていくことで高単価の仕事も狙えるようになります。

「教えることが好き」「誰にも負けない得意分野がある」人は、コンサルタントやオンライン講師がおすすめです。求められるスキルは高いですが、単価が高い傾向にあり効率的に稼げます。

投資系の副業

投資系の魅力はなんといっても、短時間で大きく資産を増やせる可能性があることでしょう。投資系には次のようなものがあります。

• 株式投資
• FX
• 仮想通貨
• 不動産
• 投資信託

投資と聞くと、難しいイメージを持つ人もいるでしょう。しかし最近ではアプリで気軽に始められるものが多く、金額も1,000円などの少額から始められる投資も増えています。簡単に始められますが、元手が減ってしまうリスクもあるため注意が必要です。ある程度投資に関する知識を学んでから始めるのがよいでしょう。

また「100万円が3か月後に3倍に」「1日30分の取引で5万円」などと謳った怪しい投資案件も多く見受けられます。詐欺の可能性が高いので、始める際は安全性が高いものか調べてから始めましょう。

労働系の副業

労働系は自分の体を使って働く仕事です。時間単価制が多く、3時間働けば3時間分の給料がもらえます。ネット系や投資系のように不確実なものではないため、安定して稼ぎたい人は労働系がよいかもしれません。主な労働系の仕事は以下です。

• 配達スタッフ
• 飲食店スタッフ
• 工事現場の誘導
• 引越スタッフ
• マッサージ師
• イベントスタッフ
• 工場での軽作業
• 送迎ドライバー

ただし労働系は自分の体が資本になるため、本業とのバランスが重要です。稼ごうと無理やり副業を入れれば体調を崩してしまうこともあるでしょう。また本業がおろそかになることで、トラブルが発生する可能性もあります。副業に労働系を選ぶ場合は、本業とのバランスを考えながら取り組んでいきましょう。

ジャンルを組み合わせた副業もあります。ここでは複数のジャンルを組み合わせた副業の例と特徴を解説します。まずは「労働×インターネット」のジャンルを組み合わせたライバーの仕事です。インターネットを活用した仕事ですが、自分が配信しなければ報酬にはつながらないため、労働系の副業ともいえます。

時給が発生する可能性がある

ライブ配信の収益は、基本的にユーザーからの「投げ銭」です。そのため配信した時間分だけ必ず稼げるわけではありません。しかしライブ配信サイトによっては時給が発生する仕組みがあるものも。

例えば有名なライブ配信サイトの一つ「Pococha（ポコチャ）」では、配信した時間に応じて「時間ダイヤ」がもらえる仕組みです。時間ダイヤはあとで換金できるので、ファンが少ないライバーでも報酬が獲得できるようになっています。

雇用されているわけではないので厳密には時給ではないのですが、時間単価制の仕組みに似ていることから時給制と呼ばれることが多いようです。

能力に応じた報酬をもらえる

他にもライブ配信サイトによって、能力に応じた報酬が設定されています。頑張り次第で多くの報酬を獲得できるチャンスがあるでしょう。稼ぐためのポイントは以下です。

• 継続的に配信する
• ファンとコミュニケーションをこまめに取る
• 積極的にイベントへ参加する

他にもポイントはたくさんありますが、まずは上記を意識して取り組んでみてください。徐々に収入を得られるようになれば、さらにライブ配信が楽しくなるでしょう。

自分に合った媒体を選べる

ライブ配信サイトは数多くあります。人気のライブ配信サイトは以下です。

• YouTube
• Pococha（ポコチャ）
• 17LIVE(イチナナ)
• BUZZVIDEO（バズビデオ）
• SHOW ROOM

ライブ配信サイトによって、ユーザー層や報酬の仕組みが異なります。例えばPocochaはアットホームなライブ配信が特徴でライバー、リスナー共に幅広い年齢層のユーザーが参加しています。一方17LIVEは、日本ユーザーに加えて海外ユーザーも多いのが特徴です。自分の配信したい内容やターゲットに合わせたライブ配信サイトを選ぶことで、ファンも獲得しやすくなるでしょう。

