海外で暮らしてみたいな
シンガポールに就職ってできるの?
シンガポールに就職・転職するときにおすすめの転職エージェントは?
結論、まだシンガポールでの就職・転職が具体的に決まっていない人は、まずは「リクルートダイレクトスカウト」で求人をチェックしてみよう。
シンガポールの求人が146件と最も多いことから、求人を幅広くみたい人におすすめである。
すぐに現地採用の求人を見たい方は「GJJ海外就職デスク」も登録しておこう。
シンガポールは基本給3,900SGD(約39万円)以上の人でなければ就労ビザが取得できないため、年収の高いハイクラス求人が多い。
また国民性も穏やかで外資系のようにフランクな社風や、休みが取りやすい会社も多い。
実際に監修者もシンガポールで就労ビザを取得し働いた経験があるが、1〜2週間の長期旅行に行ったり、仕事の合間やランチに同僚とビールを楽しむ友人もいた。
縛られた働き方をしたくない人にとってはピッタリな国だ。
この記事の監修者
シンガポール法人経営者 森田崇寛
幼い頃から海外に興味を持ち大学では外国語学部を専攻。大学在学中に15カ国を一人で旅する。
卒業後は世界を旅しながら働きたいという夢からフリーライターとして独立。
2021年には国内でWebマーケティング会社の法人を登記。
2022年にはシンガポールで法人設立も経験。(写真はオフィスビルから見えるマリーナベイサンズ)
シンガポールに強みのある転職エージェントとおすすめできる理由
- リクルートダイレクトスカウト
・リクルートダイレクトスカウトにおけるシンガポールの求人は246件
・多くの求人から探したい人に最もおすすめ
・ビズリーチを併用することで、より転職成功率がアップ - ビズリーチ
・ビズリーチにおけるシンガポールの求人は172件
・求人数が最も多いリクルートダイレクトスカウトとの併用がおすすめ
・手厚いサポートも受けられるため、失敗する確率を減らせる - JACリクルートメント(20代でチャレンジしたい人向け)
・JACリクルートメントはミドル・ハイクラス向けの転職エージェント
・シンガポール求人は143件
・サポート手厚く20代でミドルクラスにチャレンジしたい人向け
この記事の要約・まとめ
Q. シンガポール現地採用の求人を探すならどの転職エージェントがおすすめですか?
A. GJJ海外就職デスクがおすすめだ。
就職支援はもちろん、海外就職に関するセミナーも開催しており、はじめて海外にチャレンジする人にとっては心強い。
実際に現地就職した人の体験談も掲載されているので、気になる人は「GJJ海外就職デスク」を見てみよう。
なお求人数は2023年12月時点で30件と多くはないため、外資系に強い「JACリクルートメント」や「リクルートダイレクトスカウト」を併用するといいだろう。
Q. シンガポールへの就職・転職で気をつけておくべきことは何ですか?
A. 求人数が豊富なエージェントを選ぼう。
そもそもシンガポール転職の求人数は、国内の求人に比べて絶対数が少ない。
そのため、少しでも選択肢を多くもっていたほうが希望に合う転職先が見つけやすい。
なお「GJJ海外就職デスク」は30件ほど現地の求人を保有しているので、必ず登録しておこう。
以下の転職エージェントも併用しておくと、転職の成功率を上げられる。
・SDS:個人エージェントなので丁寧なサポートが受けられる
・REERACOEN(リーラコーエン): 未経験や英語力に自信がなくても応募できる
シンガポール就職で失敗しないエージェントを選ぶポイント3選
「シンガポールで就職したいけれど、どのエージェントを選べばいいかわからない」と悩んでいる人に向けて、エージェント選びのポイントを説明する。
- 求人数が豊富なエージェントを選ぶ
- 転職サポートが充実しているエージェントを選ぶ
- ビザサポートあり求人があるエージェントを選ぶ
シンガポールの求人数が豊富なエージェントを選ぶ
求人数が豊富なエージェントを選ぶのがおすすめだ。
シンガポールでの就職は、そもそもの求人数が絶対的に少ない。
あなたの実力があればあるほど、扱う求人が多いエージェントを選ぶべきだ。
少ない求人から1社を選ぶのか、たくさんの求人から1社を選ぶのかで、あなたのその後のキャリアが変わる可能性がある。
たくさんある選択肢から、自分に合った会社を見つけられるよう、豊富な求人を扱っているエージェントを選ぼう。
なお現地募集の求人を探したいなら「GJJ海外就職デスク」に登録し、国内で転職先を探してからシンガポールに行きたい人は「リクルートダイレクトスカウト」を利用しておこう。
転職サポートが充実しているエージェントを選ぶ
