会社に突然トスワークを名乗るスカウトの電話が来た
登録もしてないのにどうして電話がかかってくるの?
どこから個人情報を入手したの?
転職活動もしていないのに、いきなり知らない番号からスカウトの電話が来たら、怪しい、怖いと感じる人が大半だろう。
結論から言うと、トスワークは、日本最大級のスカウト事業を展開するキーネットワークが運営している実績豊富なスカウト会社なので、怪しい会社ではない。
スカウトの内容によっては転職の可能性がある人は、チャンスと捉えて面談をしてみよう。
転職の意思がない、自分のペースで転職活動がしたい人は、何度も連絡が来ないように、きっぱり断るようにした方が良いだろう。
もし、ヘッドハンティング会社自体が怪しいと感じるなら、下記の記事も併せて参考にしてみてほしい。
関連記事:ヘッドハンティング会社は怪しい?突然の電話や対処法!体験談から信頼できる業者を紹介
トスワークはどんな会社?【結論:転職潜在層にアプローチするサーチ会社】
キー・ネットワーク株式会社が運営するトスワークは、クライアント企業の依頼に基づき、独自のリサーチ方法によってスカウト事業を行なっている会社だ。
下記のような経営職やリーダーシップポジションの案件を主に取り扱っている。
- マネージャークラス
- 幹部候補
- 新事業の立ち上げ責任者
- 役員待遇
転職市場で出会うのが難しい「即戦力・高収益人材」をターゲットとしているため、サーチ型のスカウトを採用している。
転職を意識しているが、転職活動を行なっていない「転職潜在層」から優秀な人材を見つけ出すのがトスワークのスカウト事業である。
ヘッドハンティングされたトスワーク以外のヘッドハンティング会社も、どんなヘッドハンターがいるか目を通しておくと良い。
他のヘッドハンティング会社や「リクルートダイレクトスカウト」のようなスカウト型転職サービスも併用することで、機会損失が無くせるためおすすめだ。
1-1.レイノス株式会社との関係性【レイノスからの依頼を受けている】
レイノス株式会社は、国内最大手のスカウト・ヘッドハンティングを展開する会社だ。
トスワークはレイノスから依頼を受けて、リサーチから電話でのコンタクトまでを担っている。
トスワークを運営するキーネットワークは、レイノスの子会社であり、レイノス・トスワーク・キーネットワークの3社は、グループ会社である。
レイノスは「スカウトエージェント」トスワークは「サーチ型のスカウト事業」だ。
業務提携を結び、ヘッドハンティング・スカウトを展開している。
関連記事:レイノスの評判は怪しい?電話しつこい会ってみた等の声
1-2.キーネットワークとの違い
トスワークの運営会社であるキーネットワークも、スカウト事業を行なっており、レイノスからの依頼を受けて、リサーチからコンタクトまでを担っている。
業務内容はトスワークと同じで、別会社である以外に明確な違いは見当たらない。
キーネットワークとトスワークからの電話は、どちらもレイノスからのスカウトなので違いを意識する必要はないだろう。
面談に進めば、どちらもレイノスのエージェントが担当となる。
キーネットワークから電話が来たという人もいるかもしれないため、詳細を知っておきたい人は下記の記事も参考にしてみてほしい。
トスワークの気になる評判・口コミ
トスワークが優秀な人材確保のためのスカウト事業を行う会社だとわかっても、実際の口コミを聞いてから、利用するか判断したいだろう。
本章では、ネット上に出ている良い口コミ・悪い口コミの両方を紹介する。
実態により近づくことで、利用すべきかどうか判断する参考になるだろう。
2-1.トスワークの悪い評判・口コミ
トスワークの悪い評判・口コミは、下記の4つだ。
1つずつ見ていこう。
2-1-1.突然会社に電話が来て怪しい
知らん名前から直接会社に連絡が来て、折り返し連絡したら私をスカウトしたい会社があるとのことwww
トスワークという転職斡旋している企業のようで強めにお断りしましたが、どっから情報漏れたんや…
ト「めがらいさんにとって決してマイナスにならないお話です!」 め「そーゆんが一番あかん」
*Xより引用
トスワークのスカウトは、会社に突然電話がかかってくるケースが一般的だ。
そのため、最初のコンタクトに対する否定的な口コミが圧倒的に多く見られた。
転職活動などをしていなくても直接連絡が来るため、不信感を抱いてしまう人は多いだろう。
その場で具体的な返答をする必要はないので、会社のウェブサイトなどを確認して、信頼性があるかを確かめるようにしよう。
2-1-2.個人情報が知られていて怖い
今日会社の固定電話にトスワークって会社からスカウト?ヘッドハンティング?の電話がきた。
名前も役職も知ってたのが凄く怖いんだが。*Xより引用
