マレーシアに転職できる求人にはどんなものがあるの?
マレーシアへの転職にはどんな手続きが必要なの?
マレーシアへの転職を検討しているものの、出回っている情報が少なく不安なあなたは上記のような疑問を抱えていないだろうか。
マレーシアは日系企業も多く、日本人にも人気で働きやすい国だ。
筆者も2022年にマレーシアに旅行したが、マレー人には日本好きも多く、コスプレ大会がショッピングモールで行われていた。
ただマレーシアでの転職は日本とは異なる部分も多いので、この記事ではマレーシアの求人探しから必要な手続きまで解説する。
結論、まだマレーシアでの転職が具体的に決まっていない人は「ビズリーチ」で求人のみをチェックしてみよう。
ビズリーチは日本でのイメージが根付いているかもしれないが、実は海外求人にも非常に強みがあり、マレーシア求人だけで267件ある。
スカウト型転職サイトなため、あなたの希望条件を設定しておけば、ヘッドハンターがその条件に応じてスカウトしてくれるのだ。
自分から進んで求人応募しなくても、待つだけで良い条件の求人が来るため、効率的な転職活動が行える。
もし、本格的にマレーシアで転職をしようと考えている人は「JACリクルートメント」など現地に精通した担当者のいるエージェントを使うのがおすすめだ。
マレーシアへの転職を考えている人は、ぜひ参考にしてほしい。
おすすめエージェント
- ビズリーチ
ビズリーチはマレーシアの求人を幅広く探したい人におすすめ。
マレーシア求人だけで267件あるため、希望に合う条件の求人を
見つけやすいだろう。
担当者からの煩わしい電話が来ない点が大きな特徴の一つ。 - JACリクルートメント
マレーシアでも年収を下げずに転職したい人向け。
ミドル・ハイクラス専門なので年収500〜2,000万円の求人が見つかる。
効率的な転職活動を進めたいなら、待っているだけでスカウトが来る
「ビズリーチ」を併用するのがおすすめ。
マレーシアへの転職で募集されている求人の職種
マレーシアへ転職できる求人では主に以下のような職種が募集されている。
- カスタマーサポート(外資系企業)
- コーディネーター(事務)
- 営業(世界中に拠点がある印刷会社等)
- プロジェクトマネージャー(大手日系企業)
- 施工管理(洋上構築物建造等)
- 機関メンテナンス(海洋作業船)
- インサイドセールス など
職種が幅広く、さまざまな選択肢から転職先を探せる。ただしどの職種でも日常会話レベルの英語力は求められるため、注意が必要だ。
マレーシアへの転職にはエージェントの利用がおすすめな3つの理由
マレーシアへの転職を目指すなら、転職エージェントの利用がおすすめだ。
転職エージェントには馴染みがない人も多いかと思うが、以下のような利点がある。
- マレーシア現地に詳しいキャリアコンサルタントのサポートがある
- あなたのキャリアを棚卸し、適した求人を紹介してくれる
- 応募書類の添削や模擬面接での練習をお願いできる
マレーシアへの転職には現地特有の事情もあり、日本国内で行うものとは異なる点も多い。自分1人で転職活動を進めようとすると、日本との違いに戸惑うこともあるだろう。
しかし転職エージェントを利用すれば、マレーシアの現地事情にも詳しいキャリアコンサルタントがサポートしてくれる。
疑問点をすぐに解決できるため、自分1人で進めるよりもスムーズに転職活動を進められるだろう。
マレーシアへの転職におすすめの転職エージェント4選
- マレーシアに特化した転職エージェントなら「桜リクルート」
- マレーシアでの生活に関するサポートも受けたいなら「AsiaRecruit」
- マレーシアでの製造業・小売業に転職したいなら「REERACOEN」
- 年収500万円以上のミドル・ハイクラス求人を探すなら「JACリクルートメント」
マレーシアへの転職を目指すなら、上記4つの転職エージェントがおすすめだ。
順番に解説していくため、マレーシアへの転職を検討している人は参考にしてほしい。
また、マレーシア以外にも海外全般の転職を検討しているなら、海外に強みのある転職エージェントを紹介した記事もあるため、下記も参考にしておこう。
3-1.マレーシアに特化した転職エージェントなら「桜リクルート」
桜リクルートは、マレーシアに拠点がある日系の転職エージェントだ。大手日系のエンジニアリングやITテクニカルデスクなど、取り扱っている求人も日系企業が多い。
桜リクルートのコンサルタントは、提供してくれる情報量が豊富だ。検討中の仕事や企業、マレーシアでの暮らしについてなど、さまざまな情報を提供してくれる。
