在宅ワークなら全国どこでも副業可能!メリットやおすすめサイトも紹介

終身雇用制への不安や物価高への生活不安から「収入アップのために副業でもしようかな」と考えている人は多いのではないでしょうか。副業には、本業と別の勤め先を持つ以外に「在宅ワーク」という方法があります。
在宅ワークなら、パソコンとインターネット環境さえあれば全国どこに住んでいても、求人の多い都市圏の仕事を請け負うことが可能です。在宅ワークのメリットと知っておきたいデメリット、仕事探しにおすすめのサイトを紹介します。

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在宅ワークのメリット

在宅ワークのメリット

「在宅ワークは楽に稼げそう」というイメージを持たれやすいですが、「楽」の正体とは一体何なのでしょうか。自宅を仕事場とする在宅ワークで得られる、具体的なメリットを4つ解説します。

全国どこでも働ける

在宅ワークはリモートワークの一種であり、自宅を仕事場とすることです。本来、勤務先を選ぶ際には「自宅からの通勤時間はどのくらいか」「安定した交通手段があるか」といった要件に気をつけなければなりませんが、在宅ワークは自宅で仕事をするので、それらの心配が不要です。

極端な例を挙げれば、北海道に住む人が沖縄の企業の仕事を請け負うことも可能で、環境さえ整えば海外から求人を探すことさえできます。在宅ワークは自宅と企業所在地の距離の制約を受けずに仕事探しできるので、多くの案件から自分に合った仕事を見つけられるでしょう。

日本は都市圏と地方で賃金の基準が異なりますが、在宅ワークなら地方にいながら都市圏基準の待遇を受けられるメリットもあります。また、本業や家族の事情で転勤する場合も、在宅ワークなら辞めずに済むので仕事探しを一からする必要がなくなります。

自分のペースで働ける

在宅ワークには働く時間帯を契約するスタイルと納期さえ守れば、働く時間帯は自由とするスタイルがあります。自分のペースを優先しながら働けるので、本業が忙しくスキマ時間に副業をしたい人や子育て・介護などの家庭の事情を大切にしたい人に向いているでしょう。

例えば、子どもの保育園送迎のために時短勤務で働いている人がさらに勤め先を持つことは難しいですが、在宅ワークなら早朝や子どもを寝かしつけてからでも仕事できます。また、介護や付き添いのために自分の予定を病院の予約状況に合わせなければならない人も、「曜日は不明だけど週に3日は仕事時間を確保できる」といった状況で仕事を請け負えます。

通勤時間がない

自宅を仕事場所とすれば、通勤の必要がありません。通勤がなくなることで得られるメリットは複数あります。

  • 朝の支度に余裕が生まれる
  • 仕事の予定が交通事情や悪天候などに左右されない
  • 通勤による体力的・精神的な負担が軽減される
  • 交通費が節約できる
  • 通勤時間に充てていた時間を自分の時間にできる

出勤タイプの副業だと「勤務先にばれたくないから少し離れた場所にしたいが、通勤時間が増えてしまう」「電車のある時間で帰るために思ったより副業する時間が取れない」「すぐに帰れる自宅周辺には合う求人がない」といった悩みが生まれるでしょう。通勤不要の在宅ワークならこれらの悩みが不要であり、なおかつ時間の余裕が生まれます。

余剰時間は家族との時間に充てたり自己投資の時間としたりすれば、ライフワークバランスが整いますね。

人間関係のストレスが少ない

在宅ワークは自宅を仕事場とするため、上司や同僚と同じ空間で仕事をすることがありません。自宅でコツコツと進めるタイプの仕事であれば、受発注の際のやり取りのみで仕事が完結することも珍しくないでしょう。

オフィスに通勤すると「仕事帰りに一杯」といった業務時間外の交流も求められますが、在宅ワークであればこういった機会は激減します。人間関係の悪化から離職を検討する人も多くいますが、在宅ワークならほど良い距離感で仕事できるため、離職のリスクを減らせます。

また顧客と対応する仕事であっても、チャットや電話などオンラインツールを介してのやり取りとなるため、対面での応対よりも受けるストレスは軽くなります。人間関係の煩わしさに悩まされにくい点は、在宅ワークの大きなメリットといえるでしょう。

在宅ワークのデメリット

在宅ワークのデメリット

通勤不要で自分のペースを大切にしながら働けるなどメリットの多い在宅ワークですが、デメリットもあります。在宅ワークを始める前に、3つのデメリットとなりやすい事柄を知っておきましょう。