トスワークの情報収集は以下のように行われている。
- 新聞(全国紙、業界紙)、ビジネス雑誌、専門誌等による、公開情報からの収集
- レイノスとパートナー契約を結んでいる1,300名超の顧問からの推薦
- 現在もしくは過去の上司、部下、同僚、取引先、友人、知人等からの紹介
会社に連絡が来るのは、公開情報や仕事上の評判から会社名、役職、氏名などの情報を得てスカウトを行っているためだ。
個人情報の中でも会社に関するものは公的な情報にあたるので、優秀な人材であればスカウトマンの耳に届くのは必然と言える。
2-1-3.ヘッドハンティングではなくサーチ型のスカウトサービス
トスワークなるところからヘッドハンティングと名乗る電話がいきなりかかってきた…
調べたらヘッドハンティングじゃなくて転職斡旋かよ 電話対応した俺の貴重な時間返せ*Xより引用
トスワークはリサーチ型のスカウトサービスであり、面談でいくつかスキルマッチする求人の提案を受けて、応募するか判断するのが一般的な流れだ。
サーチ型のスカウトサービスはめずらしいため、ヘッドハンティングのアプローチと勘違いしたという不満の声が見られた。
連絡が来た時点で、特定の人を指名して引き抜くヘッドハンティングと、おすすめの求人を紹介して転職を斡旋するスカウトのどちらなのかを区別するのは難しいかもしれない。
しかしながらどちらであってもあなたが優秀な人材として目に止まり、好条件の求人紹介を受けられることに変わりはない。
興味があれば面談を受けて詳細を聞いてみよう。
2-1-4.電話を無視したら1日8回も連絡してきた
折り返しをしようと思っていたが、1時間後にまたかかってきた。少ししつこいなと感じた。
同時にどれくらいの頻度でかかってくるのか気になったので、1日無視してみることにした。すると、固定電話から21時過ぎ頃まで合計8回ほどかかってきた。*個人ブログより引用
スカウトだとわかっても、電話がしつこかったり、転職を考えていなかったりしたら不快に感じる人もいるだろう。
面談や転職の意思がなければ、はっきり断り連絡自体をやめてほしい旨を伝えよう。
2-2. トスワークの良い評判・口コミ
トスワークの良い評判・口コミは、以下の2つだ。
1つずつ見ていこう。
2-2-1.スカウトでキャリアアップのチャンスが巡ってくる
先程『トスワーク』と言う会社から スカウトの電話がありました
いわゆるヘッドハンティング ある食品会社の社長から依頼があったそうだ 今の仕事にはプライドを持っているが、チャンスはそう巡って来ない※Xより引用
スカウトによってチャンスが得られたという口コミが目立った。
トスワークのスカウトは企業からの依頼に基づいて行われており、企業の情報やニーズを細かく理解している。
また、全国1300名を超えるパートナーによる強固なネットワークを活用して、企業の条件にマッチする人材を入念にリサーチしている。
プロのスカウトマンによって、あなたのスキルにマッチした上質な求人を紹介してもらえるのがトスワークだ。
2-2-2.現状より待遇が良くなる可能性がある
先日会いました。
今の会社よりハイブランドで待遇も良いものです。
ただ会社のグループとしては小規模で不安ですが新店舗拡大のためのヘッドハンティングのため出世は約束されたようものでした。
私を指名したわけでは無くスペック指定で当てはまったからだそうです。*Yahoo!知恵袋より引用
実際に面談をして紹介を受けた求人が、有名企業で好条件だったと高評価な口コミが見られた。
トスワークにスカウトを依頼しているレイノスでは、マネージャークラスから役員待遇まで多様なポジションの求人を取り扱っている。
キャリアアップや高収入を実現ができるのがトスワークのスカウトだ。
【結論】トスワークは自分の力を最大限発揮できる職場を見つけたい人におすすめ
トスワークは、キャリアの成長と待遇アップを目指す人におすすめだ。
スカウトエージェントのレイノスからの依頼で、企業とマッチングする人材をリサーチしてコンタクトを取るまでを担うトスワーク。
企業が求める人物像を丁寧にリサーチして、全国1300名の顧問を有する強力なネットワークを駆使して、マッチングする人材をサーチしていく。
転職活動で最も大変で難しい、求人検索や企業の選別、企業へのアピールをスカウトのプロが引き受けてくれるので、効率的かつ最適なマッチングでの転職が叶う。
忙しいビジネスパーソンが、バリバリ働きながら、優れたキャリアチャンスを逃さずにつかむことができるのが、スカウトのメリットである。
トスワークの利用が向いているのは以下のような人だ。
- 自分の力を最大限発揮できる職場を見つけたい人
- 現状より仕事や待遇が良くなるなら転職したい人
- プロの力を借りて転職したい人