マレーシア人スタッフとの付き合い方についても教えてもらえる、温かいサポートが魅力の転職エージェントだ。
幅広くマレーシアの求人を見たい人は「ビズリーチ」も併用することをおすすめする。
ビズリーチは日本だけでなく、海外転職にも強みがあり、マレーシアだけで267件もの求人があるため、希望条件に合う企業を探しやすいだろう。
また、スカウト型転職サイトであるため、自分から時間をかけて探しに行かなくても、向こうから送ってくれるため、効率的な転職活動が行えるのだ。
3-2. マレーシアでの生活に関するサポートも受けたいなら「AsiaRecruit」
AsisRecruitは2003年にマレーシアで設立された、運営歴20年以上の転職エージェントだ。
豊富な実績をもとにしたコンサルティングを実施しているため、あなたのマレーシア転職の強い味方となるだろう。
またAsisRecruitには、日本人のコンサルタントが在籍している。マレーシアの転職事情にも詳しく、同じ日本人の立場でアドバイスしてくれるのは大きな利点と言える。
さらにAsisRecruitでは、マレーシアでの新生活に向けて日系の不動産や美容院なども紹介してくれる。マレーシアでの転職先が決まった後の生活も安心だ。
もっと幅広くマレーシアの求人を見たい人は「ビズリーチ」も併用することをおすすめする。
ビズリーチは日本だけでなく、海外転職にも強みがあり、マレーシアだけで267件もの求人があるため、希望条件に合う企業を探しやすいだろう。
また、スカウト型転職サイトであるため、自分から時間をかけて探しにいかなくても、向こうから送ってくれるため、効率的な転職活動が行えるのだ。
3-3. マレーシアでの製造業・小売業に転職したいなら「REERACOEN」
REERACOENは、アジア地域での転職に強いエージェントだ。取り扱い地域にはマレーシアも含まれており、マレーシアへの転職を目指す際にも有効である。
REERACOENで多く取り扱っているのは、製造業や小売業の求人だ。募集職種は営業や経理など多岐に渡るため、製造業・小売業での転職を目指す人におすすめだ。
またREERACOENはマレーシアに日本人スタッフが在籍しており、現地の治安情報も提供してくれる。
転職先でトラブルがあった際も対応してくれるため、もしもの時にも安心だ。
より幅広くマレーシアの求人を見たい人は「ビズリーチ」も併用することをおすすめする。
ビズリーチは日本だけでなく、海外転職にも強みがあり、マレーシアだけで267件もの求人があるため、希望条件に合う企業を探しやすいだろう。
また、スカウト型転職サイトであるため、自分から時間をかけて探しに行かなくても、向こうから送ってくれるため、効率的な転職活動が行えるのだ。
3-4. 年収500万円以上のミドル・ハイクラス求人を探すなら「JACリクルートメント」
JACリクルートメントは、1994年に設立され30年近い運営実績がある老舗の転職エージェント。日本だけでなく、マレーシアを含む海外の求人も取り扱っている。
ハイクラス転職を目指す人に向けた転職エージェントで、マレーシアでも年収500〜2,000万円の求人がある。
またJACリクルートメントは、企業と求職者双方を支援する「両面型」のビジネスモデルだ。双方のニーズを理解しているため、より満足度の高いサービスを提供可能となっている。
実績を活かした手厚いサポートは、マレーシア転職を目指す上で大きな支えとなるだろう。
マレーシアでのハイクラス求人を見たい人は「ビズリーチ」も併用することをおすすめする。
ビズリーチはハイクラス向けの転職サービスであるかつ、海外転職にも強みがあるため、難易度の高い海外ハイクラス転職でも転職成功率を高められる。
また、スカウト型転職サイトであるため、自分から時間をかけて探しに行かなくても、向こうから送ってくれるため、効率的な転職活動が行えるのだ。
マレーシアに転職し生活する3つのメリット
実はマレーシアでの生活は、日本よりも便利なところもあり決して不便ではない。マレーシアでの生活には、以下のようなメリットがある。
- インフラが整備されている
- 常夏で日本の夏より過ごしやすい
- 日本よりも生活費が安く済む
順番に見ていこう。
4-1. インフラが整備されている
マレーシアは、先進国レベルにインフラが整備されている。インターネットは日本と同じように使えるし、日本のテレビも視聴できる。
電車やタクシーといった交通機関も安全に利用でき、移動に困らない。駅の数も年々増加してきており、電車通勤する人も多くなっている。
また医療に関しても、日本人の看護師が在籍していたり日本語通訳を受けられたりする。日本と比べて、窮屈な思いはしなくて良い。
4-2. 常夏で日本の夏より過ごしやすい
