オフィスに出社せずに仕事ができる、在宅ワーク。自由な働き方で、プライベートを充実させることができるため、最近注目を集めているワークスタイルです。
在宅ワークに興味を持ち、始めてみようという気持ちになった時、まず何をすれば良いのでしょうか?仕事の内容も決まっていないけれど、とりあえず在宅ワークを始めたい!と思った時に、考えるべき項目をご紹介します。万全の準備をし、自信を持ってスタートを切りましょう。
最初に確認する内容はこれ!在宅ワークの始め方をご紹介
在宅ワーク、どうやったら始められるの…?
在宅ワークを始めようと思ったら、まず仕事ができる環境を整えましょう。職種によって必要になるものは異なりますが、どの職種でも必要になりやすいのは「パソコン」と「インターネット環境」です。内職など手作業の仕事であれば必要ないのですが、ほとんどの仕事で必要となります。
まずは自分について見直そう
在宅ワークができる最低限の準備が整ったら、自分について見直してみましょう。自分自身のことを振り返り、どのような働き方を望んでいるのか具体的に見えてきます。
職種や報酬、働く時間など、細かい希望をあらかじめ決めておくことは、仕事を探す際の大切な基準となります。
自分のスキルは?
在宅ワークをする際に大きな武器になるものは「スキル」です。豊富な経験や高度なスキルがあれば、仕事を見つけやすく、高収入を得られます。
自分自身にどんなスキルがあり、どんな仕事をしていきたいのかを明確にしておきましょう。今の時点で何もスキルがないのであれば、今後どんなスキルを身につけていきたいのかも考えながら選びましょう。
稼ぎたい金額は?
会社員として勤めている場合は、決められた就業時間内に仕事をし、毎月決められた額の給料を得るというシステムです。在宅ワークにはさまざまな契約形態があるため、一概には言えませんが、在宅ワーカーの多くを占めるフリーランスとして働いた場合、成果物を納品し報酬を得るというスタイルになります。
まず、稼ぎたい金額を定め、それに見合った仕事を探すということが大切です。経験や高いスキルがある場合は仕事の単価も高く設定されていますが、特別なスキルがない場合、最初はなかなか思うように稼げない場合もあります。
どれくらいのペースで働ける?
本業として働く場合と、副業として空いた時間に働くのとでは、仕事のペースが異なります。在宅ワークで働ける時間を把握しておきましょう。
在宅ワークの場合、納品の締切が定められています。思ったように在宅ワークができない時や、急用で納品ができないという事もたまにありますから、そのような場合には事前にクライアントに連絡をすればOKという時もあります。しかし、基本的に納期は厳守しなくてはならないものです。クライアントからの信頼を得るためにも、把握しておく必要があるのです。
契約形態の希望は?
フリーランスのイメージが強い在宅ワークですが、それ以外にも正社員や派遣社員としてなど、さまざまな働き方があるのです。
正社員や派遣社員の働き方は、業務時間が定められている事が多く、フリーランスほどの自由な労働環境ではありませんが、フリーランスのように突然仕事を打ち切られるという心配が少ないので安定して長く働けるというメリットがあります。
一方、フリーランスは、働いた時間で報酬を得るのではなく成果物を納品し報酬を得るパターンがほとんどですので、複数クライアントを掛け持ちしたりと手間はかかりますが、仕事量を自分で調節しやすく、プライベートとの両立が可能になります。
在宅ワークできる環境がある?
