リモート未経験。それでも正社員になりたい!

今まで求人情報ではほとんど見なかったフルリモート勤務。在宅勤務のニーズの高まりお仕事も増え始めました。未経験でも採用・転職ができるのでしょうか?またフルリモートを歓迎してくれたり、経験している会社は多いのでしょうか?

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フルリモート正社員。未経験にハードルが高い理由?

未経験で「フルリモート」「正社員」の条件が厳しい理由

スキル・知識など仕事に必要な要素が欠ける

未経験ということは、始めようとしている職種の経験がない。つまり、その仕事に必要なスキル・知識などが、経験者と比べて圧倒的に少ないということです。
未経験者は、OJTなどで先輩から指導を受けながら業務に慣れていくのが一般的ですが、リモートワークの場合、顔を合わせずお互い離れて仕事をしているために、未経験者へのサポートも充分にできず、結果的に抱えている業務がストップしてしまうことが考えられます。
そのため、未経験の人をいきなりフルリモートで雇用する可能性は低いでしょう。

職場の雰囲気がわからない

新しい職場での仕事の全体像や流れ、企業文化などは、実際入社してから感じ取るものですが、未経験の場合は、職場だけでなく、その業界全体の風土や仕事の進め方などもまったくわからないということになります。
業界では当たり前のことも、オフィスで仕事をしていれば、なんとなく周りの雰囲気から感じ取れたり、先輩から指導してもらえますが、リモートワークとなるとそうもいきません。

そもそもこの条件での求人が少ない

未経験の人、実績のない人に、いきなりリモートで仕事を与えるのはリスクがあります。
最初に簡単な研修を受けるだけで一人で進められるような業務内容であれば、未経験者でもフルリモートで仕事ができるでしょう。
しかし、そういった簡単な業務の求人そのものが少ないのが現状です。

フルリモートで正社員になるためには?

現在の職場でフルリモートできないか交渉する

では、正社員としてフルリモートで働くためには、どうすればよいのでしょうか。
まずは、現在雇用されている会社でリモートワーク制度・テレワーク制度を利用してリモートワークするのが近道です。また、そのような制度のない会社でも、リモートで仕事ができないか交渉してみるとよいでしょう。
働き方改革のひとつとして、また社員のワークライフバランスを考え制度を導入する企業も増えてきているため、転職せずリモートワークが実現できることもあるでしょう。

フルリモートで求人を出している同業他社に転職する

また、未経験の職種でいきなりリモートワークは難しいため、経験のある現在の職種で、フルリモート可能な企業を探して転職するという方法もあります。

人脈をフル活用してフルリモートで正社員雇用してもらう

転職の場合には、ある程度の経験や実績のある人物が有利です。
そこで、自分をよく知る友人や、仕事関係の知人に転職先を探していることを伝え、求人を紹介してもらう方法もいいでしょう。

正社員としてフルリモートで働くために必要なスキル

では、晴れてフルリモートで働くことが可能となった場合、リモートワークに必要なスキルは備わっているでしょうか。

リモートワークに必要なツールを使いこなせること

リモートワークは、基本的に出社せず働きます。そのため、顔を合わせずにコミュニケーションをとるためのさまざまなツールを使いこなす必要がでてきます。
たとえば、Web会議のためのZOOMなどのツール、メールよりも素早くやりとりできるチャットアプリなどです。
これらのツールを自分一人で使いこなせることが大切です。

自己管理スキル

出社せず自宅などで仕事をする場合、業務時間とプライベートを切り替えられる自己管理力が必須です。
朝通勤することで仕事のスイッチが入っていた人は要注意です。
また、今日一日のタスクを明確にし、順序だてて進めていきましょう。自宅だからと夜遅くまでだらだら続けるのはかえって非効率です。

文章ベースのコミュニケーション能力

対面でのコミュニケーションがとれない分、チャットやメールなどでの文字を使ったコミュニケーションの機会が増えます。
対面の場合は、話し方や表情などでも相手の伝えようとしている内容を汲み取ることができますが、文字でのコミュニケーションでは、なかなかそういきません。
誤解を与えないよう正確に、そして簡潔に伝えるスキルが求められるでしょう。

未経験だと絶対にフルリモートの正社員になれないのか?

その条件で求人がないわけではない

そのそも「未経験」「リモートワーク」「正社員」という条件の求人自体が少ないとお伝えしましたが、ないわけではありません。
なぜなら、リモートワークの多くは、インターネットとパソコンがあればできる業務が多く、自宅のパソコンで必要な作業ができれば、リモートワーク可能だからです。

「パソコン業務」「研修がリモートで簡単」などが狙い目

少ないながらもどのような求人があるのでしょうか。
未経験から始めるなら、マニュアルに沿って仕事を進めたりオンライン研修を受ければ業務可能な、コールセンター業務などが狙い目でしょう。
また、少しハードルは高いですが、独学で学んだあとに、ITエンジニアやWebデザイナー、Webマーケッターなどに転職する方法があります。

正社員ではないけれど、いっそ「起業」するのも?

求人が少なく希望の職種がみつからない場合には、自分の得意な分野で、起業してしまうのもひとつの方法です。
その場合は、クラウドソーシングなどを利用して受注するとよいでしょう。

フルリモートの正社員になるデメリット

フルリモートの正社員なら、通勤もないし良いことばかり!というわけではありません。
実際働き始める前に、デメリットについても理解しておきましょう。

プライベートとの切り替えができないかも

リモートワークの中でも在宅ワークの場合、オフィスに出社するとき違って、仕事とプライベートの切り替えが難しい人もいるかもしれません。
今まで通勤電車に乗ることで仕事のスイッチが入っていた人は、朝始業のスイッチが入りづらかったり、逆に終業時刻を過ぎてもなかなか仕事を終わりにできない人もいるでしょう。
また、ちょっと休憩のつもりが、自宅にいるために必要以上に長くなってしまうことも。
自分なりのスイッチをみつけて、仕事とプライベートの切り替えがスムーズにいくように工夫することが大切です。

職場の人との人間関係を構築するのが難しくなる

正社員でありながら出社しないフルリモートの場合、やはり職場の人と直接会う機会がありません。
仕事のアドバイスをもらったりするだけでなく、日々の何気ない会話もリモートであればする機会がなく、職場の人との人間関係が築きづらく感じることもあるでしょう。

運動不足になりがち

自宅から駅まで歩いたり、階段を登ったり、電車で立ちっぱなしだったりすることで、通勤時間は意外と運動しているものです。
リモートワークでは意識して体を動かさない限り運動不足は避けられません。休憩時間にストレッチをしたり、ベランダに出て外を眺めたりすることは、運動不足を解消するとともに気分転換にもつながります。ぜひ取り入れてみましょう。

給料が少なくなる可能性がある

今務めている会社のテレワーク制度を利用してリモートワークを始めた場合、今の給料よりも下がる場合があります。
たとえば、在宅勤務によって労働時間が短くなる場合には、その割合に応じて支給額も減額される可能性があります。また、フルリモートの場合には通勤もゼロですから、その分の交通費も支給されませんので、労働条件の確認は充分に行いましょう。

今務めている会社のテレワーク制度を利用するなどすれば、正社員でリモートワークを始めることができそうですね。
求人そのものが少ない未経験のフルリモート正社員ですが、未経験で転職する場合には、ひとりで業務を進められるしっかりしたマニュアルやオンライン研修などがあるかよく確認しましょう。

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