投資系と労働系を組み合わせた副業の一つが「個人コンサルタント」です。個人コンサルタントと一言でいってもジャンルの幅は広く、働き方もさまざまです。ここでは一般的な個人コンサルタントの仕事を解説します。

個人コンサルタントの仕事内容

コンサルタントと聞いても、ピンとこない人は多いかもしれません。コンサルタントの語源は「相談する」にあります。つまりコンサルタントは、一般的に第三者が抱えている悩みを、持っている知識を使って解決してあげるのが仕事といえるでしょう。

従来は組織で法人向けにコンサルティングを提供するのが主流でした。しかし最近では個人でコンサルタントとして活躍する人も増えています。

スキル販売と個人コンサルタントの違い

スキル販売も自分の「得意」を提供することで報酬を得る仕事です。個人コンサルタントも自分の「得意」を提供して相談に乗るので、広い意味で捉えれば個人コンサルタントもスキル販売に分類されるでしょう。

しかし第三者への提供方法が若干異なるケースがあります。例えば第三者が「集客効果のあるサイトを作成したい」と考えているとしましょう。

スキル販売の場合は自分で集客効果のあるサイトを作成し、成果物として第三者に納品します。一方、個人コンサルタントの場合は自分でサイトをつくらずに、どのようにすれば集客効果のあるサイトができるか、知識を活用してアドバイスするケースが多いでしょう。

ただし厳密な違いがあるわけではなく、提供者によって方法はさまざまです。そのため一般的なイメージが理解できていれば問題ないでしょう。

定期的な収入源になりやすい

個人コンサルタントは、人によって報酬に差が出やすい仕事です。しかし比較的単価が高い傾向にあり、なかには年収2,000万円を超える人も。

長期的な継続契約を獲得できれば、定期収入を得やすいのも魅力といえるでしょう。そのような案件を獲得するためにも、日々のスキル向上とクオリティの高いサービスの提供を意識した活動が大切です。

3つのジャンルを組み合わせたといえる仕事がトレーダーです。トレーダーとは一般的に証券会社などの金融機関に所属し、株や債権などを売買するのが仕事です。顧客の注文に合わせて売買しますが、ときには顧客がより多く利益を獲得できるようサポートする役割もあります。

ただし副業でやる場合は、個人トレーダーとして市場の動向や値動きを分析しながら自分の資産を売買していきます。

「投機」と「投資」の違い

投資と似た用語に「投機」があります。どちらも資産を元手に利益を得る方法ですが、投資は将来的な利益を求めて出資することです。一方投機は、短期間の相場の値動きに注目して売買します。

投資に比べると投機のほうが比較的早く結果を出しやすく、早ければ次の日に利益が出ることも。1日で購入や売買をするデイトレードは投機に分類されるでしょう。一度の取引で多額の利益を得ることは難しく、お金を稼ぐためには何度も売買しなければなりません。

そのため投資に比べるとリスクが高いでしょう。安定した資産形成をしたいのであれば投資がおすすめです。

トレーダーは労働が必要な投資家

投資信託などプロに運用を任せる場合は自分で分析などもないため、労働はほぼ必要ありません。しかし短期的な利益を目指しているトレーダーの場合は、常にチャートを分析する必要があります。そのため労働系の副業ともいえるでしょう。

投資と聞くと、労働時間がほとんどいらないイメージを持つ人もいるかもしれません。しかし投資方法によっては、多くの労働時間が必要となります。投資にチャレンジする際は、どのくらいの時間を投資に使えるかも考慮して方法を選びましょう。

副業には多くの種類がありますが、大きく分けると3つに分類されます。なかには複数のジャンルを組み合わせた副業もあります。それぞれの特徴を知り、自分にはどのような仕事が合っているのか、さまざまな視点から考えてみましょう。

「副業にどのくらい時間を使えるか」「いくら稼ぎたいか」「自分の得意なこと、好きなことはなにか」「無理なく続けられるか」をまずは書き出してみましょう。本業とのバランスも大事にしながら、無理のない範囲で副業に挑戦してみてくださいね。