マレーシアは常夏の国で、乾燥肌の人や寒いのが苦手な人には快適だ。
最高気温35度程度で決して涼しくはないが、近年の日本の夏よりは過ごしやすい気候である。
冬服が不要なため衣服代金を抑えられること、花粉が飛ばないことも大きな利点と言える。
4-3. 日本よりも生活費が安く済む
マレーシアは物価が安く、住居費や水道代などの生活費が日本より抑えられる。生活水準にもよるが、日本より少ない生活費で暮らしていけるのだ。
前述したように常夏であるため、衣服代も四季のある日本よりかからない。あえて日本よりも生活水準を上げ、少し贅沢な暮らしをするのも良いだろう。
さらに詳しくマレーシア移住の実情を知りたい方は「【マレーシア移住事情】移住歴10年の連続起業家に聞く!」をご覧ください。マレーシアと日本のデュアルライフを行う恵島良太郎氏が解説しています。
マレーシアに転職する場合に必要な手続き
マレーシアに転職する場合は、日本国内とマレーシア現地で必要な手続きがある。
どのような手続きが必要なのか、それぞれ解説していく。
5-1. 日本国内で行う手続き
出国前に日本国内で、以下の手続きが必要だ。
5-1-1. 就労ビザの申請
就労ビザの申請は、マレーシアに限らず海外で働く上で必須だ。もし取得せずに働くと、不法就労になってしまうので注意が必要だ。
就労ビザの申請では、トラブルが発生してしまいスムーズに取得できない恐れもある。そのため、転職先を決める前に取得条件を確認しておくのがおすすめだ。
5-1-2. 海外転出届の準備
海外転出届の手続きは、出国予定日の2週間前から当日までに最寄りの住民登録窓口で完結する。手続きの際は、パスポートが必要となるため忘れないようにしよう。
海外転出届は、おおむね1年以上滞在するときに必要だ。そのため1年未満の滞在を検討している場合は義務ではないが、提出しないと住民税がかかる恐れがある。
また海外転出届は、いずれ必要なシーンが出てくるだろう。前もって作っておくと、手続き方法が分かり2回目以降がスムーズになるだろう。
5-1-3. 税金・保険の手続き
変更手続きが必要な税金・保険は、以下の3種類である。
- 住民税
- 国民健康保険
- 国民年金
海外転出届を出すと日本国内に居住していないことになり、健康保険、年金の加入義務が自動的になくなる。
しかし支払い義務は残るため、変更手続きをしないと不要なお金を支払う必要が発生する。
なお国民年金は、海外移住者も任意で加入できる。手続き方法は、最後に住所を置いていた地域の市区町村役場か社会保険事務所に問い合わせて確認しよう。
5-2. マレーシアで必要な手続き
旅券法第16条により、外国に住所又は居所を定めて3か月以上滞在する日本人は、在留届の提出が義務付けられている。
手続きは、マレーシア現地の日本大使館や総領事館で行える。
なお引っ越しや帰国時にも必要となるため、手続きを忘れないようにしよう。
マレーシア転職にはエージェント活用がおすすめ!疑問点をすぐに相談できる
マレーシアへの転職を目指すなら、転職エージェントの利用がおすすめだ。
コンサルタントのサポートを受ければ、よりスムーズな転職活動が可能となるからだ。
マレーシア転職は日本国内での転職と異なる点が多く、どうすれば良いか分からなくなることもあるだろう。
そのような場合も転職エージェントに登録していれば、コンサルタントに相談し疑問をすぐに解消できる。
また応募書類の添削や模擬面接での練習もお願いできるため、マレーシアへの転職を実現できる可能性が高まる。
マレーシアは生活水準も高く、日本と比べても過ごしやすい。ぜひ今回紹介したエージェントを活用し、マレーシアへの転職を実現してほしい。
マレーシアへの転職に関するよくある質問
Q. 未経験でも転職できる?
A. マレーシアには、未経験可の求人もある。ただ最低限日常会話レベルの英語力が求められるため、話せない場合は勉強が必要だ。
Q. マレーシアへの転職時に女性におすすめのエージェントは?
A. 女性には、桜リクルートがおすすめだ。公式サイトで女性の体験談を多く掲載しており、女性の転職に知見がある。
参照: クアラルンプールの外資系企業で働くIさん(女性・30代後半)
なお転職が決まるまでの経緯や現地での生活についても話しているため、気になる人は参考にしてみてほしい。
Q. マレーシア転職で高収入を目指す人におすすめのエージェントは?
A. 高収入を目指すなら、JACリクルートメントがおすすめだ。ハイクラス求人を多数取り扱っており、マレーシアでも年収500〜2,000万円を目指せる。
詳しくは「3-4. JACリクルートメント」を参照してほしい。