フリーランスコンサル向けエージェントはどう選べばいいの?
低単価の案件で苦しみたくない…
フリーランスコンサル向けエージェントのおすすめはどれ?
この記事にたどりついたあなたは、フリーランスで稼いでいきたいと考えているはずだ。
結論「レバテックフリーランス」を使えば、フリーランスコンサルとして独立し、質のいいサポートを受けつつ収入を挙げられるだろう。
「レバテックフリーランス」は案件紹介はもちろん、税務関係やメンタル的なサポートまで手厚く行ってくれる。
ほかのおすすめエージェントを知りたい方は「おすすめのフリーランスコンサル向けエージェント10選」を参考にしてほしい。
最後まで読んで自分に合うエージェントを選べば、案件探しの営業で疲弊せず、しっかり稼げる生活が送れるだろう。
なお本記事のデータは2023年12月5日時点の情報なので、詳しくは各公式ページにて確認してほしい。
フリーランスコンサル向け案件の種類と相場・年収
Strategy Consultant Bankのデータによれば、フリーランスコンサルタントの案件ごとの相場は以下のとおりだ。
- 戦略系
相場:120万〜300万円
年収 :1,500万〜4,000万円 - 業務系
相場:100万〜200万円
年収 :1,200万〜2,500万円 - 財務・会計
相場:100万〜150万円
年収 :1,200万〜1,800万円 - 人事・組織
相場:100万〜150万円
年収 :1,200万〜1,800万円 - IT系
相場:100万〜200万円
年収 :1,500万〜2,500万円
国税庁の調査によれば令和4年における日本人の平均年収は483万円なので、非常に高収入だと言える。
おすすめのフリーランスコンサル向けエージェント10選
おすすめできるフリーランスコンサル向けエージェントとして、以下の10選を紹介する。
高単価・サポート重視なら「レバテックフリーランス」
引用:レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、高単価かつ手厚いサポートを受けたい人におすすめだ。
手厚いサポートとして「レバテックケア」と呼ばれる福利厚生パッケージが用意されている。
このレバテックケアでは、以下の3つの観点からサポートが受けられる。
- 案件サポート
- 税務関連サポート
- ヘルスケアサポート
案件サポートでは、専属の担当者が営業を代行してくれるため、収入が途切れない。
また条件によっては同系列サービス「レバテックキャリア」の求人を利用し、正社員に戻ることも可能だ。
具体的なサポート例
- 税理士の無料紹介、特別価格の案内
- クラウド会計ソフトの利用が一定の期間無料
- 人間ドッグ費用が30%OFF
- 全国3,300箇所のスポーツジムが特別価格で利用が可能
上記のような手厚いサービスがレバテックフリーランスの魅力と言えるだろう。
即日の案件紹介を希望するなら「プロコネクト」
引用:プロコネクト
プロコネクトはトップフリーコンサルのためのマッチングサービスだ。
専属サポート担当による面接後、即日で案件を紹介してくれる。
案件参画までは最短2日から可能。スピード感をもって案件をゲットしたい人におすすめ。
下記のような、超上流な案件が多数。
取り扱い案件の例
- PMO案件
- プライム案件
- フルリモート案件
マージンは公開されており、ベース8%〜15%であるため、より好条件で参画できる場合も。
平均単価は170万円/人なので、年収アップを目指したい人にもおすすめだ。
また、これからフリーランスになるか迷っている人も相談可能。
フリーランス周辺事情に精通しているプロコネクトが、フリーランスにベストな働き方を提供してくれるだろう。
高品質で手厚いサポートを受け、素早くハイクラスな案件に出会いたいなら、ぜひ利用を検討してみてはいかがだろうか。
豊富な案件数なら「High Performer Consultant(ハイパフォーマンスコンサルタント)」
High Performer Consultant は、豊富な選択肢をもちたい人におすすめのフリーランスコンサル向けエージェントだ。
今回紹介したエージェントの中でも圧倒的な案件数を保有しており、場所も首都圏からフルリモートまで幅広い。
これからフリーランスコンサルとして活動しはじめたい人にとっては、これだけの案件数があれば安心感がもてるだろう。
これだけの案件が保有できるのは、19年以上の信頼と実績があるからだ。
