【副業】未経験からプログラミングで稼げる？案件の取り方や必要スキルを解説
「本業以外にも収入が欲しい」と考える人が増えてきました。実際、副業に取り組んでいる人も大勢います。副業で取り組める仕事にはWebライターやデザイナーなどいろいろありますが、高収入を得られるとして人気を集めているのがプログラミングです。
しかし、未経験からでもプログラミングで稼げるのか疑問に思う人もいるのではないでしょうか。プログラミングはスキルや知識によって、案件の種類や報酬が異なります。案件の取り方も覚えなければなりません。そこで今回は案件獲得のコツや、プログラミングで稼ぐために必要なスキルを解説します。これから副業でプログラミングに挑戦したいと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
プログラミングは未経験でも稼げるの？
プログラミングは、年齢問わず挑戦できる副業です。実際に40代・50代になってから挑戦する人もいます。しかし、専門的な知識やスキルが求められるため、未経験の状態からいきなり稼ぐことは難しいでしょう。スキルがあっても実務経験がなければ採用してもらえないケースも多くあります。
初心者の場合は、まずスキルを身に付けて簡単なプログラミングの仕事を請け負い、実績と経験を積むことが大切です。そのため、満足できる収入を稼げるようになるまでは、時間がかかると考えておいたほうがよいでしょう。
思うように案件が獲得できずに挫折したくなることもあるかもしれませんが、きちんとステップを踏めば初心者でも稼げる可能性は十分あります。
未経験からプログラミングを学ぶなら独学とスクールどっち？
未経験からプログラミングで稼げるようになるためには、まず知識を学ぶ必要があります。学び方は主に独学とスクールの二通りですが、どちらを選ぶべきか迷う人もいるのではないでしょうか。
どちらが良いとは一概に言えません。それぞれメリットとデメリットがあるからです。両方を把握したうえで自分に合ったほうを選ぶとよいでしょう。
独学で学ぶメリットとデメリット
独学の場合は自分で教材を選び、学習計画を立てていく必要があります。自分が理解しやすい教材を使い、時間の制約もなく進められるため、自由度の高い方法といえるでしょう。スクールに比べると費用も安く抑えられるのも魅力です。
ただし、独学は教えてくれる人がいません。難しい問題に直面しても自分で解決するしかないため、スキルを習得するまでに時間がかかりやすいでしょう。解決できずに「やっぱり自分には向いていない」と、挫折してしまう人もいます。またプログラミングにはパソコンが必須です。すでに持っている人は問題ありませんが、ない場合は購入する必要があります。
スクールで学ぶメリットとデメリット
スクールで学ぶ場合は「オンライン型」と「通学型」があります。従来は通学して教えてもらう通学型が主流でしたが、最近では自宅で講師とやり取り可能なオンライン型も人気です。
独学に比べると学ぶための費用は高くなりやすいですが、わからない点をすぐに講師に聞けるのは大きなメリットです。疑問点が早く解決する分、効率的に学習を進められます。つまずくリスクが低く、挫折しにくいのはスクールといえるでしょう。
また、学んだあとに案件の紹介や就職・転職をサポートしてくれるスクールもあります。金額や学習内容、サポートには幅があるので、複数を比べて自分に適したスクールを選びましょう。
プログラミング初心者が案件を獲得するコツ
プログラミングは、報酬単価が高い傾向にあり、スキルを身に付けて実績を積み上げれば効率的に稼げるチャンスがあります。しかし、実績がないうちは高単価の案件獲得は難しいかもしれません。
いきなり高単価の案件を狙おうとせず、まずは簡単な案件をこなすことから始めてみましょう。ここではプログラミング初心者が案件を獲得するコツを3つ解説します。
- クラウドソーシングサイトに登録しよう
- ポートフォリオを作成しよう
- 積極的にアピールしよう
それぞれ具体的に解説します。
クラウドソーシングサイトに登録しよう
初心者の人におすすめなのが、クラウドソーシングサイトです。クラウドソーシングサイトとは、仕事を依頼したい人と受注したい人をつなぐプラットフォームです。最近では、副業に特化したクラウドソーシングサイトも誕生しました。
サイトにもよりますが、初心者向けから上級者向けまでさまざまな案件が日々掲載されています。自身のレベルやスタイルに合った案件に応募してみるとよいでしょう。
おすすめは「クラウドワークス」と「ランサーズ」です。どちらも業界では利用者数、案件共にトップクラスで初心者向けの案件も多くあります。プロフィールを充実させ、丁寧なやりとりを心がければ初心者でも案件を獲得しやすいでしょう。
最初は低報酬の仕事が多いため、時間単価で計算したら1,000円を切ることもあるかもしれません。それでも練習だと思ってコツコツこなすことが大切です。徐々に実績が積みあがれば、時間単価5,000円を超える仕事を獲得できるチャンスもあります。
ポートフォリオを作成しよう