プライベートとのメリハリが難しい

在宅ワークは生活空間で仕事をするため、気持ちの切り替えが難しい点がデメリットとして挙げられます。気持ちの切り替えがうまくいかないと「仕事の区切りがつくまで」と休憩もとらずに仕事を続けてパフォーマンスが落ちたり、反対に「少し休憩」と手を休めたはずがずるずると休憩してしまいタスクを全うできなかったりします。

プライベートとのメリハリをつけるため、自分なりのルールを決めておきましょう。

  • 仕事部屋やワークスペースをつくり、部屋に入る時間を決める
  • アラームを設定し、仕事に区切りがつかなくても休憩をとる
  • 終業時間後は気になる箇所があっても翌日の作業とする
  • 就寝時間帯や休日はメールやチャットの通知をオフにする など

コミュニケーションを取るのが難しいケースも

在宅ワークでは、主にオンラインツールでクライアントや同僚とやり取りします。重要な局面では、Web会議システムを利用して顔を見ながら話し合うこともありますが、通常業務のやり取りはテキスト主体の企業がほとんどでしょう。

メールやチャットのやり取りは気持ちが乗せにくいために「冷たい印象」「指示がわかりにくい」「レスポンスのタイミングが合わず仕事が滞る」などと、コミュニケーションの困り事の要因となります。言葉の行き違いからトラブルに発展するケースもあるため、日々のやり取りには気をつけましょう。

一部の企業では、社内での絵文字OKとしたり、定期的なビデオ通話を実施したりしています。

運動不足になりやすい

在宅ワークでは通勤での移動やオフィス内を歩くこと、取引先や営業先へ出向くことがなくなるため、運動不足になりやすいのがネックです。厚生労働省では健康維持のために1日8000歩以上歩くことを推奨していますが、これは約6キロメートルの道のりを歩く歩数に相当します。6キロメートルとは、成人男性なら早歩きで1時間、普通に歩いて1時間半ほどの距離です。

在宅ワークでこの運動量を達成するのは難しいのではないでしょうか。意識的にストレッチやウオーキングの時間を設け、健康リスクを負わないように気をつけましょう。

副業OK!全国どこでもできる在宅ワークを探せる求人サイト5選

副業OK!全国どこでもできる在宅ワークを探せる求人サイト5選

リモートワークや在宅ワークが一般的になった今、求人サイトやクラウドソーシングサービスから仕事を探せます。全国各地の案件が探しやすいサイトを5つ紹介するので、それぞれの特性を知り、自分に合ったサイトを利用して副業探しをしましょう。

Bizseek(ビズシーク)

ビズシーク」は、本業を持つ会社員や、スキマ時間に働きたい主婦にもおすすめの案件が多数掲載されているクラウドソーシングサービスです。2013年にスタートした比較的新しいサービスですが「大手クラウドソーシングサービスに比べて案件を獲得しやすい」「スマホだけでもできる案件がある」として注目されています。

一般的にクラウドソーシングサービスの登録・検索は基本的に無料ですが、仕事をすると報酬額に応じた利用手数料を支払う必要があります。一律20%や報酬額10万円を超えると10%といった設定をしているサービスが多いなか、ビズシークは10万円以下10%、10万円以上5%という設定なので、想定収入額が低めでも利用しやすいサービスです。

Lancers(ランサーズ)

日本を代表するクラウドソーシングサービスの一つ「ランサーズ」は利用者へのサポートが充実している点が特徴です。税務サポートや福利厚生サービスなどを受けられるので、税務知識に不安のある方やいずれフリーランスとして活躍したい人におすすめのサイトです。

ランサーズでは数多くの案件を検索できますが、特にライターやデザイン、動画編集などのクリエイティブ系が充実しています。アンケートやデータ入力といった気軽にトライできる案件も豊富なので、在宅ワーク初心者でも自分に合った案件を探せるでしょう。

マイナビバイト

マイナビバイト」は出勤スタイルのアルバイト求人が多数掲載されているサイトですが、「在宅ワーク・内職」の特集コーナーがあり、在宅ワークに特化した仕事探しもしやすい点が特徴です。求人情報が豊富なためエリアを指定して検索する必要がありますが、職種からも検索できるので、目指す職種が決まっている方は「職種 × エリア」で検索すると、希望に沿った求人を効率的に探せます。

マイナビバイトは会員登録なしでも掲載求人へ応募ができ、アプリを利用すれば氏名と連絡先を入力するだけで手軽に応募できる点でも人気があります。

ココナラ

ココナラ」は、クラウドソーシングサービスではなく、スキルシェアマーケットと呼ばれる個人間取引のサービスです。クラウドソーシングサービスでは仕事をしたい人がサイトに掲載されている案件に応募して受注しますが、スキルシェアマーケットでは、提供できるスキルに値段をつけて出品し、買ってくれる人が現れるのを待ちます。