運営しているINTLOOP株式会社は2022年に東証グロース市場へ新規上場も果たしており、年平均140%の成長をみせている。
成長の著しい企業が運営している点も、フリーランスが利用するエージェントとしては安心できる。
>> High Performer Consultantに登録する
高単価案件が豊富な「THE CONSUL」
引用:THE CONSUL
THE CONSULは、豊富な経験と独自のネットワークを活かし、高単価のIT関連案件を提供。
代表は8年以上にわたりフリーコンサルタントとしての経験を積んでおり、そのため独自ルートの案件が多数揃っている。
また、エンドクライアント・元請け直案件の割合が高く、業界最安水準の手数料を設定しているため、登録者の報酬を最大化することが可能。
元フリーコンサルタントの社員も在籍し、独立相談も気軽に受け付けている。フリーランスとしてのキャリアを追求したい方には安心して相談できる環境を提供している。
あなたのスキルと知識を最大限に活かしたい方はおすすめだ。
IT領域なら「BTCエージェント」
引用:BTCエージェント
BTCエージェントは、ITコンサルタントとして活躍したい方におすすめのフリーランスコンサル向けエージェントだ。
IT業界で活躍する20〜40代のエンジニア・SIerなどを対象とした案件紹介を行っており、平均単価は147万円と高額な案件も多い。
単発案件もあるが、長期案件のサポートが得意で平均の継続期間は11.5ヶ月となっている。
長期案件に出会えるのは、専任のコンサルタントが担当してもらうことで、あなたの実績やスキルにマッチした案件を紹介してもらえるからだ。
あなたのキャリアを長期的に考えてサポートしてくれるので、時にはフリーランスから正社員への提案など、キャリアチェンジの提案もあるようだ。
あなたがIT業界に興味があり、長期的にサポートを受けたいと考えるなら、BTCエージェントを利用してみてはいかがだろうか。
案件のカスタマイズ性を重視するなら「POD」
引用:POD
PODは、細かく希望条件を設定したい人におすすめのフリーランスコンサル向けエージェントだ。
たとえば稼働率条件が0〜100%まで20%刻みで設定できたり、契約期間を3ヶ月刻みで設定できたりする。
PODで設定可能な条件
- 業界
- テーマ
- 勤務地
- 稼働率
- 契約期間
- 報奨金額
またフルリモートでの案件も保有しており、多様な働き方に合わせた提案をしてもらえるだろう。
案件のテーマも幅広く、経営戦略やIT上流・要件定義といった重要ポジションへのコンサルティング案件も多い。
保有している案件が飛び抜けて多いわけではないが、あなたの希望にピッタリはまる案件があれば、これ以上ない「好条件」で仕事が受注できるだろう。
上流案件が希望なら「Strategy Consultant Bank」
Strategy Consultant Bank は、上流案件を紹介してほしい人におすすめのフリーランスコンサル向けエージェントだ。
たとえば公式ページによれば、2022年8月現在の案件タイプは下図のとおりだ。
戦略案件が40%、業務案件が40%であり、上流案件が8割を占めている。
また案件単価も150万円/月以上の高額案件が多い。
このように、上流かつ高単価の案件を希望する方にとっては利用しやすいエージェントだ。
>> Strategy Consultant Bankに登録する
正社員に戻る可能性があるなら「フリーコンサルBiz」
引用:フリーコンサルBiz
フリーコンサルBizは、フリーランスと正社員どちらの選択肢も残して活動したい人におすすめだ。
フリーコンサルBizを運営するアクシスコンサルティングでは、コンサルティングファームから独立したい人と、反対にもう一度正社員に戻りたい人の、どちらに対しても支援を行っている。
フリーコンサルBizの支援対象
- フリーランス
- 正社員
- 副業 / 兼業
上記3つの選択肢いずれもサポートしてくれるので、幅広い選択肢をもってコンサル業を行いたい人にとってはピッタリだろう。
DX事業なら「foRPro」
引用:foRPro
foRProは、DX事業に関連したコンサルティングが得意な人におすすめのフリーランスコンサル向けエージェントだ。
foRProの募集案件は2021年6月現在、DX関連のIT・テクノロジー案件が50%、オペレーション・業務改革案件が40%である。
引用:foRPro
昨今、取り組みが急速に進んでいるDX関連のプロジェクトの中でも、構想策定や戦略案件など上流の案件を多数保有している。
