リクルートダイレクトスカウトとビズリーチ、自分にはどちらがあってる?
間違ったほうを選んで失敗したらどうしよう…
結局リクルートダイレクトスカウトとビズリーチはどちらが転職で成功しやすいの?
結論、ハイクラス転職を成功させたいなら、2つ併用するのがおすすめだ。
「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチ」は共通するところもあるが、異なる特徴も持っているので、併用すると両方の良さが利用できる。
特徴の違いを把握して賢く使えば、希望どおりの年収やポジションが手に入るはずだ。
この記事の要約・まとめ
Q. リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの最大の違いは何ですか?
A. 最大の違いは「誰とつながれるか」だ。
- リクルートダイレクトスカウト:優秀なヘッドハンター
- ビズリーチ:企業の人事担当
自分の選択肢を増やして、その中から良い転職先を選ぶなら「リクルートダイレクトスカウト」がおすすめだ。
一方、企業とダイレクトにつながって相思相愛の状態で転職したいなら「ビズリーチ」がいいだろう。
どちらも希望する欲張りな方は、両方併用するのがおすすめ。
Q. リクルートダイレクトスカウトとビズリーチどちらを使えばいいですか?
A. 以下の目的に応じて使い分けよう。
なお、もっとも効率的なのは「併用すること」なので、失敗したくない人は両方使っておこう。
目的と利用したい転職エージェント
- 選択肢を増やしたい:リクルートダイレクトスカウト
- 企業とダイレクトにつながりたい:ビズリーチ
- すべてのサービスを無料で使いたい:リクルートダイレクトスカウト
- 審査なしですぐ使いたい:リクルートダイレクトスカウト
- スカウトが欲しい:リクルートダイレクトスカウト、ビズリーチ ※どちらも対応
- 確実にキャリアアップしたい:ビズリーチ
それぞれの詳しい解説は「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)とビズリーチ5つの違い」をチェックしよう。
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)とビズリーチの特徴を比較
2つの転職サイトの特徴を以下にまとめた。※データは2023年12月時点
- リクルートダイレクトスカウト
利用料金:無料
公開求人数(年収600万以上):118,238件
ヘッドハンター数:約6,200人
審査:不要
スカウトの閲覧・返信:無料 - ビズリーチ
利用料金:一部有料 ※プレミアムステージ月額約5,500円(税込み)
公開求人数(年収600万以上):239,738件
ヘッドハンター数:約5,000人
審査:必要
スカウトの閲覧・返信:プレミアムステージ会員のみ
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチ5つの違い
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いは、以下の5つである。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチ5つの違い
- 利用料金が無料なのは「リクルートダイレクトスカウト」
- 公開求人数なら「ビズリーチ」
- ヘッドハンターの数なら「ビズリーチ」だが選ぶなら「リクルートダイレクトスカウト」
- 審査が不要なのは「リクルートダイレクトスカウト」
- スカウトは費用をかけないなら「リクルートダイレクトスカウト」
それぞれの転職サイトの違いを理解し、有効活用しよう。
利用料金が無料なのは「リクルートダイレクトスカウト」
リクルートダイレクトスカウトはすべてのサービスを無料で利用できるが、ビズリーチは有料の会員ステータスがある。
- 無料:スタンダードステージ
- 有料:プレミアムステージ
「プレミアムステージ」の料金は、以下のとおり。
ビズリーチ・プレミアムステージの利用料金
- Web版からアップグレードする場合:(Web決済) 30日間コース 5,478円(税込)
- アプリからアップグレードする場合(App Store決済): 月額 5,500円(税込)
サイト内の全ての機能を使いたい場合は有料会員になる必要があるため、あらかじめ理解をしておこう。
公開求人数なら「ビズリーチ」
ハイクラスに関わらず比較すると、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの公開求人数は以下のとおりだ。
- ビズリーチ 239,738件
- リクルートダイレクトスカウト 118,238件
ビズリーチのほうが、10万件以上も公開求人数が多い。
ただし、どちらも非公開求人を保有しているため、良い条件の求人については単純に比較できない部分もある。
非公開求人も含めて検討できれば、自分に合う企業が見つかる可能性が高くなるため、両方ともに登録するのがおすすめだ。
ヘッドハンターの数なら「ビズリーチ」だが選ぶなら「リクルートダイレクトスカウト」
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの在籍ヘッドハンターの数は、以下のとおりだ。
- ビズリーチ 約6,200人(2023年6月現在)
- リクルートダイレクトスカウト 約5,000人(2023年3月現在)
在籍ヘッドハンターの数は、リクルートダイレクトスカウトよりもビズリーチのほうが多い。
ただしビズリーチはヘッドハンターへの相談をしたい場合、有料会員になる必要がある。
審査が不要なのは「リクルートダイレクトスカウト」
リクルートダイレクトスカウトは、審査不要だが、ビズリーチは審査制で、通らなければ利用できない。
ビズリーチはサービス登録時のプロフィールや職務経歴書の内容をもとに、審査がおこなわれる。
ビズリーチが設ける一定の基準をクリアできなければ、サービスを利用できない。
なお審査については、以下の記事でも解説している。
関連記事:ビズリーチの審査に落ちた!原因と挽回方法は?学歴は関係ある?