在宅ワークを行うには、まずパソコンとインターネット環境が必要となります。これらと仕事に集中できる環境が整っているのかをまず確認しておきましょう。
職種によっては、高スペックのパソコンを要する場合もありますし、必要に応じてソフトも自分で用意しなければなりません。また、Zoomなどでオンライン会議が必要な場合には、できるだけ周りの声を拾わない、また自分の声が迷惑にならない環境も必要になります。
スキマ時間を使って月1~2万円稼ぎたいなら
フリーランスのように本職としてやりたいわけではないけど、育児や介護のスキマ時間を使って月に1〜2万円稼ぎたいという人も増加しています。時間に縛られず特別な道具やスキルを必要とせずに始められる在宅ワークもたくさんあるので、そういったお手軽な面も人気の理由のようです。
在宅ワークで少しだけ稼ぎたいという方へのオススメをご紹介します。
ポイントサイトに登録する
ポイントサイトは、Webサイト上で無料の会員登録や資料請求、アンケート、ミニゲーム、Web CMの視聴などをすることでポイントを貯める在宅ワークです。貯めたポイントは換金したり、商品券として使ったりもできます。
特別なスキルやパソコンなどを準備する必要がなく、スマートフォンなどで手軽に始められる点が人気です。
スキルマーケットに出品する
スキルマーケットとは、自分のスキルを販売しているWebサイトです。写真撮影や
トレーニング、占い、Webデザイン、料理レッスンなど多種多様なジャンルのスキルを出品し報酬を得るシステムです。
価格設定や条件も自分で決めることができるため、気ままにお仕事をしたいという方にはピッタリです。
フリマアプリでコツコツ稼ぐ
不要となったものなどをスマートフォンのアプリで販売できる、フリマアプリ。アプリ利用者は多く、高確率で売買が成立するも場合もあります。
出品するものは中古品がほとんどになるため、価格は低めに設定しているものが多いようですが、不用品をコツコツ出品しながら稼ぐパターンが多くみられます。
在宅で副業として月5万円稼ぎたいなら
お小遣い程度よりさらに多く、副業として月5万円稼ぎたいのであれば、空いた時間にというペースではなく、更に本格的に在宅ワークをしましょう。
特別なスキルがない場合、すぐに5万円を稼ぐのは難しいものですが、報酬単価が低い場合でも、在宅ワークができる時間を増やすことで、手に入れられる金額です。
クラウドソーシングサイトに登録する
まず、クラウドソーシングサイトに登録しましょう。クラウドソーシングサイトとは、企業が不特定多数の人達に対して仕事を依頼するサイトのことです。高いスキルが必要になる仕事から、手軽に簡単にできる仕事もあります。
案件数は多くあるので、自分の条件に合った仕事を探せそうです。
ネットビジネスに踏み出す
在宅ワークの場合、クライアントから仕事の案件を受注して報酬を得ることが一般的ですが、自分でネットショップのお店などを開き、商品の売買などで利益を得るネットビジネスをいう方法もオススメです。
最近では手軽にネットショップを開店できるアプリも登場しており、それらを通じてハンドメイド作品を販売する人も増加しています。その他にも、アフィリエイトや、ネットオークションなどもネットビジネスの部類に入ります。
スキルを活かして派遣会社に登録する
自分ひとりでビジネスを始めるとなれば不安もあります。そんな時は、派遣会社に登録してみましょう。在宅であっても、派遣会社と雇用契約を結ぶので社会保険などにも加入することができます。残業が発生した場合も残業代が支払われるので安心です。
派遣の在宅ワークにもさまざまな業種がありますが、サポート業務の求人が多くみられます。サポート業務の場合、業務日や業務時間など比較的自由に希望を出せますし、仕事の件数も豊富です。
在宅で本業として月10~30万円稼ぎたいなら
本業として在宅ワークをしようとすると、キチンと生活ができる金額を得る必要があります。スキルや経験なしに、初めから稼ぐのはなかなかハードルが高いもの。しかし高いスキルがあれば、本業としての在宅ワークも可能です。
月10〜30万円稼ぎたいと考える方へのオススメをご紹介します。
在宅ワーク特化型転職サイトに登録する
Webサイトをのぞいてみれば、在宅ワークに特化した転職サイトが多く存在します。さまざまな案件があり、報酬単価の高いものも数多く紹介されています。
プログラミングやライター、Webデザイン、コールセンターのテクニカルアドバイザーなどの高いスキルが要求されますが、数多くの案件を受注し報酬を得たいのであれば、これらのサイトに登録をしてみましょう。
フリーランスとして開業する
クライアントを持たずに、自分で開業し事業を行っていくという方法もあります。
商品をネットショップで販売したり、自分のスキルを活かしレッスンをしたりする人も多くいます。写真やイラストの販売を行いたい場合、Web上でダウンロードされれば自動的に報酬が入る仕組みになっているサイトもありますので、活用してみましょう。
まとめ
近年では、インターネット環境が整っており、パソコンも所持しているという家庭がほとんどです。在宅ワークはこれらが揃っていればすぐに始められるので、初期費用もあまり必要なくスタートを切ることができます。
落ち着いて仕事をしようとすると、在宅ワークは家族の理解も必要ですし、フリーランスは確定申告も必要で何かと手間がかかる場合もありますが、自分のペースで仕事ができる点はやはり魅力的です。しっかり準備をした上で、自分の天職を見つけたいですね。
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