そのため、案件平均単価も150〜200万円と高くなっており、ハイクラスなポジションでの紹介が期待できるだろう。
営業が苦手なら「コンサルタントジョブ」
引用:コンサルタントジョブ
コンサルタントジョブは、営業が苦手で、なるべく案件に集中したい人におすすめなフリーランスコンサル向けエージェントだ。
コンサル出身のエージェントが専属で担当してくれるため、条件交渉から稼働後のサポートまで中・長期的にサポートを受けられる。
案件紹介を受けて稼働したあとも相談できるため、細かい調整や交渉もお任せできるだろう。
そのため、営業が苦手でなるべくクライアントとの交渉をお願いしたい人にとっては、コンサルタントジョブはピッタリなエージェントとなるはずだ。
なお、コンサルタントジョブの詳しい評判については、以下の記事が参考になるだろう。
フリーランスコンサル向けエージェントを利用するときの注意点3つ
フリーランスコンサル向けエージェントを利用すると、以下のデメリットが考えられる。
フリーランスコンサル向けエージェントを利用するデメリット
中間マージン(手数料)が必要
フリーランスコンサル向けエージェントは表面上の手数料は無料だ。
しかし、あなたが案件を受注して稼働し、報酬を得る際には一定の手数料が引かれる。
多くのエージェントは手数料が非公開で、相場としては25%〜30%程度が一般的だ。
エージェントによってはさらに高い手数料がかかる場合もある。
ただ、手数料を支払ったとしても、営業にかける時間・労力が減るなら十分ペイできる可能性が高い。
なぜなら営業にどれだけ時間を費やしても、直接売上にはつながらないからだ。
それよりも、クライアントへの価値提供に時間をかけ、高単価の案件をもらったほうが良い場合もあるだろう。
営業力が身につかない可能性
エージェントに案件獲得を依頼しつづけた場合、あなた自身の営業力は伸びないだろう。
どれだけ質のよいコンサルティングスキルがあっても、クライアントを獲得できなければ稼ぐことはできない。
したがって、独立起業を目指す方や、営業力も身につけておきたいという方にとっては、エージェントの利用はデメリットとなる可能性がある。
一方、コンサルティングのスキルを磨き、高単価案件を獲得できる能力を早めに身につけるのも戦略のひとつだろう。
営業力は伸びないが…
- 高単価案件のスキルが手に入る
- 上流案件の企業と信頼関係が築ける
営業はアウトソーシングも可能だが、肝心のコンサルは事業の中心であるため、あなた自身のスキルが問われる。
したがって、営業の優先順位を低く考え、まずコンサルに注力したい人にとってはデメリットになりにくい。
悪質なエージェントである可能性
次のいずれかに当てはまる場合、そのサービスの利用は見送ったほうがいいかもしれない。
- 手数料がわからない
- 単価の最低ラインを教えてくれない
- サポートや交流機能がまったくない
「エージェントへの手数料」がわからないエージェントは、相場以上の手数料が引かれてしまう可能性があり、利用するのをやめたほうがいいかもしれない。
エージェントへの手数料は、一般的に25〜30%とされている。
また、紹介される案件の最低単価がわからない場合も注意しておこう。
エージェントは、企業側の担当者と細かな打ち合わせをしたうえで案件紹介を行うのが一般的だ。
単価の最低ラインがわからないのは、企業との打ち合わせが丁寧にされていなかったり、エージェントの交渉力が高くないことを示している。
案件紹介を受けたら、まず単価の最低ラインを尋ねることで、信頼できるエージェントかを測れるだろう。
なお、もし最低ラインがわからない場合は次の対策を考えよう。
単価の最低ラインがわからないときの対処法
- 担当のエージェントを変更してもらう
- 別のサービスを併用する
なお安心して利用できるエージェントがわからない場合は「レバテックフリーランス」なら失敗せずにすむ。
フリーランスコンサル向けエージェントを利用する3つのメリット
デメリットがある一方で、エージェントを利用すると次のようなメリットが考えられる。
フリーランスコンサル向けエージェントを利用するメリット
営業に割く時間が不要になる
フリーランスコンサル向けエージェントの主な仕事は、案件の紹介だ。
これは言い換えれば「営業」なので、あなたは営業をせず、業務に集中できる。
お願いできる業務の例
- 案件の営業
- 納期の調整
- 仕事の条件交渉
- 請求書や領収書の発行