スカウトは費用をかけないなら「リクルートダイレクトスカウト」
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチのスカウトの内容は、以下のとおりだ。
- リクルートダイレクトスカウト
・通常スカウト:書類選考後、面接 - ビズリーチ
・プラチナスカウト:書類選考なしで面接を確約
・通常スカウト:書類選考後、面接
リクルートダイレクトスカウトは、通常のスカウトのみだが全て無料で利用できる。
一方ビズリーチには、プラチナスカウトと通常スカウトの2種類がある。
プラチナスカウトの閲覧・返信は、無料会員でも可能。通常スカウトの閲覧・返信は、有料会員のみ利用可能だ。
プラチナスカウトを受け取りたい人はビズリーチ、無料で利用したい人はリクルートダイレクトスカウトがおすすめだ。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチ悩んだときの2つの判断基準
結論、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチは、併用したほうが効率的なのでおすすめだ。
とはいえ、転職サイトを1つに絞りたい人もいるだろう。
そこでリクルートダイレクトスカウトとビズリーチのどちらを利用すべきか悩んだ時の判断基準を、2つ解説する。
- 費用をかけずに転職活動をしたいならリクルートダイレクトスカウト
- 確実なキャリアアップを目指すならビズリーチ
費用をかけずに転職活動をしたいならリクルートダイレクトスカウト
リクルートダイレクトスカウトは、すべてのサービスを無料で利用できる点がメリットだ。
- 非公開求人の閲覧
- ヘッドハンターの検索、連絡
- ヘッドハンターとのカウンセリング
費用をかけずに転職活動をするのであれば、リクルートダイレクトスカウトを利用しよう。
確実なキャリアアップを目指すならビズリーチ
ビズリーチは公式ページによれば、掲載求人の3分の1以上が年収1,000万円以上のため、ハイクラス転職サイトの中でもレベルが高い点が特徴だ。
企業と直接コンタクトがとれるため、ミスマッチも起きにくく、希望どおりの転職ができる可能性も高い。
ただしすべてのサービスを利用するには、有料会員になる必要がある。
お金を払って転職活動をすることで熱意のアピールにもなり、確実にキャリアアップを目指せるだろう。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを併用するときの2つの注意点
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを併用するときの注意点は、以下の2つだ。
- プロフィールを充実させておく
- 二重応募に気をつける
転職サイト併用時の注意点を事前に把握して、機会損失を防ごう。
プロフィールを充実させておく
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを併用するときは、プロフィールを充実させておこう。
そもそもプロフィールを充実させなければ、スカウトが来る可能性が低くなってしまう。
- 学歴
- 職務経歴
- 自分の強み
- 保有している資格
- 実績やスキルの数字(データ)
- 関わったプロジェクトの詳細
併用する際は、ヘッドハンターの目にとまるようにプロフィールを充実させておくのがポイントだ。
二重応募に気をつける
二重応募は企業からの印象が悪くなる可能性があるため、注意しておく必要がある。
企業はリクルートダイレクトスカウトとビズリーチの両方に求人を出す場合があり、二重応募が把握できるからだ。
印象が悪くならないように、どちらの転職サイトで企業に応募したかをきちんと管理するのがポイントである。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを利用した6人の口コミ・評判
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを実際に利用した人の口コミ・評判が気になる人もいるだろう。
それぞれの転職サイトを利用した人の実際の口コミ・評判を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。
リクルートダイレクトスカウトの口コミ・評判
良い条件の求人を提案してもらえる
僕はリクルートダイレクトスカウトです! んー、僕は比較的良いご提案頂けてるようには思いますね。。