出品されているスキルは、ライティングやマーケティングなど仕事要素の強いものから、占いやコーディネート相談、片付け術指導など、ライフスタイルに密着したものまで多様なものがあります。自身が持つスキルが誰かに必要とされていて、思わぬ仕事になるかもしれません。

ただし、スキルシェアマーケットは買い手がつくまで収入とはならないので、クラウドソーシングサービスなどと併用して利用することをおすすめします。

Indeed(インディード)

テレビCMなどの効果で高い知名度を誇る「インディード」は、厳密には求人サイトではなく「求人検索エンジン」です。インターネット上に広く掲載されている求人情報を検索できるので、求人サイトを一つひとつチェックするよりも効率的に多くの求人情報へアクセスできます。

各種求人サイトに掲載されている情報だけでなく、安全性がチェックされたインディード独自の求人や企業のリクルートページの情報も表示されるので、安心して仕事探しの選択肢を広げられるでしょう。インディードは会員登録をせずとも「最近の検索履歴」を保存してくれるので、同じデバイスからなら継続して仕事探しができますよ。

副業可能な会社ならすぐに始めたい!初めての在宅ワーク注意点3つ

副業で在宅ワークする際の注意点3つ

近年は副業可能な会社が増えていることもあり、本人が決意さえすればすぐに副業を始められます。しかし、在宅で副業を始めると、複数の仕事を両立させる難しさや忙しさに悩みを持つこともあるでしょう。せっかく副業OKの会社に勤めていても、副業を由来とするトラブルが増えてしまっては企業としても「副業禁止」の判断を取らざるをえません。周囲や後進に迷惑をかけないよう、在宅ワークをスムーズに進めるために注意したい点を3つ紹介します。

スケジュール管理はしっかりと

これまで本業だけで収入を得ていた人は、副業を始めると「本業」「副業」「プライベート」と3つのタスクを成立させなければならなくなります。また、収入アップのために副業の案件を複数請け負うと、スケジュール管理はより複雑になります。

複数のタスクを抱えるなら納期の遅れや予定の失念を防ぐために、自分なりにルールづくりしておくことをおすすめします。

  • 優先順位を意識してリスト化する
  • 納期前にはリマインダー通知を設定する
  • 作業想定時刻と実際の作業時刻を計測して、正確な予測を立てられるようにする
  • 忙しくても休憩時間を確保して、パフォーマンスを保つ
  • 時間管理アプリを活用して予定を見渡せるようにする など

休みを自主的につくる

在宅ワークの利点は、パソコンとインターネット環境さえあれば「いつでもどこでも働ける」という点ですが、つい仕事をやり過ぎるデメリットに作用することもあります。休憩時間や睡眠時間を削って副業に取り組んでいては、一時的に収入が増えたとしても本業の仕事中に集中力が途切れたり、健康を損ねたりというリスクが生じるでしょう。

「休むことも仕事のうち」と意識して、睡眠時間やリラックスできる時間を確保し、休日には仕事から離れることを心がけましょう。

働き方・休み方改善ポータルサイト|厚生労働省

長く続けられそうな副業を選ぶ

パソコン1台で進められる副業は、短期間で大きく稼ぐというよりも長くコツコツと続けるスタイルの仕事が多い傾向にあります。長く続けることで仕事に必要なスキルが身に付き、より効率的に稼げるようになるでしょう。

単純作業の仕事には単価が低いものもありますが、生活のなかで無理なく続けられるもののほうが安定した収入を得られます。同じクライアントから継続して請け負えば、業務単価の増額も期待できますよ。

ひとりでコツコツと進める仕事に不安がある人は、電話応対を主な業務とするテレフォンアポインターやコールセンターなど、人とつながる仕事がおすすめです。

まとめ

収入アップのための副業に在宅ワークを選択すると、通勤時間が必要なく人間関係の心配が小さいことから、時間に余裕を持ってストレスなく仕事を進められるでしょう。一方で、在宅ワークはオンオフの切り替えが難しいため、つい仕事し過ぎたり運動不足になったりと健康を損ねてしまう恐れがあります。

「複数のタスクを抱える際にはスケジュール管理アプリを活用する」「今のスキルで無理なく進められる業務を請け負う」「休日には仕事から離れる」など工夫して、健康に気をつけながら生活の充実を目指しましょう。

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