上記のような「コンサルティング業務と直接関係ない仕事」をエージェントにお願いできるため、手数料がかかったとしても、サービスを利用したいと考える方はいるはずだ。
なお企業で営業力を鍛えたい人は、以下で紹介している転職エージェントがおすすめだ。
参考:コンサル転職におすすめエージェント15選!困ったときの選び方【分野別】
案件の相場感がわかる
エージェントから案件の紹介を受けるなかで、あなたが希望する業務の相場がわかってくるだろう。
エージェントは多数の案件を扱う経験があり、市場全体の傾向や各案件の単価を把握している。
あなたのもつ経歴や実績、スキルに応じて適切な案件を提案してくれるので、単価を見ることで「市場価値」もわかる。
相場感を知っておけば、あなたから単価を提示するケースであっても適切な価格設定ができるだろう。
営業戦略を立てるうえでも、一度エージェントを利用して相場感や自分の市場価値を知っておくことは重要だ。
プロのサポートが受けられる
未経験から独立する場合や、ファームで業務全体を経験していない場合は、プロのサポートを受けたほうがいいだろう。
フリーランスになるとあらゆる業務を基本ひとりで行う必要があるため、わからない部分も多く出てくる可能性がある。
一つひとつ勉強して解決していく方法もあるが、コストパフォーマンスを考えれば、プロの知識を借りた方が早いのは間違いない。
すべての業務を完璧に理解するには、多くの経験と時間が必要となるからだ。
また、長期的なキャリア形成をサポートしてもらえる点も、プロに相談するメリットと言える。
コンサルの経験が少ない人ほどサービスを活用し、プロのサポートを受けておくことで、失敗せずに済むはずだ。
エージェントの利用で失敗しないための3つの準備
フリーランスコンサル向けエージェントを最大限に活用するには、次の3つを準備しておこう
キャリアの棚卸しをしておく
あなたの入力した実績や職務経歴書に応じた案件が紹介されるので、キャリアを丁寧に振り返っておこう。
「誰でも講習さえ受ければ取得できる資格だから……」と記載しなかった資格も、ピンポイントでその資格取得者を探している企業があるかもしれない。
その資格がきっかけとなり、新しい案件を獲得できる可能性もあるだろう。
もし「記載すべき資格かどうかわからない」という場合は、エージェントと相談しながら追記していくこともできる。
あなたが積み上げてきたものを一度じっくりリストアップして、キャリアの棚卸しをしておこう。
コミュニケーションスキルを鍛えておく
コンサルに限らず、フリーランスになってもっとも必要とされるスキルが「コミュニケーションスキル」だろう。
コミュニケーションスキルを鍛えることは、エージェントとの関係性を深め、よりよいサービスを受けるための鍵となる。
担当者に正確に伝えたい項目
- スキル
- 職務経歴
- 保有している資格
- 希望する求人の条件
- 目指すキャリアパス
上記の情報は、あなた自身がエージェントに対して適切に伝えることではじめて共有されるだろう。
コミュニケーションに自信がない場合は、仕事やプライベートでなるべく自己開示を行い、伝えるトレーニングを積むようにしていこう。
転職を経験しておく
一度転職を経験しておけば、自分自身のキャリア形成について考える機会をもてるので、自己理解を深められるだろう。
自分の専門性や得意分野など明確にしておくことは、エージェントと適切な案件を見つける際の手助けとなる。
また勤務経験が一社のみの場合、その企業の価値観でものごとを見てしまい、バイアスがかかってしまう可能性もある。
企画書ひとつをとっても「A4・1枚で作成するのが常識」という企業がある一方、パワーポイント1ページに収めなさないという企業もある。
転職を経験しておくことで、複数の企業の価値観や文化に触れられるので、あなたの考え方や知識の幅も広がっていくはずだ。
フリーランスコンサル向けエージェントを利用する5つのステップ
フリーランスになり安定して稼働するまでには、次の5つのステップを踏む必要がある。
STEP1登録して問い合わせる
利用したいサービスが決まったら、登録して情報を入力しよう。
このときにある程度の経歴を入力するケースが多いので、登録までにキャリアの棚卸しをしておくといいだろう。
エージェントの良し悪しがわからないという方は、「1.おすすめのフリーランスコンサル向けエージェント10選」から選ぼう。
STEP2職務経歴書を作る
登録が終わったら、職務経歴書を作成していこう。
詳しい実績やスキルを入力し、あなたの強みをアピールしていく。