スカウトはキャリアアップの大きなチャンスと捉え、プロの力を借りてミスマッチの少ない転職をしたい人は、トスワークのスカウトを受けてみても良いだろう。
他社とは違うトスワークの特徴3選
トスワークの特徴は、下記の3つだ。
トスワークのスカウトの仕組みについても詳しく解説していく。
どのように情報を収集してコンタクトをとっているのかがわかれば、安心してサービスを利用できるはずだ。
4-1. サーチ型のスカウトサービス事業を提供
トスワークでは、登録者をスカウトするのではなく、ビジネス市場全体をターゲットに、サーチ型のスカウトサービスを展開している。
どこにも登録した覚えがないのに、突然スカウトの連絡が来たという口コミが多いのはサーチ型のためだ。
転職市場でなかなか出会えない希少な優秀人材を発掘するために、リサーチ特化型という手法を用いている。
4-2. 転職潜在層を独自リサーチしてアプローチ
トスワークは独自のリサーチ手法を確立している。
新聞やビジネス誌からの情報収集をはじめ、1300名を超える顧問による推薦や周囲の人からの紹介などを駆使した多角的な調査方法だ。
年間に30万人ものビジネスパーソンを候補者として調査し、転職市場に出れば需要が高い「即戦力・高収益人材」を転職潜在層から発掘する。
4-3. 即戦力・高収益人材がターゲット
トスワークのスカウトで取り扱う案件は、リーダーシップポジションや経営職など、ハイクラス案件が中心となっている。
トスワークにスカウト依頼をするレイノスの公式サイトでは、以下のように業界別の案件例を見ることができる。
高いポジションで高待遇なハイクラス求人が豊富であることがひと目でわかるだろう。
そのため、高いレベルの経験やスキル、専門知識を持つ人材が求められる。
利用前に確認!トスワークからスカウトを受けた際の注意点2選
今後のキャリアアップや自分のスキルを存分に活かせる企業に行きたいと考えている人であれば、トスワークのスカウトは前向きに検討すべきだろう。
会員登録をして、自分に合う案件の紹介を受けたいと考える人もいるかもしれない。
ここではトスワークを利用する前に確認すべき注意点をまとめた。
特徴をよく理解して活用するようにしよう。
5-1. 登録してなくても会社などに電話がかかってくる
トスワークはリサーチ型のスカウトであるため、スカウトを受ける人のタイミングや転職の可能性を問わず突然連絡が来る。
仕事の実績などから情報を得ているため、会社宛に連絡が来ることが多く、不意の連絡に戸惑う人が多い。
トスワークは優秀な人材発掘を第一としており、転職活動をしていない転職潜在層もターゲットとして積極的にアプローチを行っている。
依頼元であるレイノスでは年間30万人の候補者情報を調査しているとあった。
ビジネスシーンで活躍する人材であれば、スカウトを受ける可能性は大いにあるということだ。
5-2. しっかり断らないと連絡がしつこいケースがある
口コミで多く見られたように、転職の意思がないのに何度も連絡が来るケースがある。
一度スカウトを断ったとしても、新たな企業の求める人材にマッチしていれば、再度連絡が来ることはめずらしいことではない。
優秀な人材であれば、さまざまな企業から声がかかるだろう。
今後もトスワークを利用して転職する意思がない場合は、連絡自体をしっかり断るようにしよう。
トスワーク以外でスカウト型転職サービスの利用を検討している場合は「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめ。
自らが希望条件を登録したサービスから届くスカウトなら、ミスマッチも少なく安心感があるだろう。
【Q&A】トスワークに関するよくある質問
A. 新聞(全国紙、業界紙)、ビジネス雑誌、専門誌等による、公開情報はもちろんのこと、全国に1300名を誇る顧問からの紹介や知人からの推薦によって情報収集を行っている。
A. 電話やメールでの連絡が主となっている。
仕事に関する情報を得てスカウトしているため、会社宛の連絡となることが多い。
A. クライアント企業がスカウトプロジェクトフィーを支払う形で成り立っているので、スカウト候補者や会員登録者に費用が発生することはない。
A. 一度断ったとしても、今後転職の可能性があると受け取られた場合は、マッチする案件があれば連絡があることは十分に考えられる。
連絡自体が迷惑であれば、スカウトだけでなく今後の連絡を断るようにしよう。
会員登録は求人紹介を確約するものではない。
マッチする案件があれば、スムーズにスカウトが受けられるので、転職活動の種まきとして会員登録をしておくと良いだろう
引用元:レイノス問い合わせページ
トスワークはレイスグループの傘下 参照:企業情報|レイスグループ(RACE GROUP)