エンジニア転職に強い求人サイトは？それぞれの特徴を紹介！
一昔前の日本では一般だった「終身雇用」という働き方は、近年その意識が変わりつつあります。国が推進する働き方改革の影響もあり、ワークライフバランスの取れた働き方を選ぶ風潮となりつつあります。
それに伴い企業の風潮や働き方が自分に合っていないと感じた場合、転職を考えるという人も増加しており、Web上には転職サイトも多く存在します。特にエンジニアの仕事は、人手不足の問題もあり多くの企業が人材を探しているため、転職サイトを積極的に活用している人も多いようです。
今回は、エンジニア転職に強い求人サイトの特徴をご紹介します。
転職したいエンジニア必見！求人サイトの選び方や転職準備についてご案内
どの転職サイトを使うかが大事
Web上にはエンジニアの転職サイトが数多くあり、どれを利用すれば良いのか迷ってしまうかもしれません。しかし、どれでも同じだろうと考えてサイトを比較検討せずに決めてしまうのは、もったいない！
エンジニアの転職サイトでも、それぞれに特徴があります。自分の転職活動に合ったサイトを利用すれば、よりスムーズに希望にあった仕事を見つけやすくなるのです。
エンジニア転職にオススメの転職サイト
レバテックキャリア
レバテックキャリアは、ITのエンジニアやクリエイターに特化した転職エージェントです。
未経験者向けの求人はほぼ無く、ほとんどがエンジニアとしての経験がある人に向けたものですので、転職の専門サイトでもあります。
一般的な転職サイトではなく、アドバイザーがついてくれる転職エージェントなので、アドバイザーに相談しながら勧めることができます。
doda
dodaは全国に支店を持っており、取扱件数が多い転職エージェントです。対象となるキャリアや世代が幅広いため、エンジニアとしてのキャリアに関係なく利用することができます。
通常の案件を扱うアドバイザー以外に、ハイクラス案件を専門に扱うエグゼクティブアドバイザーが在籍しているので、有名企業への転職を考えている場合でも安心して任せることができます。
リクナビNEXT
リクナビNEXTは幅広い年齢層と業種を掲載した転職サイトです。ハイクラス企業だけでなく、中小企業の掲載も多いので手の届きやすい企業を気軽に探すこともできます。会員登録で経歴や希望を登録しておけば、それを見た企業からスカウトが来る機能も搭載されています。
数多い職種の中でも、リクナビNEXTで最も多い求人はエンジニアですので、エンジニア転職には適したサイトだといえます。
Green
以前では、大きな挑戦と言われていた転職活動を、もっとカジュアルにという考えのもと作られた転職サイトがGreenです。ほぼ全ての求人に写真が掲載されているので、企業内の雰囲気がよくわかるようになっています。スカウト機能があるので、企業側から声をかけられることもあります。
取り扱う案件の大半がエンジニアの求人です。未経験者の求人もいくつか見られますが、すでに経験のあるエンジニアの案件が多く見られます。
ビズリーチ
ビズリーチはハイクラス企業への転職を目指す人のための転職サイトです。有料で登録し、企業からのスカウトを待つというシステムなので、すぐに転職したい人よりも、長期的に転職活動を行う人向けです。登録後はヘッドハンターや人事担当者からヘッドハンティングを受けることができます。
高い年収の案件が多く、なかには役員クラスの案件もあります。高いスキルや経験のある人に合ったサイトだと言えます。
転職ドラフト
転職ドラフトはその名の通り、その人の年収やスキルをもとに企業が年収付きの指名を行うサイトです。
企業からの指名を待つスタイルのサイトになるため、長期的に転職活動を行う人に向いています。エンジニア専門の競争入札型転職サイトなので、自身の価値を年収という形で複数の企業が表してくれるので、希望の年収を探す手間が省けるうえに更なる年収アップも期待できます。
エンジニア転職するための準備
転職をしようと決めたら、まずいくつかの準備が必要です。転職で大きくキャリアアップできるように、万全の準備をして挑みましょう。
では、具体的にどのようなことをすれば良いのでしょうか。エンジニアとして転職するために準備すべきことをご紹介します。
自分のスキルをリストアップしておく
転職する際に重要になるのは、スキルや経験です。自分はどんなスキルがあり、どのようなことができるのかという詳細を企業側に伝えることが、ヘットハンティングやスカウトに繋がります。
転職サイトなどを利用する場合でも、自身のスキルは必須になる場合が多いので、転職活動を始める前にリストアップしておきましょう。
使えるプログラミング言語を増やしておく
エンジニアにもさまざまな分野があります。これまで自分がやってきた分野と、これから自分のやりたい分野が異なる場合、転職前に必要なプログラミング言語を増やしておきましょう。
業務システムに使われる開発言語はいくつもありますが、人工知能など機械分野であればPython、OSに依存しない開発が可能なJava、WebサービスならJava、PHP、Perl、Ruby、OSやハードウェアすら操作可能なC、C++などのプログラミング言語がオススメです。
資格を取得しておく
エンジニアの転職は資格よりも実際のスキルが重要視されます。しかし、転職活動においては、その人に何ができるのかが一目瞭然でわかる資格は重要になります。資格をキチンと取得しておきましょう。
基本情報技術者資格、応用情報技術者資格、ITパスポート、シスコ技術者認定資格、プロジェクトマネージャ試験などがオススメです。
自己分析は時間をかけて！
転職は自身のスキルと、企業が求めるスキルがマッチしないと成功しません。自身のスキルを求めている企業はどういう分野にあるのか、現在のレベルで企業にニーズがあるのかなど、自己分析を行いましょう。
これらの分析は、短時間で判明できるものではありません。じっくりと時間をかけて分析をすることで最適の企業を見つけることができるのです。
業界分析も怠らない
転職を希望する業界のリサーチも大切です。同じスキルを持つ人材を企業が求めていても、大企業なのか、中小企業なのかによって、求められる人材も異なりますし、実際に行う業務も違います。
仕事の役割が明確に区切られている大企業に対し、中小企業の場合はITに関する分野をマルチに行える人材が求められる傾向にあります。同じ業種の募集があっても、働き方がまるで異なる場合もあります。自分の希望に近いワークスタイルの企業を探すためにも業界分析を怠らずに行いましょう。
エージェントを使ってキャリアアップ！
自分が希望するワークスタイルを実現するために転職活動を始めても、転職先が本当に希望通りに働ける企業なのかという不安はどうしてもつきまといますし、仕事をしながらの転職活動はなかなか時間が取れずうまくいかない場合もあります。
そんな時はエージェントに相談しましょう。自分の持つスキルや希望に照らし合わせて、企業と交渉を行ってくれます。エージェントを使ってキャリアアップを目指しましょう。
エンジニアとして転職する場合、Web上には多くの転職サイトや転職エージェントが存在しています。自分の代わりに企業と交渉をしてくれたり、持っているスキルを適正に判断してくれたりする場合もありますので、大いに活用してみましょう。
都市部を中心に展開しているサイトや、全国に広く展開しているサイト、または経験者専門のサイトや幅広いスキルの人材を取り扱うサイトなど、特徴もさまざま異なります。自分に合ったサイトを利用することで、よりスムーズな転職活動を行うことができます。そのためには、まず自己分析を行い、足りないスキルや資格を取得しておくなどの準備も必要です。万全の状態で、転職活動を成功に導きたいですね。