※Xより抜粋
リクルートダイレクトスカウトを利用して、良いスカウトをもらえたという声がある。
求人の給与ベースが高い
リクルートダイレクトスカウトの求人の質の高さに驚いたという意見だ。
また申込みやすさも、人気の理由の1つである。
転職が成功すればキャリアアップできそう
掲載されている企業は誰でも知っているような一流企業が多く、もし採用されればそれなりの収入は得られると思います。
引用元:みん評より一部抜粋
一流企業を多く扱っているため、転職が成功すればキャリアアップが見込める。
リクルートダイレクトスカウトは「好条件の求人が多い」という口コミ・評判が散見された。
実際に年収600万円以上の求人を、8万件以上掲載している。(2023年12月現在)
そのため「良い条件の転職をしたい人」や「キャリアアップを目指す人」におすすめだ。
関連記事:リクルートダイレクトスカウトの評判はひどい?口コミから分かる利点
ビズリーチの口コミ・評判
キャリアアップを目指す人におすすめ
ビズリーチは、ハイクラス転職サイトの中でも求人の質が良い。
また案件数も豊富で、自分に合った企業が見つかるだろう。
スカウトの質がいい
ビズリーチから転職お祝いを貰った。 わざわざ電話くれて、直近の転職じゃなくても対象なんですよ、と教えてくれる事に驚いた。ありがとう。 ビズリーチ経由のスカウトはハズレが少なく、結構良い話が来る。 直近はdodaだったが役立たずの極みで、マージン取るのが許せなかったレベル。
※Xより抜粋
ビズリーチは、自分の条件に合うスカウトが多いという声が上がった。
スカウトされる求人の条件がいい
ビズリーチからのオファー見る限り転職した方が年収上がるはガチ。 というかもう少し英語力鍛えて海外就職にチャレンジしても良いんじゃないかと思うこの頃。
※Xより抜粋
ビズリーチは求人内容や提示年収が良く、ハイクラス転職サイトの強みを実感する人も多い。
ビズリーチには「プラチナスカウト」という、書類選考なしで面接を確約する特別なスカウト機能がある。
プラチナスカウトは、採用側の熱意も違うため「本気のスカウトを受けたい人」におすすめだ。
まとめ|リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)とビズリーチを併用して転職を成功させよう
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチは、併用したほうが効率的なのでおすすめだ。
細かな違いを再確認したい方は「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)とビズリーチ5つの違い」をチェックしてほしい。
また時間に余裕があるなら「リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)とビズリーチ以外のおすすめハイクラス転職サイト2選」から3つ目の転職エージェントを選ぶのも成功率を高められる。
ただ、どのエージェントを利用するにしても良い求人から埋まってしまうので、早めの行動が重要だ。
求人を逃さないよう「リクルートダイレクトスカウト」と「ビズリーチ」どちらも利用して転職を成功させよう。
なお、ハイクラスに特化した転職エージェントを他にも知りたい方は、以下の記事が役立つはずだ。
リクルートダイレクトスカウト(旧キャリアカーバー)とビズリーチに関するQ&A
Q. リクルートダイレクトスカウトとビズリーチを利用したら会社にばれる?
A.「企業ブロック機能」を使えば、転職サイトの利用が会社にばれる心配はない。
リクルートダイレクトスカウトとビズリーチには、特定の会社やヘッドハンターに職務経歴書やレジュメを公開しないようにする「企業ブロック機能」がある。
会社に転職サイトの利用がばれたくない人は、勤め先を「企業ブロック」に設定しておこう。
詳しくは以下の記事が参考になる。
関連記事:ビズリーチばれるリスクは何%?会社バレしない対策や方法
Q. リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの仕組みに違いはある?
A. それぞれの転職エージェントの仕組みに大きな違いはない。
どちらも登録したプロフィールや職務経歴書を通して、企業やヘッドハンターからスカウトが届く。
しかしビズリーチは通常スカウトの閲覧・返信は有料会員のみ可能だ。
無料で使いたいなら「リクルートダイレクトスカウト」を利用しよう。