転職サポートが充実しているエージェントを選ぶことも重要だ。
転職活動はただでさえ体力も精神力も消耗する。
日本国内での転職活動でさえそうなのだから、シンガポールでの転職活動となればなおのことだ。
たとえば、あなたがシンガポールに詳しくないのであれば、アジアに強いエージェントではなく、シンガポールに特化したエージェントを選ぶと良い。
後ほど詳しく紹介するが、「SDS」というエージェントがシンガポールに特化している。
エージェントがシンガポールの現地情報に詳しければ、仕事を探す以外の点でもあなたの疑問に答えてくれるだろう。
また学生なら、就職支援のサポートが手厚い「GJJ海外就職デスク」がおすすめ。
ビザサポートあり求人があるエージェントを選ぶ
ビザサポートあり求人を扱うエージェントかどうかという点は、シンガポール就職ならではのポイントだ。
シンガポールで働くには、基本的には就労ビザを取得する必要がある。
ただ、ビザの取得は手続きが複雑で面倒なことも多い。
そこをフォローしてくれるのが、ビザサポートあり求人だ。
ビザの取得や現地での手続きなどを1人でこなせる自信がある人には不要なサポートかもしれないが、フォローがあって困ることはないだろう。
ビザサポートがあるかどうかを第一に考える必要はないが、頭の片隅においておこう。
たとえば「SDS」は個人でサポートを行ってくれるため、わからないことを尋ねやすく、安心しておまかせできる転職エージェントと言える。
シンガポール就職でおすすめなエージェント5選
シンガポール就職で利用したいエージェントは以下の5社だ。
- GJJ海外就職デスク【キャリアサポートが充実】
- SDS【丁寧なサポートの個人エージェント】
- JACリクルートメント【ハイクラス転職の実現】
- ビズリーチ【スカウトサービスあり】
- REERACOEN(リーラコーエン)【アジア転職に強い】
GJJ海外就職デスク【キャリアサポートが充実】
おすすめな人:自分のキャリアを改めて見直したい人
特徴
・海外への就職支援が可能
・海外から日本へ戻るときにも支援が可能
・現役学生向けの海外就職セミナーも開催
運営会社:GJJ株式会社
GJJ海外就職デスクは、シンガポール就職を通して自分のキャリアを改めて見直したいという人におすすめ。
海外就職セミナーも開催されているので、はじめて海外就職する人にも馴染みやすいと言えるだろう。
もちろんシンガポールの求人も扱っている。
実際に海外就職した人の体験談も載っているので、参考になるはずだ。
もし、より多くのシンガポール求人を見たいなら「リクルートダイレクトスカウト」も併用しておくとより転職成功率がアップする。
542件もの求人があるかつ、手厚いサポートも受けられるため、海外への転職に不安がある人でも安心して利用できるのだ。
GJJ海外就職デスクの口コミ
今までのキャリアの棚卸しなどを細かく行っていただいた点が良かったです。
また、実際に海外で働いている方のお話を聞くことが出来たので、現地生活に過度な期待をせずに現実を知れたのが良かったです。笑※公式サイトの体験談より抜粋
SDS【丁寧なサポートの個人エージェント】
SDSは、個人エージェントでサポートが充実しているので、パートナーの転勤や家庭事情など、意図せずシンガポールで就職することになった人におすすめ。
「シンガポール de 就職」という照沼さんが運営している個人エージェントだ。
照沼さんは、日本の人材派遣会社で営業としてキャリアを積んだのち、シンガポールに渡っている。
シンガポールで日系大手人材紹介会社に現地採用され、営業やコンサルタント業務を経験している。
実際にシンガポールでの勤務経験がある人なので、求人紹介はもちろん、現地での生活を詳しく教えてもらえる点が心強い。
シンガポールの求人が多いかつ、スカウトもしっかり受けられる「ビズリーチ」も併用しておくと良い。
「SDS」はサポートがしっかりあるため、サポートはないけどスカウトが届きやすいビズリーチとの相性は抜群だ。
SDSの口コミ
SDSのエージェントは、とても親切に対応していただきました。仕事情報以外にもシンガポールのビザ取得等の最新情報や住まいの情報を教えていただき、就活の役に立ちました。
※公式サイトの体験談より抜粋
JACリクルートメント【ハイクラス転職の実現】
おすすめな人
・キャリアアップしたい人
・年収を上げたい人
特徴
・ハイクラス転職に強みがある
・外資系企業へのパイプがあり世界11か国に展開している
運営会社:株式会社ジェイエイシーリクルートメント
JACリクルートメントは、キャリアアップしたい人や年収を上げたい人におすすめ。