この職務経歴書をもとにエージェントが案件を紹介するので、入力ミスに注意だ。
書き方がわからない方はレバテックフリーランスの記事が参考となるだろう。
STEP3エージェントに相談する
情報の登録が終わったら、エージェントとの面談を予約する。
エージェントとの面談では、あなたの希望のポジションや稼働率など、詳しい条件を尋ねられるだろう。
面談になるとつい希望をぼやかしたり、話を大きくして話したりしてしまいがちなので、後々後悔しないよう正確に伝えよう。
この面談が終わると、エージェントはあなたの代わりに案件を探してくれる。
STEP4案件紹介を受ける
あなたに合う案件が見つかったら、エージェントから連絡が来る。
条件が希望と一致するかを確認し、応募しよう。
STEP5フィードバックを受ける
案件に参画し、稼働しはじめたら、エージェントから様子を尋ねられるだろう。
何かしら問題がある場合はエージェントに相談し、代理で交渉してもらおう。
まとめ|フリーランスコンサル向けエージェントはメリット・デメリットを理解して賢く使おう
フリーランスコンサルは営業や売上に直結しない仕事を代行してもらえるため、上手に活用しておきたい。
メリット・デメリットを再確認したい方は「フリーランスコンサル向けエージェントを利用するときの注意点3つ」をチェックしよう。
どこがいいか迷う方は、営業から健康面までサポートが手厚い「レバテックフリーランス」がおすすめだ。
あとは忘れる前にアクションを起こすことが重要だ。
迷う時間があったら、まずは気になるエージェントに登録してから悩もう。
フリーランスコンサルエージェントについてよくあるQ&A
Q フリーランスのコンサルになるメリットは何ですか?
A フリーランスとして働くメリットは次の3つが考えられる。
- コンサルのスキルが上がる
- 案件を獲得しやすくなる
- 収入がほぼ間違いなく上がる
フリーランスになると、会社員時代は分担して行っていたコンサルティングをすべて自分が行うケースも増えてくる。
業務量は増えて、負担は増すかもしれないが、そのぶん成長できて得られる経験値も多くなる。
フリーランスで活動すればするほどスキルがあがり、結果として案件を獲得しやすくなるだろう。
そして案件の獲得しやすさに比例して、収入が上がるはずだ。
一般的に上流の案件を獲得するほど単価が上がるので、スキル獲得→上流案件に参画→収入アップ、となるだろう。
Q フリーランスのコンサルになるデメリットは何ですか?
A もっとも大きなデメリットは、収入が安定しないことだ。
案件によっては単発で打ち切りになったり、予定よりも短縮されてしまい、収入が途絶えることも考えられる。
会社員であれば、他のプロジェクトに入ることも可能かもしれないが、フリーランスではスムーズにいくとは限らない。
フリーランスを検討するなら、少なくとも半年程度、案件が十分に獲得できなくても生活できるだけの貯蓄をもっておきたい。
また、社会保障がないため、健康保険や年金などもすべて自分で手続きが必要となる。
とくに健康保険については、任意継続保険などの制度もあるので、フリーランスを考える人はチェックしておこう。
Q 現在会社員ですが、問い合わせをしても大丈夫ですか?
A まったく問題ない。
エージェントからすれば、興味ある人からの問い合わせは歓迎だ。
「数年後にフリーランスを考えています」「フリーランスってどのような働き方ですか?」という状態でも、相談してもらってかまわない。
もし真剣に相談にのってくれないエージェントがいたら、すぐに利用をやめて、別のサービスへ移ろう。
Q 未経験でもフリーランスコンサルになれますか?
A 可能だが、案件獲得までのハードルは高いだろう。
コンサルタントには特別な資格がないので、名乗ることは自由だ。
しかし企業もエージェントも、あなたの職務経歴書を見て案件を依頼することがほとんどなので、実績がない人はそもそも紹介されない可能性が高い。
未経験からフリーランスコンサルになりたいと考えるなら、まずはエンジニアやDX関係の業務に携われる企業に就職し、数年経験を積むことをおすすめする。
Q 人脈がなくてもフリーランスコンサルになれますか?
A まったく問題ない。
むしろフリーランスコンサル向けエージェントのサービスは、営業代行が本質だ。
「実績やスキルはあるけれど、営業が難しい……」という人ほど、エージェントサービスを利用したほうがいい。
あなたのアピールポイントを上手に企業に伝えてくれるので、営業力がなくてもよい案件に携われるはずだ。