副業で稼ぐためには、プログラミングの知識を学ぶだけでは足りません。自分で仕事を獲得する必要があるため、営業活動もする必要があります。そこで役立つのがポートフォリオです。ピンとこない人も多いかもしれません。
ポートフォリオとは自分の持っているスキルや実績、使用可能なツールや制作物などをまとめた資料です。クラウドソーシングサイトを確認するとわかりますが、多くの依頼者が選考の際にポートフォリオの提出を応募条件としています。
どんなにスキルや実績があっても、ポートフォリオがなければ面接を受けられないことも。そのため案件を獲得したいと思ったら、まずポートフォリオを作成しましょう。
「未経験だから記載できる実績がない」という場合、自分で作ったオリジナルのアプリやサイトを作品として載せるのがおすすめです。その際、こだわったポイントや仕事に対しての熱意を記載しておくと、担当者の目に留まりやすくなりますよ。
積極的にアピールしよう
仕事を獲得するためには、積極的なアピールが大切です。ブログやSNSを活用して自分のスキルや仕事に対する熱意、作った作品をアピールしていきましょう。あなたの投稿を見た企業が依頼してくることもあります。
また友人や知人にプログラミングしていることを話すのも一つの方法です。「知り合いの企業がアプリを作れる人を探している」など、思わぬところでつながりを得られるかもしれません。「自分はまだ初心者だから......」と遠慮せず、どんどんアピールしていきましょう。
外部に情報を発信することで「依頼されたときに恥ずかしくない仕事をしたい」と感じるようになれば、学ぶことへのモチベーションも上がりやすくなりますよ。
プログラミング副業で稼ぐために必要なスキル
未経験からプログラミングで稼げるようになるためには、プログラミング関連以外にも求められるスキルがあります。主に必要なスキルは、次の4つです。
- プログラミング言語
- 情報収集スキル
- 論理的思考力
- コミュニケーションスキル
それぞれ詳しく解説します。
プログラミング言語
プログラミングを副業にしたいなら、プログラミング言語の習得は必須です。プログラミングの仕事は幅広く、分野によって必要な言語は異なります。プログラミング言語はメジャーな言語からマイナーな言語まで200種類以上あります。しかし、すべてを習得する必要はありません。
例えばサイト制作をしたいならHTMLやCSS、アプリやWebサービスを作りたいならJavaやC#の知識が必要です。自分がやりたい仕事に関連する言語や、需要の高い言語を選ぶとよいでしょう。
情報収集スキル
IT業界の発達スピードは速く、日々新しい技術や手法が開発されています。一度スキルを習得したからと安心していては、すぐに対応できなくなってしまうでしょう。そのため、常に新しい情報を仕入れる能力が求められます。
自分が関わっている仕事に関連する情報には、常に目を光らせていましょう。また疑問に思った点をすぐに調べるクセをつけておくことで、問題解決能力も高まります。効率的に仕事を進めるためにも必須のスキルです。
論理的思考力
論理的思考とは、その名の通り物事を論理的に考える力のことです。ロジカルシンキングとも呼ばれ、ビジネスするうえで欠かせないスキルです。特にプログラミングは、少しでもコードを間違えれば、システムが機能しません。
システムが不具合を起こすことなく正しく動作するためには、目的達成のために分析し、順序だてて組み立てていくことが大切です。また論理的思考力を身に付ければ、相手に伝えたいことをわかりやすく伝えられるようにもなります。
コミュニケーションスキル
副業でプログラミングするなら、基本的に自宅で作業することになります。パソコンに向かって黙々とコードを打ち込む作業が多いため、コミュニケーションスキルを必要としないと考えている人もいるでしょう。しかし、まったく誰とも会話しないわけではありません。
むしろ、在宅で顔の見えない相手とのやり取りが多くなるからこそ、プログラミングにはkみゅにケーションスキルが必要です。クライアントの要望を適切に汲み取り、対応するにも必要ですし、チームで連携して進める仕事ならチームメイトとのスムーズなやりとりのためにも必要になります。どの仕事にもいえることですが、スムーズな進行のためにもコミュニケーションスキルを養っておきましょう。
まとめ
未経験からプログラミングで案件を獲得するためのコツと、必要なスキルを解説しました。プログラミングは年齢を問わずに挑戦できる仕事です。40代、50代でプログラミングに挑戦する人も増えています。単価も高い傾向にあり、スキルを身に付ければ本業を超える収入を得ることも可能でしょう。
とはいえ、未経験で実績がない状態から、いきなり稼ぐのが難しいのも事実です。まずはプログラミング言語など専門知識を習得し、未経験でもOKの簡単な案件をコツコツこなしていきましょう。
ときにはモチベーションが上がらず、あきらめたくなることもあるかもしれません。しかし、実績が積みあがれば仕事の幅も広がり、きっとプログラミングの仕事が楽しくなりますよ。