最大の特徴は、なんといってもハイクラス転職が可能であること。
ロンドン発祥で、世界11か国・25拠点に展開しているグローバルな日系転職エージェントだ。
独自のグローバルネットワークを活用して、外資系企業や海外進出企業への転職支援に実績がある。
ハイクラス転職としてシンガポール就職を目指している人は、まずは登録しておくと良いだろう。
ただ、ミドル・ハイクラス転職を得意としているので、未経験転職には不向きなエージェントだ。
JACリクルートメントの口コミ
JACリクルートメントは外資系に強いコネクションを持っており、希望企業は高い確率で紹介してもらえるでしょう。 外資系といっても英語が必須条件なわけではありませんし、「高給激務の米国系外資」「まったりそこそこ高給の欧州系外資」など興味があるジャンルがあれば詳しく教えてくれますよ。
※Xより抜粋
仕事終わり! 結論海外現地採用の案件はほぼないことがわかったので、日本の求人も探索してみるか、、 ちなみにJACリクルートメントは、イギリスやシンガポールに拠点があるので、日系企業の現地採用案件情報を持ってます 他の日本のエージェントとは大きく違う点
※Xより抜粋
ビズリーチ【スカウトサービスあり】
おすすめな人:キャリアに自信がありハイクラス転職を希望する人
特徴
・企業からの直接スカウトが来る
・大企業のシンガポール支社勤務が狙える
運営会社:株式会社ビズリーチ
ビズリーチは、これまでのキャリアに自信があり、ハイクラス転職を目指している人におすすめ。
日本国内の転職でもよく聞くビズリーチは、海外転職も扱っている。
シンガポール就職を前提とした求人は172件あり、他のエージェントと比較しても多いほうだ。
また求人数もさることながら、ハイクラス転職にも強みを持っている。
シンガポールでのハイクラス転職を目指す人は、ビズリーチにも登録しておくと良いだろう。
ビズリーチにはスカウトサービスもあるので、あなたに興味を持った企業から直接声がかかる可能性がある。
ただし、転職サイトの性質上、サポートがないため、同じスカウト型サービスである「リクルートダイレクトスカウト」も併用すると良い。
手厚いサポートを受けられるかつ、シンガポールの求人数が542件と最多なので、より転職成功率が上がるのだ。
随分前にビズリーチ登録したら、ヘッドハンターから某外資メーカーでこーゆ条件で海外任務しませんかとスカウトが来た。年収も1.5倍。どうせ僕の経験じゃうかりっこないけど、AI人材の世界的争奪戦すごいなぁなどと思うなどした。
※Xより抜粋
ビズリーチから「シンガポールを拠点に東南アジア全域で新規ビジネスの立ち上げの際に財務分析を担当できる方」っていう募集きてて面白そうだと思った。今は彼氏がインド来るまで動けないけど、今後も転職エージェントには常に登録しておこうと思う。
※Xより抜粋
REERACOEN(リーラコーエン)【アジア転職に強い】
・英語力に自信がない人
・転職が未経験な人
特徴:アジア転職に特化した転職エージェント
運営会社:Reeracoen Recruitment Co., Ltd.
株式会社ネオキャリアが運営している、アジア転職に特化した転職エージェントだ。
リーラコーエンの特徴は、未経験や英語力に自信がない人でも応募可能な求人があること。
業務で使う言語は日本語のみの求人もあるため、ハイクラス転職は目指していないが、海外で働いてみたい人でも積極的に応募できる。
リーラコーエンはシンガポールをはじめとしてアジアに進出した経緯もあり、シンガポールの求人も多く扱っている。
シンガポール就職でエージェントを利用する際の注意点3選
シンガポール就職でエージェントを利用すれば、100%満足のいく就職ができるかというと、必ずしもそうではない。
エージェントを利用するうえで注意すべき3つの点を以下にまとめた。
- 職先の会社情報を自分でも調べる
- 就職にともなうサポートについて確認する
- あなたのキャリアプランを考えてくれているかを確認する
就職先の会社情報を自分でも調べる
就職先の会社情報は、自分でも調べておく。
シンガポール就職に限った話ではないが、エージェントの話は100%正しいと思い込んでしまうのは危険だ。
可能性としては低いが、エージェントの話が間違っていることも考えられる。
エージェントでは手に入れられない情報もあるだろう。
個人で調べる範囲には限界があるかもしれないが、インターネットやSNSなどを活用して、少しでも多くの情報を自分で探し出しておこう。
- 就職先の代表者
- 会社の口コミや評判
- 会社があるエリアの治安
- 寮がある場合は場所(治安含む)
就職にともなうサポートについて確認する
就職にともなう手続きのサポートがどのくらい充実しているのかを確認しておく。
シンガポール就職ともなると、国内の転職とは異なる手続きもある。
- ビザ取得のサポート有無
- 賃貸アパートや寮の手続きサポート有無
- 英語での書類のやりとりサポート有無(苦手な人)
就職先が決まればシンガポールでの生活がうまくいくわけではない。
シンガポールで落ち着いた生活ができるよう、就職後の生活についてもサポートがあるエージェントであればさらに安心できる。
なお丁寧なサポートが希望なら、個人エージェントで運営されている「SDS」を利用しよう。
あなたのキャリアプランを考えてくれているかを確認する
シンガポールで就職した先で目指したい目標や叶えたい夢を一緒に考えてくれるエージェントを選ぼう。
シンガポール就職はゴールではなく、スタートだ。
ほとんどの人は、シンガポールで働くことが最終目的ではないはず。
もしあなたが今使っているエージェントが、就職先をあっせんして終わりというスタンスであれば、ほかのエージェントの利用も検討すべきだ。
シンガポール就職は目的ではなくひとつの手段で、その先のあなたのキャリアにも向き合ってくれるエージェントを選ぼう。
シンガポール就職でエージェントを利用するメリット3選
エージェントを利用するメリットは、次の3つだ。
- 豊富な求人から就職先を探すことができる
- シンガポール就職にむけたサポートをしてくれる
- シンガポールの現地情報・会社情報などを教えてくれる
豊富な求人から就職先を探すことができる
エージェントを利用する大きなメリットのひとつは、求人数が豊富なことだ。
もちろん個人で求人を探すことも可能だが、調べられる範囲には限界がある。
エージェントは、業界内や会社内にネットワークを持っている。
そのため、一般には公開していない非公開求人の扱いもある。
非公開求人は好条件の就職先であることも多いので、エージェントを活用して、できる限り多くの求人に目を通してみてほしい。
シンガポール就職にむけたサポートをしてくれる
シンガポール就職にむけたサポートをしてもらえるのもエージェントのメリットだ。
サポート例
- ビザの取得手続き
- 住居の選定や契約
- 生活についての知識やノウハウ
エージェントは、これらの手続きをサポートしてくれることが多い。
限られた時間のなかで個人ですべて対応するとなると、あなたの負荷が高くなる。
エージェントにサポートしてもらいながら進められると心強いだろう。
シンガポールの現地情報・会社情報などを教えてくれる
エージェントは、シンガポールの現地情報や会社情報にも詳しい。
シンガポールで就職する覚悟はあっても、現地の情報がなにもわからないと不安だ。
シンガポールの求人があるということは、シンガポールでの就職をサポートしてきた実績があるということだ。
現地での生活や働き方など、シンガポールには日本と違う文化が少なからずある。
エージェントを通して、それらの情報を得てからシンガポールに渡るほうが安心できる。
まとめ|シンガポール就職で失敗しないためにエージェントを活用しよう
シンガポールでの就職であっても、エージェントをうまく活用すれば、あなたが満足できる就職先を探せるだろう。
ただし、良い条件の求人ほど早く取られてしまうので、今すぐ行動を起こそう。
何からはじめていいか迷う方は、国内でもシンガポールへの就職先が探せる「リクルートダイレクトスカウト」で求人をチェックしてみよう。
ほかのエージェントをもう一度確認したい方は「シンガポール就職でおすすめなエージェント5選」を確認してほしい。
シンガポールでの就職に関するQ&A
Q. リーラコーエンを利用すればシンガポールの求人が見つかりますか?
A. 見つかる可能性が高い。
リーラコーエンはアジア就職に特化したエージェントなので、保有している求人にシンガポールが含まれている。
ただ、良い条件の求人から枠が埋まっていくので、1日でも早く行動を起こすといいだろう。
まずは以下から登録して、求人を眺めてみよう。
Q. 女性でもシンガポール就職はできますか?
A. 可能だ。
海外では性別に関係なく、能力で採用されることがほとんど。
そもそも履歴書に性別欄がない企業がスタンダートなので、男性・女性にかかわらず応募できる。
不安なら「GJJ海外就職デスク」といった海外に強いエージェントを頼るといいだろう。
Q. 未経験でもシンガポールに就職する方法はありますか?
A. リーラコーエンを利用しよう。
リーラコーエンなら、海外の就職経験がない人や、英語に自信がない人でもサポートしてくれる。
一度登録して面談をしてもらうと、就職に関するモヤモヤがスッキリするはずだ。